トップページ | 2010年4月 »

エクスキューズ(3/27)

最初にこの記事を見たときに、ぼんやりとした違和感がありました。

<障害者雇用>法定雇用率を大幅に下回った7社を公表
<引用開始>
厚生労働省は26日、障害者雇用促進法に基づく勧告や一連の指導にもかかわらず、障害者の雇用率が法定雇用率(1.8%)を大幅に下回ったままの7社の社名を公表した。

 コンピューター販売の「日本ICS」(大阪市)▽技術者派遣の「インクスエンジニアリング」(東京都中央区)▽美容業の「ビューティトップヤマノ」(同)▽足裏マッサージサロン経営の「RAJA」(同)▽情報通信サービス業の「日本サード・パーティ」(港区)▽靴販売の「アカクラ」(世田谷区)▽情報処理サービスの「関越ソフトウェア」(川崎市)。

 日本ICSは07年6月にも公表されているが、昨年12月時点でも雇用率は0.59%。他の6社も今年1月時点で0~0.71%と大幅に下回っていた。【野倉恵】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100327k0000m040068000c.html
<引用終了>
名前を聞いたことがあるのはRAJAと日本サードパーティのかろうじて二社だけ。サード・パーティは仕事で何かの取引があったことを思い出した。
しかし、いずれも規模的にはそんなに大きな会社はないですね。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000004s4k-img/2r98520000004s62.pdf
気になってちょっと調べてみました。
まず障害者雇用促進法。従業員の1.8%にあたる人員を障害者から採用しなさいという決まりです。社員100人の会社で、二人程度を雇え。1000人なら18人は雇えということですね。
で、今回公表された七社は、その法定雇用率が著しく低いから明らかにされたという。
となると、さらに疑問が広がってきます。どうして七社止まりなのか?
雇用率ではなく、企業規模とか雇用人数でも判断すべきではないのか?

今回、トップで公表された日本ICSなる会社の従業員が300名ちょっと。六人程度は雇わないといけないのに一人しか雇用していない。何年か指導しているが改善されないので悪質だという。それはそうかもしれないが・・。
例えば従業員一万人の企業なら180人を雇う義務が出てくる。社会的にも影響力のあるそんな会社の情報はないのか?

探してみたらありました。mynewsというサイトで雇用率でなく、雇用人数別でワースト企業のランキングを作っているではありませんか。

その一覧表を見て、何故厚生労働省が発表しなかったのかもわかってきました。
一位=三井生命、二位=富国生命、三位=アクサ生命と並んでいます。
雇用しなければならないのがそれぞれ81名、72名、65名も不足している。法定雇用率こそ1%を越えていますが、未達成ならあまり意味はない。
このあたりの資料は情報開示請求を厚労省に行なうことによって可能なのですね。

ワースト30位までの会社を見ると、広告出稿の多い、社会的影響力のありそうな会社ばっかりです。それでも、マルハンだ新日本監査だアリコにタマホームにニチイ学館と、いわくつきな素晴らしい組織がランクインしてます。悪い意味での期待を裏切らないですね。

毎日新聞としては大手スポンサーでもあるこれらの会社のネガティブ情報は出せない、厚労省としても発表を差し控えることで大手企業に恩義を売ることができる。
最も蔑ろにされているのはやっぱり、障害者と周辺にいる一般人ということか。政治主導ではなかったのか?長妻さん。

こういう会社はたまに、アリバイ作りで新聞日曜版で「障がい者雇用」の記事を載せてますな。外面の良い企業イメージを紙面で買うわけだ。
障害の害の字は印象が悪いから、ひらくのか。害毒・害悪のニュアンスを連想させるからでしょう。害は、さまたげという意味があるのに正しい啓蒙を放棄している。
さらに進んで当用外の「障碍」と表記したりしますけど、こういうのをおためごかしという。
そうした低レベルな言い換えで免罪符を得たつもりかもしれないが、実際に採用していないのだからもっとも性質が悪いです。

しかし生保会社が上位に揃い踏みとはな。世の中に率先して実行すべき業界じゃないの。
1446966260_151

やんぬるかな(3/26)

1446191187_18_2
“色ボケ校長”小学校内で児童の母親とエッチ
<引用開始>
 東京都江戸川区立の小学校校長(59)が児童の母親と校長室で複数回、性的関係を持つなど不適切な交際をしていたことが分かり、都教育委員会は校長を解任した。解任は1日付で、近く懲戒処分する方針。校長は現在、区教委付となり、自宅で謹慎している。

 校長は08年度から学校行事で知り合った母親と親密な関係になった。母親はその後、校長の推薦で体の不自由な児童を介助する臨時職員として小学校に採用。校内で勤務中にキスをすることもあったという。児童は既に卒業し、母親の契約は解除されている。

 母親が今年2月に区教委に相談。区教委などの調査で校長が事実を認めた。都教委は卒業式直前にもかかわらず、3月1日付で校長を更迭。24日の卒業式では、後任の校長名の卒業証書が卒業生に渡された。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/03/26/09.html
<引用終了>
これは、調べました。同じ区内だから近場だったら困ったなってワクワクしながら。
東京都教育委員会の定期異動の記事とまちBBSなどから結果的に、平井南小学校だということが判明しました。ダメだ、拙宅から一番遠いです。
お母さんだったらせいぜい30代後半位かな。卒業後も関係を強要されて困り果てて区教委に話したのかな?なんとなく謀略の匂いも感じられます。手切れ金を要求して校長が断ったとかそんなんじゃないかしら?
据え膳食わぬは、などというが、いたるところに陥穽があいてますな。
PS:その後の日刊ゲンダイの報道では、この校長の実名まで出ました。
池田研次先生。59歳。定年まであと一年でしたのに。周囲の評判はよいものだったそう。
校長室で、性交渉を果たしていたということで、懲戒免職の可能性すら出てきてます。

起業を勧める人(3/25)

久々に名前を聞きましたな。以前はよく見かけたけど。

2ちゃんねる元管理人の西村博之氏が「若者に起業を勧める嘘つきな大人たち」というブログのエントリーで、安易に起業を煽る人々に対して疑問を呈したが、このエントリーが「はてなブックマーク」で500近いブックマークがつく盛況となっている。
<引用開始>
西村氏は「『不況で就職出来ないなら、起業すればいい。』みたいな文章を見かけることがありますが、こういうことを言う人は嘘つきか、バカか、無責任な人だと思うのですよ」とエントリーを切り出す。そして10年前、IT業界で若者が多数起業したが、その頃はITの知識だけがあり商売のことが分かっていない彼らでも仕事が降ってきたが、今やそんな状況ではないという。

そして、若者に起業を勧める人を3つのタイプに分類し、解説する。

「現状の社会を良く知らない、社会経験の足りない人」(学校の先生やライターなど、起業して成功した人の話を聞きかじって起業の成功率が高いと思い込んでいる人)

「会社員・公務員など、事業家ではない社会人」(起業して、お金を稼ぐよりも、会社員のほうが安全というのをわかって会社員を選んでるにもかかわらず、他人には起業を勧めるという無責任な人)

「起業を勧める事業家」(コネも資本もない若者に出来て、利益が見込める事業なら、事業家は既にその仕事を手がけているはず)

西村氏のこの意見に対しては、「若者なんだからチャレンジしろ、みたいなのは結局、精神論でしかないしな。そんならお前が起業して成功して俺を雇えよ馬鹿」と同調する意見が出るほか、「釣り。このエントリ読んで納得してしまうような人は起業家には向いてないということ」という深読みをする人も登場した。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20100317-00001784-r25&vos=nr25in0000001
<引用終了>
若くないけど、共感するところが大きいです。起業とはおそらく、誰でもできることではないでしょう。適不適がはっきり分かれるセンスではあるまいか。
『就職ができないのなら、いっそ起業しろ、何もしないのは許されない』
筆者も、多くの人から何度もそういうことを言われましたけど、親身になっての助言というのは少なかったです。
それどころか、多くが単に「面白がって」か「あいつが失敗するのを見たい」という甚だ無責任な考えから発せられたものでした。
不正確な情報を故意に流してそれで『失敗するのを待つ』という恐ろしい人も知っています。何が楽しいのだろう。

一面の仕事ぶりしか見ていないのに、想像をフルに働かせてこちらのイメージを作ってくださるんですね。そういうのを余計なお節介といいます。

では、起業したら助けてくれるのか?と問うと「できる範囲でいくらでもやる」とかいう。でも、そういう人に限っていざ頼もうとすると急に音信不通になってしまいます。
それくらいならほうっておいてくれればいいのにね。

追悼清水一行(3/24)

この人によって、企業小説・経済小説というものを初めて読みました。

「小説・兜町」など経済小説の草分け、小説家の清水一行さん死去
<引用開始>
「小説・兜町」などの企業小説で知られる清水一行(しみず・いっこう、本名・清水和幸=しみず・かずゆき=作家)さんが15日、老衰のため死去していたことが23日分かった。79歳だった。自宅は東京都中野区。通夜・葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻、美恵(みえ)さん。

 実際に起きた経済事件に関わった実在の人物をモデルに、企業の実態や事件の内幕を描く作風を確立した。高杉良氏、城山三郎氏らと並ぶ経済小説の第一人者として知られる。

 早稲田大学法学部中退。「東洋経済新報」や「週刊現代」の記者を経て、1966年、証券界の内幕を描いた「兜町(しま)」でデビュー。続く、株を扱った「買占め」「東証第二部」などがヒット、経済小説の草分けとして活躍した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100323-00000008-ykf-ent
<引用終了>
大学を中退して「東洋経済新報」「週刊現代」記者をやったという。
いわゆる「トップ屋」ですね。フリーのライターで遊軍として対象者を取材し、原稿を持ってきて週当たりの報酬を出版社から受け取るという生業です。トップとは、見出しトップということ。つまりスクープを挙げる連中です。
清水一行以外にも、梶山季之とか宮崎学なんかもトップ屋出身ですね。
行動力と胆力があり、人脈が広くてかつ筆力がある人間には天職でしょう。
そういう人間が少なくなってきました。というか、その仕組みはないのか。驚くばかりの高給を食み、結果的に会社を苦境に陥れたサラリーマン記者ばっかりか。

長い間、経済小説という分野は読者の多いわりに「文壇」からは見下されてきました。この構造はSFもまた同じです。

筆者自身も読みもせず『企業なんかに迎合しやがって』と純文学のみに没頭していました。
やがて、それが如何に間違った考えであったのかがわかりました。そのきっかけは二つあります。
ひとつは、城山三郎の人となりを知ったこと。
もうひとつは、人から勧められて清水一行の小説を読んだことです。
それは代表作の「小説兜町」や「動脈列島」ではなく「偶像本部」という作品でした。

「偶像本部」のあらすじ:
巨大メーカー・ホウトク自動車の労連会長・大宮英樹は、社長の人事を左右するほどの絶大な権力と、大邸宅や大型ヨットまで持つ労働貴族であった。若き労連書記・山脇徹夫はある日、大宮からシンガポール新婚旅行をプレゼントされたが、ハネムーン中に東京で殺人事件が…ここには恐るべき陰謀が隠されていた。
巨大労組の実態に鋭く迫った企業推理小説の傑作

清水作品は実在の人物や事件、企業をモデルにしているものが多いのですが、このホウトク自動車労組と会長の大宮英樹にもモデルがあります。
つまり、日産自動車労組のトップで自動車労連会長であった塩路一郎を指しているのです。いわゆる『労働貴族』というやつです。

物語は、この労組に専従で勤務する書記山脇徹夫が主人公の一人として描かれます。ミステリーですからある犯罪の謎解きとともに物語が進行していくのですが、ホウトク自動車労組には、ある恐るべき秘密があり、それは山脇に大きな衝撃を与えるのですが、それでも彼は次のようなことをいいます。
「それがどんな組織であったとしても、働く者にとって労働組合は絶対に必要です。今この瞬間でも私の考えは変わりません」。印象的なシーン。清水一行の思想がよくわかります。

代表作の「動脈列島」も、今読み返しても非常に面白いです。
高倉健の映画「新幹線大爆破」の原作と間違われることが多いですが、この二つは全くの別物。(二つとも傑作ですが)
「動脈列島」では騒音公害という社会的テーマをベースにしています。
(戦前の日本を舞台にした「毒煙都市」という作品も公害を扱っていて秀逸です)

清水作品はかって角川文庫でかなりの数があったのですが、今はない。
例えば菅生事件を扱った「怒りの回路」という佳作もあるのですが、現在は手に入りません。
菅生事件とは:
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/sugoujiken.htm

何より、表紙カバーがスターウォーズなどの生頼範義で、大変に格好いいので残念です。

もっともっと評価されていておかしくない作家でした。食わず嫌いの自戒をこめて 合掌

大人ですから(3/23)

メナードのテレビCMで、松田翔太がビューネ君と呼ばれるやつがあります。
リーダークラスと思しきOLさんが、上司らしき男性に叱責され「申し訳ありませんでした」と頭を下げて謝ってるやつね。
で、すぐ後から「もう一度やらせてください」と頼みこむわけです。

出来る人は綺麗だね、とかビューネ君がわかったようなことを言って、『大人ですから』とその女性が応えます。

この心の余裕と態度を、この監督さんにも持っていただきたかった。

「21世紀枠に負けて末代の恥」と発言
<引用開始>
第82回選抜高校野球大会で22日、21世紀枠で出場した向陽(和歌山)に1-2で敗れた開星(島根)の野々村直通(なおみち)監督(58)が、試合後のインタビューで「21世紀枠に負けて末代の恥です」などと発言した。日本高校野球連盟は「事実確認をしたい」としており、発言の趣旨などを確かめる。

 野々村監督は「恥ずかしくて立ち上がれません」とも述べた。

 21世紀枠は、昨秋の都道府県大会ベスト8以上の学校などを対象に地域への貢献活動など野球以外の活動も加味して選考している。

 取材に対し、開星の大多和聡宏(あきひろ)校長は「監督と連絡がつかない」としながら「仮に相手に失礼な発言をしたのなら、礼儀に反すること。まずは事実関係を把握し、(監督に)指導すべき点は指導したい」と述べた。

 野々村監督は毎日新聞の取材に「相手を侮辱する気はなかったが、侮辱ととられたら謝りたい。負けた直後で冷静さを欠いていた」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100322-00000024-maip-soci
<引用終了>
で、この発言が少し波紋があって高野連が調査に乗り出して翌日に本人を呼び出し、本人は泣いて謝罪したという一席ですね。

末代までの恥、とはなんとも仰々しい物言いです。
恥とか誇りとかは基本的に本人たちに内在する感覚でありますが、仮にそう思ったとしても口に出すのを抑えるのが大人というもの。
最近は、思ったり感じたことをストレートに表出することが好まれる傾向にあります。
それはまた、そうしないと自分にとって損だという利害計算が働いている場合も少なくなく、傍でそれを見せられるとゲンナリします。
この機会で、言い負かされたら負けとでもいうのか。じりじりとした余裕のなさを思わせます。かつ無神経。つまりは、儚くて脆い心性なのだよな。

私立学校で野球部の監督だから、何勝しろ、とか大会に出ろ、とか一定のオブリゲーションが課せられてる事情も理解はします。
しかし、21世紀枠といっても弱い学校が選抜されるわけではなく、かつ相手は野球の盛んな和歌山県から選ばれた代表だから、決して楽な相手ではないはずです。
繰り返しますが、ここは大人として自重していただきたかった。
大会主催者の高野連にしたって、決してえらそうなことを言える立場ではないけどね。

正論はここまでとして、筆者が注目したのはこの方のファッションです。
ええっと。反省と謝罪を述べるには些か場違いなお召し物ではないか。
殴りこみに行くのか、あるいは謝罪で指関係のセレモニーでも執り行うおつもりかしら?
筆者が当事者だったら、この方の5メートル以内には入らないですね。

覇道を歩む(3/22)

菅原初代、三連覇達成ですか。
優勝は予想していましたが、今回は二位以下の実力が拮抗していてそこそこ楽しめました。
昨晩、七時からテレ東で放映された「元祖大食い選手権」の話です。
見たことない方に説明すると、ある特定の食材を制限時間内に延々と食べ続け、量が多かった人が優勝するという番組です。
小さな予算で大きな企画が得意なテレ東ならではの優良コンテンツ。
同時に「無芸大食」という言葉が如何に説得力失っているかが実感される機会でもあります。何故なら彼女らの嚥下する量がこちらの想像をはるかに越えているからです。

途中、八時から「龍馬伝」を見るためにチャンネルを替えました。
中抜きでも何の違和感もなく続けて見ることができるのが、この手の番組のよいところ。

独特の雰囲気の魔女菅原はともかく、他の出場者はわりとビジュアル的に見映えするメンバーが揃ってきています。
なかでも「アンジェラ」こと佐藤綾里、「ゆうかちゃん」こと木下ゆうか、タレント活動もしている「エステ」三宅智子なんてあたりは大食いであることがぱっと見で信じられない。
でも、それぞれ皆エキセントリックではある。

司会の中村有志がまたいい。司会っぷりが軽妙で、安い。
その仕事ぶりに、何らの重厚さも奥深さも感じさせません。
「小さな予算で大きな企画」のコンセプトを持つ局の期待を裏切らない。
まさにテレビ東京ティストの体現。そういえば、かって司会だった松本明子も自らのロールをよく理解してました。
逆に生キャラメルがあたって、卑しい品性と獰猛な新自由主義者であることを露にしたかっての司会である田中義剛はいつのまにか消えていったな。

ナレーションは、現在はささきいさお。これも悪くないが、かってテレビチャンピオン枠で放映していたときはなんと田中信夫ですよ。
シドニー・ポワチエ「ティップス刑事」が「魔女が動き出した!」なんて重々しくいうわけです。
キャスティングの勝利。スタッフは、いい仕事をしています。

「優勝できなかったら引退する」なんていってたアンジェラ佐藤は、何となく続行する気まんまんに見えたのは気のせいか?仕事もしてないし。
アンジェラとロシアンの対談も発見してしまいました。
『大食いはビジネスにはならない』とか結構シリアスな話をしている。
http://news.livedoor.com/article/detail/4624757/

菅原初代はこのまま覇道を歩み続けるのであろうか。ラーメン屋で働いてるっていってたけど、賄いが大変なことになるのだろうな。

経営の神様(3/21)

しばしば感動的な番組を作る「クローズアップ現代」。先週も素晴らしい内容を放映しました。
3月17日(水)放送「よみがえる“経営の神様”ドラッカー」
<引用開始>
今、女子高生のイラストを表紙にした奇妙なビジネス書が人気を集めている。「経営学の神様」と言われるピーター・ドラッカーの代表作「マネジメント」を平易に解説したこの本は24万部の大ヒットを記録、他にもドラッカー関連本は破格の売れ行きを見せ、雑誌もこぞって特集を組むなど、にわかにドラッカー再評価熱が高まっている。「人はコストではなく資産である」、「組織は人を幸せにするべきだ」と説くドラッカー。その思想が、金融危機後の混迷が続く中、ユニクロの柳井社長から若きベンチャー経営者まで、多くの経営者の注目を集め始めているのだ。番組では、ドラッカーによって苦境の中で活路を見いだした経営者たちを取材、去年、生誕百年を迎えた「20世紀の知の巨人」ドラッカーの人を惹きつけて止まぬその魅力に迫る。
(NO.2864)
http://www.nhk.or.jp/gendai/
<引用終了>
ドラッカーとは個人的にも因縁があります。
今から15年前に、日本に招聘してマネジメントのイベントを開催しようとダイヤモンド社と企画し、関係各方面を飛び回っていたことがありました。そのときに驚いたのが、彼の人気の高さでした。それは信仰にも近いものです。

ゲストスピーカーがドラッカーと聞くと、誰もが出席したいと言います。経営者から一スタッフまで、それこそ一人の例外もなく同じ反応を示しました。
これは、前人気からしてイベントは成功するだろうなと楽しみにしていましたが、彼が来日前に体調を崩してしまい、その年後半の予定をキャンセルしてしまったことで没になりました。
今から思えば80歳をはるかに越えていた人間に、長時間のフライトの末に異国で一席ぶってもらうというのも、確かに酷ではあります。
来られないことを詫びる丁重な手紙も後からいただきました。

経営とか組織のことに少しでも触れていた人なら自明ですが、ドラッカーのいうことは本来の原理原則をやさしく一言で言い切っています。
その言葉は正しい、でも実践していくことに大変な困難が付きまといます。
例えば目標管理という言葉。会社勤めの人なら、嫌というほど聞かされたものでしょう。
しかし、その言葉にネガティブな印象を持つ人も少なくない。短絡的に「ノルマの管理」と想起してしまいがちです。

でも、実際はドラッカーも、そもそも「目標による管理」という言葉を産み出したシュレイにしても、そのことを意図していたわけではない。
本人が自発的に仕事を通じて達成していくことを期待し、上司が共に歩むというのが本来の意味合いです。
いつの間にか換骨奪胎されて、「絶対に果たすべき成果」として解釈されている。
そして、その延長線でマネジメントを「管理」=コントロールと浅薄な理解で済ましてしまうことが多いのですね。

これは「論語読みの論語知らず」と同じ構造であるな。
もしかしたら社会の成熟度と正しい理解が関係あるのかもしれない。

火がついたので、久しぶりに「マネジメント」でも読んでみましょう。Dorakker 41ay8wef74l__ss500_

三月九日(3/20)

1441363041_114 三月九日放送の「クローズアップ現代」がとても感動的だったと聞きました。
生憎見ておらず録画もしていなかったので、ネット中をあちこち探してみました。
NHKのオンデマンドでもいいんでしょうが、315円分の無料チケットは先月末であえなくエクスパイヤ。どこかで、無料でこっそり見れるところはないかと探しました。
ようやくpandoraでこの内容を見ることができました。
見ていて、図らずも落涙してしまった。年を取ったな。
<引用開始>
《卒業ソングに託す思い》
3月、門出の季節。高校を卒業する若者たちに愛される歌がある。3人組のロックバンド「レミオロメン」の「3月9日」だ。「♪新たな世界の入り口に立ち 気づいたことは一人じゃないってこと 瞳を閉じれば あなたがまぶたにいることで どれほど強くなれたでしょう」人生の出発を迎える者同士の温もりのある目線が共感を呼び、オリコンの「卒業ソングランキング」で3年連続1位を獲得。卒業式で合唱する学校も多い。高卒者の就職内定率は過去最悪レベルに落ち込み、将来が見通せない今、若者たちはこの歌をどのような思いで聞き、そして唄うのか。厳しい時代に乗り出そうとする高校生の姿を見つめ、その旅立ちにエールを送りたい。
(NO.2859)
http://www.nhk.or.jp/gendai/
<引用終了>
採り上げられたのは浜松と石巻の二つの高校の生徒たち。浜松の高三女子は、地元のメーカーに就職希望したが叶わず、介護ビジネスについて働けないかと教師に相談します。数あるなかから介護ホームに連絡をつけ、早速見学に行ってみる彼女。ところが想像していたのとは違い、地味で大変な仕事であることがわかります。中途半端な気持ちでは来ないでください、と施設側から釘を刺されて結論をじっくり考えることにします。
石巻の高三男子も、地元で建設会社などを受けたものの不採用。ここで地元の水産会社が手を挙げて彼を採用します。従業員10人しかいない会社ですが、地域に貢献できればという。もう一人の高三男子は、高校の大先輩がやっている葬儀会社に何とか就職を果たします。彼らの出た高校はこの三月で閉校となり、後輩はもういません。

浜松の彼女は介護の仕事をやっていきたいと決意し、教師に相談。お年寄りの役に立ちたいと受験します。数日後、見事に採用され、満面の笑みで教師にお世話になりましたとお礼をいう彼女の姿がありました。
1441363041_232_2 
一方、石巻では葬儀会社に決まった彼も「一人じゃないって分かった。うれしいです」と心からの笑顔を見せながら、早速社長から手取り足取りの指導を受けていく様子を映像は伝えています。まさしく「おくりびと」の世界。そういえば、舞台も同じ東北です。

♪新たな世界の入り口に立ち
気づいたことは一人じゃないってこと

瞳を閉じればあなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたことでしょう
あなたにとって私もそうでありたい♪

1441363041_186_2

バックにはこのレミオロメンの「三月九日」が流れる。NHKらしい感動的な構成です。
こういうときにここに居てほしい、という人がどこの地域にも必ずいます。
浜松の就職指導の教師たち、石巻の水産会社や葬儀社の社長さん。
皆さん、普通の人々だが、同時に立派な人物です。日本もまだ捨てたもんじゃない。
『彼らは高校を卒業する一瞬しか、新卒者として認められない。なんとしても就職させたい』。浜松の教師の温かくて重い言葉が頭に残りました。

支え合って生きていることを強く実感した彼らの笑顔に、感動しました。

国技(3/1)

1426287673_233 1426287673_58 閉会式直前のアイスホッケー決勝戦を見ました。盛り上がり方が違います。勿論、技術もパワーも世界最高峰の戦いではあります。

町山智浩氏によれば「カナダにはカナダ料理ってない」「夕方は四時で仕事が終わって皆帰ってしまう。だから生産性が全く上がらない」「カーリングは居酒屋でやる。日本でいうビリヤードと考えればいい」「国技はホッケー。でもNHLでは皆アメリカに行ってしまう」「だからホッケーは絶対にアメリカに勝たないといけない」

カナダ人は今夜は熟睡できたであろうな。何だか羨ましいです。

不作為の罪(3/2)

日曜日にNHKスペシャル「権力の懐に飛び込んだ男100日の記録」を見ました。
<引用開始>
1年前、”年越し派遣村”の村長を務めた湯浅誠氏。NPOとして在野で活動を続けてきた彼が政府に招かれ、昨年秋から内閣府の参与となり、緊急雇用対策本部「貧困・困窮者支援チーム」事務局長として活動を始めた。待ったなしの貧困対策。カメラは、従来の枠組みを超え、官僚や政治家、地方自治体の間を自在に飛び回り、貧困者の対策に乗り出す湯浅に密着。「誰もが平等に尊厳を大切にされる社会」を理想に掲げ、現場一筋に解決策を見出してきた湯浅は、果たして行政に横たわる様々な障壁を乗り越え、効果的な施策を実現してゆけるのか。困難に直面しながら格闘し、時に挫折する湯浅の100日を通して、政治主導を掲げる新政権、そしてなかなか崩れない縦割りの官僚組織や、疲弊する地方自治体の現実を描いていく。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100228.html
<引用終了>
一番驚いたのは、想像を超えて孤軍奮闘であったこと、権限が殆ど与えられないこと。
最も腹が立ったのは、上から下までの役人の態度ですね。
今回の彼の活動の大きな目的は「ワンストップサービス」の実現。これまで、仕事探しや生活保護、住居の手当てはそれぞれの担当の役所に行かなければできなかったのを、一箇所で全てまかなおうとするものです。

具体的にはハローワークで、生活保護なども申請できるようにしようというものでした。
これに立ちはだかるのが縦割りの行政。いや、ひらたく言えば面倒なことはやりたくないという役人の意識的な不作為の積み重ねですね。
番組の最初のほうで、内閣府参与に任命された湯浅が各省庁から役人を集めて最初の会議を開くシーンが出てきます。そのなかで厚労省の参事官で酒光という男が「一番難しいのは実は最初なんです」と人の話を遮って口出ししてきていました。

意訳すれば「簡単にはいかないんだ。素人が口を出すな」といわんばかりのしたり顔。それが、いかに出来ないかということを滔々とエクスキューズする。そして、私はやりたいんだけど仕組みがそうはなっていない、その仕組みを変えることは私の手の届く範囲にはない。という味方面をうまく挟もうとしてくるんですね。もっとも卑劣な関わり方です。

役人をうまく扱うには何がしかのインセンティブが必要なのかと漠然と思っていたけど違いますね。人事と予算で締め上げないと動かない。少なくも誉めておだてるのでなく、不安を煽って恫喝しなければ真剣に動かない人種なのだと確信しました。

年末の派遣村については自治体で対応させることに決着しますが、会場選びに難航する。参宮橋のオリンピックセンターを使おうと折衝しますが、所轄の文部省が不作為で動かない。ボイラーを焚く人間が休みだから、施設を開けられないと呆れたエクスキューズをひねり出して居直る始末。

オリンピックセンターって独立行政法人になってるけど、これもともと生産性本部が持ってる施設でなかったっけ?前に研修大会で何度も使ったからそう記憶しています。昔はもっと汚くて四人部屋しかなかったけど、建て替えられてすごく立派になっているのにびっくりしました。それから、飯もすごく不味かったんだよね。国立競技場の弁当と同じくらい不味い。

ワンストップサービスは一日だけの試行をしてみることになりますが、ここでも現場は動かない。視察に訪れたハローワーク大宮では、書類の掲示もろくに出来ていない。そのことを問われたここの女性所長は「詳しいことは聞いてない」と開き直る始末です。内閣府参与が視察に来ているのにこの不作為の顛末を話すのに、応接にも通さずお茶の一杯も出さず、がやがやと慌しい廊下の立ち話で済ます態度を見ていると、ひっぱたきたくなる。緊張感の全く感じられない弛緩した顔をしていた。求職者なんてそこらのゴミみたいに考えているんじゃないか。
自分は、仕事をしないで済むエクスキューズを一日ずっと考えているのだろう。
つまり、仕事してないという点だけを見れば求職者と同じ。しかし不労所得で高い禄を食んでいる分、はるかに罪が重い。しかもそれは税金だ。

前にも書きましたが、ハローワークの職員の大半は契約職員か派遣で構成されてます。契約職員は一年契約で、年収が300万以下。
筆者が前に通ってた都内支所でも同じで、ざっと40人程度の職員がいるなかで常勤職員は所長以下5名しかいませんでした。
つまり、カウンターを挟んで、あんまり境遇の変わらない同士が面談しているんですよね。明日は私もそっち側に行くかもって。

何もしてこなかった、今もやろうとはしない役人。あらためて彼らには腹が立ちました。

対価(3/3)

価値ある情報提供には対価をもらう、だそうです。少し前の記事より。

日経新聞が電子版を発表 - 新聞部数への配慮で単体月額4000円
<引用開始>
日本経済新聞社は24日、ニュースメディア『日本経済新聞 電子版(Web刊)』の創刊を発表した。日経新聞紙面の記事をすべてWeb上で閲覧できるようになる。サービス開始は3月23日から。料金は、同紙購読者は追加1,000円/月、電子版のみは4,000円/月。

日本経済新聞 電子版は、同社が現在運営している「NIKKEI NET」を発展させたもの。日経新聞朝夕刊の全記事、同社編集局による最新ニュース、日経BP社などの専門情報を配信していく。読者は、有料会員、無料登録会員、一般会員(登録不要)に分かれ、会員種別によって購読できるコンテンツに制限が設けられる。有料会員に対しては、特ダネ記事の購読、記事検索(過去5年分/月25件まで閲覧)、朝夕刊最終版の紙面イメージの閲覧、携帯電話からのアクセスといったサービスに加え、パーソナライズ機能「My日経」による記事の自動収集やクリップ機能などが提供される。

会員の登録受付は3月1日、提供開始は3月23日から。電子版のみの購読料は月額4,000円(税込)、同紙購読者は月額1,000円(税込)の追加となっている(全日版:計4,568円、朝夕刊セット版:5,383円)。料金については、新聞部数に影響を与えない範囲で設定したという。同社はあくまでも「紙の新聞は今後ももっとも重要な柱」とし、電子版との共存を模索するとしている。

喜多恒雄 代表取締役社長は、新聞業界を取り巻く経済状況に危機感を募らせる。報道の質を維持するためにも経営基盤の強化が重要とし、将来的な成長が見込めない紙媒体に対して「デジタル分野の強化で収益を上げていくことが不可欠」(同氏)と指摘。Web刊はその中核を担うサービスになると説明した。会員種別により記事の閲覧が制限される点については、価値ある情報には「それにふさわしい対価をいただきたい」とした。また、今後の取り組みとして「オープン化」に言及した。他社が電子新聞事業に乗り出す場合、課金システムや購読者管理システムなどを提供する考えもあるとしている。
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/25/004/index.html
<引用終了>
苦肉の見切り発車ってところか。
でもね、こういう既存メディアと両にらみの戦略って今まで成功した試しがないのよ。
まず率直にいって、単体で月額購読料が4000円ってのは高すぎると思う。
新聞購読が月額で4380円もするのに、380円しか引かないなんてどういうセンスなんだろう。新聞少年の配達コストを減額しただけとかか。

しかも新聞併読の場合は月額1000円で済ますっていうんでしょう。如何に本紙を防衛せんがためといえ、人によって売る値段を変える一物二価の方式はやはりまずいんじゃないか?
人によっては1000円で買えるものを4000円で買わされていると判断するでしょうね。
メディア王ルパート・マードックが、傘下の新聞ネット記事を有料化するってあたりからおおかたの着想を得たところがあるんでしょう。

おっとり刀でとりあえず、やってみましたって切迫感がありありの今回の話、購読者予備軍は模様眺めでしばらく申込を保留するんじゃないかな。もう少し待っていればさらに購読料金が下がると誰でも思っている。20:40頃に「まだ様子を見てみよう」と水戸黄門が嘯くのと同じビヘイビアですな。

出版の会社にも勤めていたし、広報をやっていたので記者と付き合いもあったのでわかるけど、彼らの紙メディアに対する信仰って物凄く強いものがありますよね。そのくせ、世の中から遅れたくない、だから助平根性出して、ちょっと冒険してみましたってとこでしょう。そういう煮え切らなさが見ていてとっても歯がゆいんです。しかも同時に、俺たちは特別な、神聖な仕事をしているのだと陶酔するような姿勢も垣間見えたりね。

新聞本紙を守りたいなら、無理して進出しないでもいいでしょう。今のままで十分だ。日経ネットとかビジネスオンラインで大概のことはフォローされている。今回の決断は勇み足ではないか、と感じます。

例えば通教大手のユーキャンのことを考えてみればよい。彼らはずっと書籍形式の教材しか扱ってないし、eLearningなどのネット配信で受講者獲得なんて露ほども考えていません。勿論、能力的にやれないのではなく、それをすることで既存事業に大穴が開く、カニばることを忌避しているからです。これによって何百億円も売上を上げているのだから彼らの選択は決して間違ってはいません。
当たり前ですが、古い新しいの二項で事業を判定するべきではないのです。

語る資格(3/4)

些か旧聞に属しますが、先週土曜日に最終回を迎えたドラマ「君たちに明日はない」。すごく後味がよくて今もその余韻に浸り続けています。

坂口憲二、田中美佐子、堺正章もそれぞれ味わいがありましたが、脇役に曲者が多くて、ドラマにいろんな味付けを加えていたところがいい。
それから脚本が宅間孝行だったのだとエンドロールで初めて気づきました。

この脚本は原作とかなり異なった味付けにしています。垣根涼介の原作の登場人物の基調にはどこか楽観主義があり、ふざけたろくでなしとして描かれ、重いテーマを何とか笑い飛ばそうとする前向きさを持っています。「ワイルドソウル」「サウダージ」に通ずる色調ですね。

一方で、ドラマでは登場人物、特にリストラの対象となる人たちはもう少しシリアスに描かれている。リストラに直面した際に人生の来し方行く末を必ず思い悩む場面が出てきます。
ドラマではここに新たな希望を提供させます。リストラに遭った人たちに新たな仕事を紹介しようというサービスを主人公の会社が手がけるようになり、苦痛の後に再生の手助けをしようとします。
いわゆるアウトプレースメントというやつだな。

リストラ代行会社とは架空の存在。常識的に考えれば、会社の代わりに首切り(退職勧奨)する組織などありえません。実際にやろうとすれば、その会社は必ず大変な非難に曝され、大きな信用を棄損することになります。首切り代行会社に依頼するということは、その会社がもはや組織として成り立っていないことになるわけです。
一方で、社内で行き場を失った人たちの就職支援をするというアウトプレースメント事業は、厳然として存在します。けれども、それはひそかに活動しているのでなかなかわからない。

派遣と紹介の会社社長をやっている知り合いがいますが、実は表ざたにはしていないがアウトプレースメントも頼まれてやっているのだと暴露してくれたことがありました。飼い殺しの施設である座敷牢を社内に持っていたセガのようなひどい会社もありますが、殆どの企業にとってこの種のことはあんまり外聞がいいものではないので、絶対に名前が挙がらないようにして欲しいと頼まれているそう。しかし、これが実は儲かるのだそうです。

例えば、社内のモチベーションを向上させるサービスをやっている有名な会社があります。
外見的には、モチベーション向上事業の会社として見えますが、売上の大半は実はアウトプレースメントに頼っているのです。しかし一見すると意欲向上とリストラ推進では、大きなアンビバレントがあります。

となると、モチベーションの根幹思想は何かということになる。これはつまり「残った自分たちはその幸運に感謝してせめて頑張ろう」ってことなんですな。なんとも健やかでない話です。

話を戻して、脇役で印象に残ったのはまず村田健浩。森松ハウスの営業部長でありながら、第一回放送でリストラされてしまう平山和明の役です。
売上を水増し計上したり、経費を不正利用したり、部下の手柄を横取りしたり、リストラされて仕方ない人ではあるのですが、回を重ねるごとにどんどん没落していき、ついにはホームレスにまでなってしまう。

最終回でようやく復活し、旅回り芝居の雑用係としていきいき活躍するのですが、この描かれ方は爽やかな余韻を残しました。
村上真介の親友役の北村有起哉も、ろくでなしでいい味を出していました。おもちゃ会社の開発者役の山崎樹範も怪演してました。

劇中でリストラ会社社長役の堺正章が「仕事を手段として考える、仕事を目的として考える、どちらがいい悪いではないが、それぞれに誇りを持っていることが大事だ。俺が容赦なく首切りを推進できるのも、誇りある人間は、どこかで必ず立ち上がってくると確信しているからだ」と主人公に語るシーンがありますが、これもなかなかの台詞でした。いい余韻を残しましたが、この冷酷な社長に、はたしてそれを語る資格があるのかな?と余計なことを思いました。それ、ちょっとずるくない?とか。
続編ができそうな予感があります。

車検が目の前(3/5)

車のフロントウィンドウに目が釘付けになった。ステッカーが22年の三月になってる。
しまった、車検を忘れていました。今月中に通さないといけなかったのだった。
ディーラーが何の連絡もよこさないから危うく忘れ去るところであった。
また、手を抜き出したな。連続三台も購入してあげてるロイヤルカスタマーに対して何たる非礼であるか。本部に文句のメールを出しておいてやろう。

海外在住のマイミクさんが突然退会してしまいました。
驚いて連絡してみると、どうやら会社の人間が嗅ぎつけたらしく、寄って来た様だったので慌てて削除してしまったという。
事前に相談してくれたらよかった。公開範囲を制限すれば回避できましたね。
仕方ないから、また招待メールをしたら今は認証に携帯のアドレスを入力しないといけないのだそうで、あえなく失敗。
今月からmixiは、招待制だけでなく本人登録でもいけるようになりましたが、これも携帯認証が必要になっています。
彼は在米がもう五年以上だから、日本の携帯は持っていないという。仕方ない、次の帰国まで待とうという結論になりました。
親会社の総会時に日本に戻られるというからそのときいろいろやりましょう。
でも、そんな会社、いっそのこともう出ちゃおうよ。

延期(3/6)

1430214325_220 まだ、やっていたのか、というのが率直な感想です。
<リニア新幹線>「25年開業」遅れも 景気低迷でJR東海
<引用開始>
 JR東海は6日、リニア中央新幹線(東京-大阪)の東京-名古屋間の全面開業が、目標としてきた2025年から遅れる可能性があることを明らかにした。景気低迷による新幹線収入の落ち込みなどを受け、07年に策定した資金計画を精査する必要が出てきたため。着工までに必要な国の手続きの進展度合いも、開業時期に影響を与える可能性がある。
JR東海は07年12月に、東京-名古屋間の建設費と車両製造費を総額5兆1000億円と試算し、自己負担で建設する計画を発表した。しかし、08年秋のリーマン・ショック以降の景気悪化で、東海道新幹線の利用者が急減。収益が大きく落ち込んでいるほか、需要回復の見通しも立てづらく、資金計画の再検討が必要な状況になってきた。

 リニアについては、国土交通省が2月24日、整備計画や建設・営業主体について交通政策審議会に諮問した。ルートを巡ってJR東海の想定する直線ルートと、長野県が希望する南アルプス迂回(うかい)ルートで調整がついておらず、中間駅建設についても、地元負担を求めるJR東海に自治体が反発している。

 着工に当たっては、環境アセスメントに「2~3年程度が必要」(JR東海幹部)で、建設には約10年かかる。ルート選定が難航し、1~2年とされる交政審での議論が長引けば、これも開業時期に影響する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100306-00000017-mai-bus_all
<引用終了>
2025年と言われると、気の遠くなるような先に感じてしまう。
東京-名古屋だと、せいぜい伸ばしても350キロ程度かと思います。
現行の新幹線システムで十分ではないのか。人口も減るのだし、大量移動もなかなか想像しにくい。そもそも、これだけ情報ネットワークが発達していて、さらなる移動手段開発に固執する必要があるのか。

長野県の希望する迂回路というのもわからない。それを認めれば駅を作れとなり、作ったら今度は止まらせろ、となる。こうなると何のための高速幹線かわからなくなってしまいます。40年以上もリニアの話はあるけど、いい加減にやめたらどうか。

草食系とか(3/7)

14日に車検が切れてしまうので、大慌てで相見積もりを近くで何軒かとりました。
オイルとクーラント交換、バッテリー充電にファンベルト交換にタイヤのローテーションです。
ディーラーからも電話があり、こちらで頼むと20万近いようなことまで言われました。さすがにそれは無理。近所の整備工場でやってもらうことにしました。外車だとそれだけでどこでも割り高いのね。理不尽だなあ。
また出費だとため息をつきながら、車を置いてきて冷たい雨の中を徒歩で帰宅。

ネットをみると、和民の渡辺美樹が馬鹿なことをほざいてます。
日経アソシエの読者相談コーナーだな。
相談は以下の内容でした。
-------------ー-------------------------------------------------
「草食系男子」が流行語になりましたが、男性はこれでいいのでしょうか。

私の職場を見渡すと、周りの若手は「草食系男子」ばかりです。
プライベートに口を挟むつもりはありませんが、仕事にもやる気を見せない彼らに、イライラすることがあります。
どうして、日本では草食系男子が増えてきたのでしょうか。
韓国の友人は、「現状を変える早道は徴兵制」だと真顔で言っています。

(メーカー・開発設計、26歳、女性)
-----------------------------------------------------------------
この人、本気なのか?ネタじゃないのかなあ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20100301/213221/?P=1
この問いに対する渡辺美樹の回答が↓ね。

私が興味深いと思うのは、若い男性たちが何事にもガツガツしなくなったということ以上に、「草食系男子」の存在を、世間が拒否することなく受け入れている点にあります。それどころか、草食系は格好いいとする風潮すらあるようです。

「草食系なんて格好悪い」と女性たちが全員で大声を上げたら、きっと、草食系男子は一人もいなくなるのではないでしょうか。いつの時代も男性は女性に嫌われることを恐れます。しかしそうするまでもなく、草食系男子の増加は、平和で豊かな時代がもたらした一過性の現象に過ぎないという気がします。この言葉が死語になる日は、そう遠くないでしょう。ですから、現在の状況を憂える必要はないと思っています。

それにしても、あなたの韓国の友人が真顔で言っている「現状を変える早道は徴兵制」というくだりを読んで、ある意味、なるほどと思いました。当然ながら、徴兵という制度を採用することの是非については様々な意見がありますし、ここで軽々しく論じることができない問題です。ただし、人を不自由な環境下に一定期間置くこと、上に立つ人間とその下で従う人間の関係を明確にすることの意義は改めて問い直す価値があるでしょう。
ー---------------ー--------------------------------------
草食系は、どうやら悪いもの、忌まわしいものであるという認識が質問・回答双方に共有されているようです。それは個人の考えだからどうでも構わないと思うが、筆者が気になったのは一番下のくだりですね。

『ただし、人を不自由な環境下に一定期間置くこと、上に立つ人間とその下で従う人間の関係を明確にすることの意義は改めて問い直す価値があるでしょう』。
渡辺美樹はこれを意義あることとしている。これには同意できません。
だって、前後の文脈から類推するに、彼は自分が従う側、不自由な環境に置かれる側に行くことを全く想定していないと思えるからです。

要するに「俺に従うのは当然のことだ」という妄念をこれによって補強しているんですな。
一糸乱れぬうつくしき秩序、物言わぬ屈強な兵士たちの絶対服従するさま、なあんて世界を夢見ているんでしょう。
仮にそれへのオブジェクションが示された場合、バランスをとろうと、自らが佐川急便で一年間苦役に耐えたことを持ち出したいのでしょうな。「俺も同じような苦労したんだよ」って。
けっ!って感じです。

彼が和民はともかく、理事長を務める郁文館で何をやってきたのか?ハイヒエラルキーのトップに立ち、暴虐の限りを尽くしてきたのではないですか。http://www.inter-edu.com/forum/read.php?2,1428363,1428363
あんた、対話と協調なんて一度でもやったことがあるのか。できないだろ。

いつの時代も若い人は年長者から見れば、不甲斐ないと言われてきたではないか。草食系が不甲斐ないとか頼りないというけど、繊細で心優しいとみることも可能ではないか。多面的に捉える努力が我々には必要なんでしょう。

「レッテル張りをするな」。この質問と回答については、読者の意見は冷静で的確なものが多く、その点で安心しております。

自分は草食系なのか?違うな。些細なことにこだわりがあるから、言ってみれば美食系か。

大河ドラマ(3/8)

以前は決して見なかったNHK大河ドラマ。今回の「龍馬伝」は見る習慣がついています。
昨晩も、幼馴染である平井加尾と龍馬との別れを見てしまいました。
土曜日の九時にも「龍馬を愛した女たち」というスピンアウトをやっていて、これも見ました。
http://www.j-cast.com/tv/2010/03/04061346.html
広末涼子、貫地谷しおり、真木よう子、蒼井優という四人の女優の龍馬伝への取り組みについて伝えたものです。
お龍役の真木よう子の高千穂峰登山や広末、貫地谷の幕間での対談もよかったが、蒼井優が殆ど出なかったのが少しばかり不満かな。

龍馬幼馴染の平井加尾を演じるのは広末涼子。最近は凄みもかもし出しています。
「時代劇でないと出せない感情がある」なんて台詞を彼女の口から聞けるとは思ってもいませんでした。勿論、いい意味でです。

貫地谷演じる千葉佐那という女性に関心があります。北辰一刀流千葉定吉の娘にして剣術の達人。龍馬の帰還を待ち続け、縁談を全て断り生涯にわたって独身であった彼女。凛とした佇まいを思わせます。

龍馬の姪御、坂本春猪役でAKB前田敦子も出ているんですね。最初、誰かと思いました。思ったより鬘が似合っているようです。1431886994_31 1431886994_74 1431886994_77

リピート顧客(3/9)

仲人業や結婚紹介等くっつける仕事でなく、離すことも稼業になるとは思いませんでした。

「別れさせ屋」に懲役15年=離婚させた交際相手殺害-東京地裁
<引用開始>
報酬目当てに離婚工作などを請け負う「別れさせ屋」の男が、離婚させた後に交際を続けた女性を殺害したとして、殺人罪などに問われた事件の判決が9日、東京地裁であり、合田悦三裁判長は懲役15年(求刑懲役17年)を言い渡した。
 男は元探偵会社社員桑原武被告(31)。判決によると、桑原被告は2007年、離婚を求める夫の依頼を受け、名前や職業を偽って五十畑里恵さん=死亡当時(32)=に接近し、交際を開始。離婚成立後も付き合いを続けたが、昨年4月に口論になり、首を絞めて殺害した。
 合田裁判長は「別れさせ工作」について、「不法のそしりや社会的非難を免れ得ないもので、金目当てに工作に及ぶ者や、目的のためには手段を選ばず依頼する者が存在すること自体が遺憾」と非難。被告について、「短絡的、自己中心的で酌むべき点はない」と述べた。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100309-00000106-jij-soci
<引用終了>
いろんな意味で問題があるな。
まず、依頼者の側ね。人間関係で疲れたくないってことなのか、単に面倒が嫌なのかわかりませんが、とても無責任に思えます。いや、無責任で済めば、まだいいほうか。後述します。

別れさせ屋については、これは明白に犯罪ですわな。詐欺・詐取・不実告知などいろんな犯罪的要素が浮かびます。探偵業の建前でやっているんでしょうけどね。ただ、この連中に社会的道義とか責任といった観念がそもそもあるのかという根本的な疑問があります。

筆者が疑うのは、顧客はすべからくリピート顧客にされるのではないかということです。
つまり、別れさせて欲しいという要望は公にはされたくないマターなわけでしょう。
これを逆手にとられたらどうなるのか?ということなんです。
全ての別れさせ屋が、ワンショットの依頼事項で商売を終わらせるとはとても思えない。
あとからいろんな難癖をつけて、相手側にその依頼の事実を伝えるぞと脅したりするのではないか。
そして実際にそうしたり、それをネタに金品を巻き上げたり、仕掛けた相手側に取り入ってそっちからも金品を取ろうと画策することだって、考えられなくはありません。
まともじゃない依頼に、品行方正でまともな業者が常に応えてくれるわけが、ない。

正しい対処策はひとつだけ。そんなもの、決して依頼してはいけないってことです。
依頼した時点で、その業者に弱みを握られたも同然だということに気づかないといけない。

ある会社の悪質な行いを告発しようと、監督機関に匿名で告発文を出したことがあります。
その際、雑誌に「怪文書お任せ下さい」という文書代行業者の広告があってびっくりしました。
頼んでみようか?と戯れに仲間に相談したら、これはヤクザとかの可能性があるから止しましょうと諭され、思いとどまりました。
やらなくてよかったな、とつくづく思います。
危うくリピート顧客に仕立て上げられるところでした。

経営努力(3/10)

努力のかけかたも方向も間違っているな。

1枚作るのに1時間…切手500枚偽造の男を逮捕 大阪府警
<引用開始>
 偽造した80円切手を封書に張って投函(とうかん)したとして、大阪府警枚方署は9日、郵便法違反容疑で、枚方市津田西町の人材派遣会社社長、土田昭次容疑者(52)を逮捕したと発表した。同署によると「経営が悪化し、経費を浮かせたかった」と容疑を認め、昨年8月から今年2月に計500枚を偽造、使用したと供述しているという。

 逮捕容疑は昨年8月上旬、会社案内のパンフレットを入れた封書13通に偽造した80円切手を張り、投函したとしている。

 同署によると、会社のカラーコピー機を使用。ミシン目の穴はカッターナイフで「再現」したといい、1枚の偽造に1時間程度かけたこともあったという。

 郵便局員が郵便物を仕分け中、ミシン目の穴が大きく、色があせている切手に気付き、昨年11月に郵便事業会社が同法違反罪で告訴していた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100309/crm1003092108039-n1.htm
<引用終了>
画像を見る限り、発色がよくないですね。今のカラーコピー機ならもっとましではないかと思うのです。おおかたカートリッジ交換をケチったから、発覚が早まったのではないかな。やるんなら、もっと巧妙に見つからないようにやらないと・・・。まあそれは、冗談としてもだ。

『ミシン目の穴はカッターナイフで「再現」したといい、1枚の偽造に1時間程度かけた』

これはいただけない。カッターナイフでひとつひとつ穴つくったなんて頑固な職人じゃあるまいし。ミシン目を開けるなら、相応の機材を使えばいい。効率を考えるとそういう発想に行き着くはずなのだがな。

一枚の偽造に一時間かかったってことは、ものが80円切手なんだから時給80円という換算が成立します。しかし、この人は会社社長というのだから、普通の従業員とは観点を変えて試算してみることも必要かな。

通常の経営者に求められる職務や意思決定の時間がこの作業によって減殺され、その機会損失を考慮すると本当に割りに合わないものになるように思うのですよね。

封書で受け取った人間がこれに気づくことだってあるわけでしょう。そんなものを送りつけてくる人間を、節約熱心で優れた経営者だと評価してくれる都合のいい人物が受取人のなかにどれくらいいるのだろうか。
少なくとも取引を開始するとか、拡大しようとは、考えないだろう。

一枚作成に一時間かけた経緯は、彼の中ではすっかり飛んでいるのだ。それよりは、当局を上手く出し抜いたことで、それまでの努力が実を結んだからコスト相殺どころか、自分は得をしている筈だと夢想するのでしょうね。
コストを考えるなら、金券屋で切手シートを買ったほうがはるかにお得で賢明な判断なのに。

やりくりは重要。でも当然ながら、コストを絶対に減らしてはいけないものもあります。
思うに切手代とかはその最たるものではないかな。
筆者が以前求職応募した会社で、書類選考に通った面接通知をメール便で送ってきたとこがありました。これには呆れましたよ。角二封筒で送ってきました。記念に写真に撮りました。

そもそも面接通知なんて長形三号等の定型郵便で送れば80円で済む内容ではないですか。
定形外だと最低重量でも120円かかります。おそらく送った人は40円を節約したつもりでいるんでしょうが、メール便のステータスはDMとあまり変わらないわけで、封筒左肩にそのラベルが貼ってあれば開封されずそのままゴミ箱にいく場合だってあります。求職、採用という重大な事柄なのに、あまりに軽く考えていやしないか。

それだけでなく、そのメール便はもっと脱力する体裁になっていました。封が糊付けではなく、ホッチキス止めになっていたんです。身内の社内メールじゃあるまいし。
しかも採用関係通知という、これ以上はない信書で三箇所のホッチキス止めだぁ?非常識というかなんというか。これも記念に写真に収めました。

この会社、結局二回メール便を送ってきて二度ともホッチキス止めでした。そんな会社ですから、うまくいくはずもなく求職は決裂しました。本当に関わらなくてよかったと思います。

後日談があって、知り合いの社労士から「『顧問契約でなく時給契約で必要なときだけ業務を助けてくれないか』とけち臭い要望を出してきた会社があってまいったよ」と笑い話があり、名前を聞くとこの会社でした。やっぱり非常識な会社って強く記憶に残るんですね。

倹しいのは、せめてユーモアで包もう。でないと、すぐ賎しさに化けてしまいます。1433356798_27 1433356798_200

録る悩み(3/11)

無事に車検を終えてPOLOが帰還してまいりました。オイルもクーラントもファンベルトも交換したので心なしか調子が上がったようです。
「来年の三月にまた車検になってるぞ」と買い物で運転した父親が帰宅するなり言います。
びっくりして、念のために確認してみるとちゃんと24年の三月って貼ってある。どうやら、前面向かって右側の定期点検の丸いステッカーと誤認してた様子。一年で車検なら大変じゃん。

さて、MDです。筆者はあるFM放送を毎週ずっとエアチェックしており、20年以上続けています。かってはカセット、現在はMDデッキにてこれまでエアチェックしております。(DENONのステレオコンポを使用)

先日、MDで録音中にいきなり停止し「Can`tREC」というメッセージが出ました。時々、熱を持つと「TEMP OVER」というメッセージでオーバーヒートして止まりますがこれは夏場だけの話。扇風機をMDデッキに向けてヒートしないような処置をしてしのいでます。
今回はまだ寒いから、おかしいなと録音を再開しましたがやはり同じメッセージが出て止まってしまいます。
そんなことが二回続きました。説明書を見るとこのメッセージはメディアにキズがあると出てくると書いてあります。
では、と念のため、全く別のMDメディアでエアチェックしてみるとそれは正常に録れるようです。となると、ディスクにキズがあるのだな。
そう考えて、購入したMDパックを使用分と未使用の10枚をソニーに月曜日送りました。

すると、本日宅配便が届き、代替品とともに、当該品を検査したが何らの異常もないとの丁寧な報告が同封されていました。再び同じ症状が出る場合は、MDデッキとそのメディアをメーカーに持ち込んでみたらどうかと返信にはあります。

電器メーカーにそんなに好き嫌いはないのですが、アフターサービスが比較的迅速で丁寧なのでソニーを信頼しています。不良品と思われたメディアは500円のエクスパックで工場に送ったのですが、その送り代相当の100円切手五枚も同封してある。当たり前といえば当たり前の対応なんですが、こういう配慮が出来ない人がすごく増えているんですよね。

話を戻して、さてMDデッキ側に不具合があったらどうしよう。勿論、修理はしないといけないんだけどその間にエアチェックしなければならないとしたら、どうしのぐか。
まさか、今更カセットに先祖がえりするわけにもいかんだろうなあ。
新しいガジェット購入によって、この不具合を乗り越えようかと思案中です。

携帯プレーヤーでFMチューナーがついてるようなのがいいのかな。思い切ってDVDとかに録れる様なやつがいいのか、今エアチェックをする人っていないんですね。どうするか、新たな課題解決に悩んでおります。
気がつけば、FM専門雑誌って全くなくなっているのね。1434177944_68 1434177944_204

ピュアな殺意(3/12)

ベネフィットのきくち、・・・・貴様は処刑する。
確定申告の書類をずっと作っています。去年一年間で両親の分を作成するため、医療費領収書の束と格闘中です。
あっちが痛いこっちが痛いと七箇所くらいの医療機関に通っているので、何十枚もあります。とりあえずエクセルに日付と金額を入れて医療機関ごとにまとめてます。
薬代も病院に通った交通費も算入できるのでそれらを併せて合算。

そんなことをやっていたら伯母が通勤帰りの電車で倒れたとの連絡が。
京浜急行の梅屋敷で降りるところを二つ先の雑色まで行ってしまったという。(ローカルな話題ですまん。雑色(ぞうしき)と読みます。難読駅なので覚えましょう。きっといいことある)
脳梗塞だということで近くの病院に入院。慌てて家族は出かけていきました。口は利けるし、意識もあるというが先行きは気になるところ。

気ぜわしさと不安のなかで、申告書類を作っていた先ほど、電話が鳴りました。病院から?親戚から?なんか異変があったのか・・・・?
慌てて出ます。

『もしもし、poloさんのお宅ですか?わたし、ベネフィットのキクチと申します。わたしは今度そちらの地区の担当になりまして、皆様のところにマネープランのお話をさせていただいております。名刺とチラシを配らせていただいたりしているのですが、このごろは皆さん忙しくてなかなかお時間をとっていただくことができません。それで、名刺とチラシをお渡しさせていただいているのですが、やっぱりpoloさんも最近はお忙しいとこですか?』

今から思えば、話を遮ってガチャ切りすればよかったなあ。
「あの、マネープランって一体なんなんですか?」と聞いてしまった。
その瞬間でした。「さっきから聞いてなかったのかよう?おめ、ぶっ殺すぞ。ふざけんじゃねえぞ、話聞かないなんて失礼じゃねえか?」と見事に『予定通り』の逆切れです。電話口で散々凄みます。負けずに言い返しても聞いてなどいない。対話が成立しないので切りました。

すぐに電話は鳴ったのですが、どうせリダイヤルなので放置しました。10回くらい鳴ってようやく切れました。12:40にかかってきたので時間を置いてまた来るかもしれんな。
ケチってナンバーディスプレイを導入してないのもいけないんでしょうが、節約の代償としては間尺に合わない不愉快さが残ります。

理屈では、電話でしか凄めないとか、こちらの住所もわかってないとか、あてずっぽうで電話してるとか背景はよくわかります。
努力したり考える習慣がないから、短慮で粗暴、こちらのイシューも理解できない。
でも、久々に逆切れ電話受けたけど、やっぱり不愉快であることは動かない。
大体、仮にも見込み顧客に対して殺害を宣告するとは何事ですか。
下流で吼えるのは勝手だが、頭くらい踏みつけてやりたいところだ。

ともかく、ベネフィットのキクチとやら。貴様は俺のなかではシベリア送りな。(不毛地帯)
1434965713_127 1434965713_39

小確幸再び(3/13)

バス共通カードが、今月末で販売終了になるという悲報に接し、追い討ちをかけるように七月一杯で使用できなくなることも知って衝撃に震えております。買い置きが沢山あるのに、また払い戻しすんのか。
要するに現金以外は全てICカードでやれってか。

磁気の共通カードがよかったのは、プレミアムという魅力だったんですね。5000円買えば850円もお得だというあの嬉しい感覚。パスモとかスイカではあれはない。バス特とか割引があるようだけど当月しか持たないというし、月に5000円も使わないとお得感が得られないらしい。

バス代で月に5000円なんてマニアだよ。マニアといえば昨晩、上野駅で北陸と能登を見送った人たちが沢山いたのだな。廃止にされる前に沢山乗ってあげればよかったのに。撮るより乗ろう。スジ鉄までいけば尊敬の対象ですが。

ICカードは手軽だが、払ったって感覚が乏しいのよね。置き引きとかスリにでもあったように跡形もなくやられるって感じ。クレジット機能つきのもありますが、万が一紛失なんてことになったら、筆者だったら発狂必至です。

プレミアムといえば、昨日、非常に嬉しいプレミアムプレゼントがあったんです。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
              ご当選、おめでとうございます。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

日頃は、サントリー製品をご愛飲いただき厚く御礼申し上げます。

また、この度は
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 感謝モニターキャンペーンに
ご応募いただきまして、誠にありがとうございます。

厳正なる抽選の結果、ご応募いただいた方の中から
貴方様がご当選いたしました。
賞品がお手元に届くまで、今しばらくお待ちください。

今後もサントリー製品への変わらぬご愛顧を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。

突然、こんなメールが舞い込んできましてね。で、早速今日の昼過ぎに宅配便でプレモルの六缶セットが拙宅に来ました。永ちゃんがパッケージで微笑んでいます。
懸賞とアンケートにはとりあえず応募することにしており、何のキャンペーンか忘れましたが、そういうときに来ると嬉しさもまた格別です。

なんていうか、世の中に自分が認知されたっていうか、社会参加を許されたっていうか、年季明けとか身請けとか仮釈放とか、そういう一種の快哉を叫ぶような感覚です。こつこつやっててよかった、なんて。

さて、確定申告、自身分を書いたので散歩がてら、税務署の時間外収受箱に叩き込んでくるか。家から近いから郵送よりはお得。公園と川に面していて気持ちのよい場所にあります。
親の申告書、医療費を計算しなおす羽目になり、一日かかってしまった。医療控除では、医療機関への交通費も請求できるのだが、原則は公共交通機関利用で、自家用車だとダメなのね。それに気づいて慌てて再計算。殆どの医者には都バスで通っているので単価がしれている。それでもチリツモで五万円くらいになったので、おお、さらに還付金が増えた!
医療費明細をエクセルで家族毎に作成し、一足先に収受箱に投函しました。

自身の申告書は20分で終わってしまった。源泉徴収額を全額還付できることになった。どういう意味かわかりますよね。喜びも一時だけ。
しかももともとは自分の金なんだ。手間かけて作って間尺にあわないな、としみじみ思う。
申告書類は警察の封筒を使いました。アレだ、運転免許更新のときに教則本とチラシを入れてあるやつね。再利用で地球に貢献です。心なしかピーポ君も嬉しそうな顔している。1435774702_32 1435774702_79

花の街(3/14)

近くに小学校があります。来週の金曜日くらいが卒業式ではないかと思います。
卒業式の予行演習が行なわれていたらしく、体育館からそれらしい音楽が聞こえてきました。
よく聞いてみると「花の街」です。
ああ、実に春らしい曲です。
初めて聞いてから何十年も経ちますけど、現在までずっと好きです。

♪七色の谷を越えて 流れて行く 風のリボン

 輪になって 輪になって かけて行ったよ

 春よ春よと かけて行ったよ♪

小学校の音楽の授業で習ったひとが多いと思います。
もともとは合唱曲で団伊久磨の作曲だったですね。

続けてこれが二番の歌詞。

♪美しい海を見たよ あふれていた 花の街よ

 輪になって 輪になって 踊っていたよ

 春よ春よと 踊っていたよ♪

ところが問題は三番です。それまで明るい調子だったのが一転、破調します。

♪すみれ色してた窓で 泣いていたよ 街の角で

 輪になって 輪になって 春の夕暮れ

 一人さびしく 泣いていたよ♪

筆者が授業で習ったときは確か二番までだったと思います。
こんなのあったんだ。三番は記憶にありませんでした。教科書に載ってたかな?

どうして「ひとりさびしく泣いていた」のだろう?
輪になっていたのは、てっきり風のリボンだ、と今まで思っていたけど違うようだ。

気になったので調べました。

作詞は江間章子という人。この曲は1947年に発表されました。ということは・・。
教育芸術社の中学生向け音楽教科書にこの人の言葉が載っています。
<引用開始>
「花の街」は私の幻想の街です。戦争が終わり平和の訪れた地上は瓦礫の山と一面の焦土に覆われていました。その中に立った私は夢を描いたのです。 ハイビスカスなどの花が中空に浮かんでいる、平和という名から生まれた美しい花の街を。詩の中にある「泣いていたよ 街の角で・・・」の部分は戦争によって様々な苦しみや悲しみを味わった人々の姿を映したものです。この詩が曲となっていっそう私の幻想の世界が広がり果てしなく未来へ続く「花の街」となりました。
<引用終了>
やはり、戦争の災禍が影響していたのですね。三番の歌詞が省かれていたのは、小学生には難しいという配慮なのかはよくわからない。でも、子供だったら確かに理解しづらいかもな。ただ、三番があるおかげでこの曲のことが一層好きになりました。

江間章子は大正二年三月十三日生まれの詩人。残念ながら92歳になる直前の平成17年三月十二日に没しています。ちょうど今頃の時期ですね。

http://www.vill.katashina.gunma.jp/shoukai/meiyosonmin/meiyosonmin.html
「夏の思い出」もこの人の作品であったか。

話題の場所(3/15)

空の玄関口よりお誘いがまいりました。

「■あなたのプロフィールが募集条件をクリアしている求人」というマッチングメールが今朝送られてきたのです。

<引用開始>
■茨城空港旅客ターミナルビルの運営業務

副所長として、茨城空港旅客ターミナルビルの運営に携わっていただきます。現場で業務改善や効率化、サービス向上などを実現するため、リーダーシップを発揮してください。

【具体的な仕事内容】
・施設の管理運営
・空港の旅客ターミナルビルの活性化
・サービスの向上
・経営の安定化
・関係機関との調整等

【求める人物像、経験、スキルなど】
・施設の運営や経営に関しての知見・理解があり、責任感を有すること
・柔軟な発想や企画力に富み、マーケティングを理解し、接客サービスの精神が旺盛なこと
・地域団体、企業、官公署等との調整、折衝、交渉能力を有すること
・地域や施設の活性化に関して経験と知識があり、それを具体的な活動として展開する熱意と責任感を有すること
・採用予定日から勤務できること
・勤務場所に通勤可能なこと
・専従で勤務できること(他の職業との兼業は不可)

※空港事業の経験は問いません
<引用終了>
空港事業の経験は問わない、だって?
おお、であれば、内容的にわりに向いているではないですか。

でも通勤は車でも片道で最低一時間半かかりそうです。
石岡IC降りて30分は下道を走らないといけません。

でも「関係機関との調整」って、具体的に何なんだろう?
官公庁、周辺自治体や関連会社との打ち合わせとは思えません。
おおかたクレーム対応とか酔客の面倒見るとか、韓国からの来訪者に怒鳴られる、とかそんな感じが想定されます。
怒られ役としての採用を狙っているのかもしれない。

しかし次の一点に目が釘付けになりました。

契約社員
(平成22年4月1 日~平成24年3月31日 2年間(更新不可)の有期雇用契約)

幹部候補生で、副所長を募集しているのに契約社員ってなぁに?
二年間の時限で更新不可って、年季明けは追い出されるってことじゃん。
しかも公社職員ってことはみなし公務員というわけでもないのだろう。
県から出向者の連中は今の時点から半身で、逃げる気満々じゃねーか!

しかも募集締め切りが三月15日だって。メール着たのは今日なのだが。

公社のHPで見たら、麗々しくご丁寧にPDFで募集案内が載ってました。
http://www.dc-ibaraki.or.jp/i-koubo.pdf

これはひどい。冗談にしても非常に手が込んでいるし、悪質ですね。
一瞬でもターミナルで働く姿を想像したこっちが間抜けです。
トム・ハンクスのターミナルなどを、夢想していましたが。

さよならドビュッシー(3/16)

「このミステリーがすごい!」第八回大賞作『さよならドビュッシー』を読みました。
<引用開始>
ピアニストを目指す遥、16歳。両親や祖父、帰国子女の従姉妹などに囲まれた幸福な彼女の人生は、ある日突然終わりを迎える。祖父と従姉妹とともに火事に巻き込まれ、ただ一人生き残ったものの、全身火傷の大怪我を負ってしまったのだ。それでも彼女は逆境に負けずピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する――。
http://tkj.jp/book/?cd=01753001
<引用終了>
「このミス」シリーズは読み応えのある作品が多く、乱歩賞の様な失敗作がありません。
そのなかでも今回の作品は非常に面白いと思いました。
作中には、ピアニストであるヒロインが取り組むピアノ曲が沢山出てきますし、その練習シーンなどは、ピアノがわからない筆者にも厳しさがよく伝わってきます。

16歳の高校生が主人公ということで、火事や家族の不審な死なども織り込みつつ、ピアニストを目指すうえでの様々な葛藤も十分描かれており、かっては小峰元が書いた青春推理もかくやと思わせる内容でした。

それが終盤で大きなどんでん返しがあります。そうくるか?と唸りました。タイトルが最後に意味を持ってくるのです。
決して明るいばかりの内容とはいえませんが読後感は非常に爽やか。これはお勧めします。

パートナーの是非(3/17)

女も男も、付き合う相手がよくなかったな。

反省の言葉なし…エリカ様「想定外」会見でアクシデント
<引用開始>
「別に…」発言がきっかけで日本の芸能界から距離を置いていた女優、沢尻エリカ(23)が16日、東京・新橋のホテル「コンラッド東京」で、たかの友梨ビューティクリニックの新CM発表会見に出席。2年半ぶりにマスコミの前に姿を見せた。

約250人の報道陣が待ちかまえる中、沢尻はエステで磨いた美脚を見せつけるミニスカートに白いツーピース姿で登場。約8秒、深々と「90度」に上半身を折り曲げるおじぎをしてみせた。

アクシデントがあったのは終了時。会見は出席者からの質問は一切認めないスタイルだったが、去ろうとする沢尻に、リポーター陣から「反省してるのか」「(沢尻サイドに不都合な取材を一切行わないと誓約させる)6箇条は撤回するのか」と矢継ぎ早に質問が投げかけられた。すると、沢尻は整然とした口調で「(撤回)するつもりはありません」「今回のことはスタッフが考慮したうえでしたこと。騒動に発展したのは想定外でした」と答え、マスコミへの反省の言葉はなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100316-00000019-ykf-ent
<引用終了>
マスコミに特に反省などする必要はない。格好のネタとして紙面を埋められたのですから。
第一、23才のタレントが一人でやれることなどたかが知れている。

それよりは、高城剛が嫌な感じです。
参謀やプランナーを気取っているのだろうけど、はっきりいって女衒というイメージを持つ。
前の勤務先でも、彼と組んでいた部門があったけどあまり評判はよくなかったです。

大体、ハイパーメディアクリエーターってそれは何なの?単に言ったもん勝ちってこと?
自明の事実とか常識として、こういう言葉を受容することを止めようと思います。
一旦、そっちに譲歩してしまえば際限なく事実が歪曲させられる懸念がある。

最近よく聞く『美人すぎる』とかって言い方も同じです。
すぎる、というのはある許容範囲について逸脱していることを示す形容で、そこには否定的なニュアンスが本来は含意されている。
でもこの場合は肯定で捉えろってことでしょう。
最近の『やばい』ってのと同じ。言葉の感じ方を一律に強要しているわけだ。
美人の基準って曖昧で、人によっても細部で異なる。それを乱暴に決め付けるかのような物言いは関心しません。
確か最初の例が地方議員のあの蓮っ葉な女だもんな。サンプルとして適切なのか?安いよ。

しかし、沢尻。とても落ち着いていて23才とは思えない。前髪をあげたせいもあるが30代の女子アナって風情がありますね。心労が祟っているのかもしれない。個人的に『手紙』の頃の彼女が一番好きです。
--------------ー----------------ー------------------------------
そしてこちらの男も問題だ。これは、はめられたのだと思う。

捜査一課長を更迭 訓戒も元女性警察官と不倫?
<引用開始>
警視庁は十五日、私生活に不適切な事案があったとして、捜査一課長の西沢康雄警視正(55)を警務部付にする人事を発令した。併せて国家公安委員会の内規に基づき、訓戒処分にした。後任には若松敏弘鑑識課長が就任した。

警視庁は既に所属長級の定期異動を終えており、この時期の捜査一課長の交代は極めて異例で、事実上の更迭。

同庁の桜沢健一警務部参事官は「一課長の職務を継続させるのは適当ではないと判断した」と述べた。

関係者によると、西沢警視正は長年、元女性警察官と不倫関係にあり、捜査一課長在任中も続いていたという。西沢警視正は辞職の意向は示していないという。

西沢警視正は昨年三月二日に捜査一課長に就任。在任中は、中央大教授刺殺事件の容疑者逮捕や、元俳優押尾学被告による保護責任者遺棄致死事件の立件などで捜査指揮した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010031502000192.html
<引用終了>
女性警察官も既婚者だったが後に離婚していて、W不倫ということになるわけだ。
ところでこの一課長。階級は警視正というから国家公務員になります。しかも外務省に出向して大使館勤務の経験もあるというからてっきりキャリアかと思ったら違うんですね。
高校出て、新宿署の派出所勤務から叩き上げで上がってきたといいます。捜査畑というより、人事とか警察学校の助教の期間が長いようですが。警視までは地方公務員でもいけますが、警視正に上がるとなると一旦地方公務員を退職して、あらためて国家公務員として採用されるって手続きを踏むんですよね。ノンキャリアとしては最高位に登りつめたことになるわけです。このうえは、警視長、警視監、警視総監ですし。

写真で見る限り、かっこいい。温厚そうで慕われそうな雰囲気です。勘ぐると、この女性警察官は色恋以外の目的で接近してきたのではないでしょうか。昇進昇格とか何らかの便宜供与を、関係を取り結ぶことでそれとなく迫ってきたのではなかろうか。世の中にはとんでもない悪意を持った人っていますからね。
社会人向けビジネススクールを見ていても、勉強そっちのけで、出会いを求めたり、何かカモを探しにくる不届き者が男女関係なくいます。
こういうのは犬に咬まれたとでも思うしかないかな。高い代償ですが。

報道ステーション(3/18)

一昨日の報道ステーションを見ていて、心に引っかかるニュースがありました。
テーマは新卒学生の求人難について。これで大きく二つの内容があり、ひとつは、卒業を延期した留年という避難措置について。
もうひとつは、既卒者に対する入社向け訓練と企業派遣のインターンシップについてでした。

一番目では、青山学院が就職の決まらない四年生について、緊急避難的に留年制度を設け、通常の半額の授業料で留年し翌年の採用に備えさせようというものでした。青学以外に、越谷にある文教大学の四年生などにインタビューしていました。文教四年生でインタビューされた男子学生は「今日は卒業式ですが自分は就職できず、留年することを決めたのでスーツは着ないできました。スーツは来年の卒業のときまでとっておきます」などと話していました。

緊急避難の留年制度は昨年も明治大学などで特例としておこなわれましたが、今年はそれを上回る学校が採り出しています。
一度、大学を出て既卒者となってしまうといわゆる「新卒カード」を使えないから採用において不利となる。だから、翌年に新卒者として企業に再び案内するというものです。
企業はそのなかから再び採用選考をして、適した学生を採ってくれるだろうということなのだそうです。

その様子を映像で流し、スタジオで見ていた朝日新聞の一色清はなんといったか。いわく、学生は低負担で再チャレンジでき、大学もそれでまた儲けることができ、両者のニーズが折り合ったウィンウィンのビジネスだとかそんなことを言いました。
なんという薄情で、他人事のコメントを吐くのかと驚き、憤りました。
そばにいたらぶん殴ってやりたいです。

古館伊知朗のほうは「とにかく、政治がなんとかここは動かないといけません」とお定まりの台詞を吐き、そのためには財政支出がどうだとか財源には消費税の増税が不可欠だとかむにゃむにゃと誤魔化しました。

現在の就職活動は三年次から開始されます。二年間頑張って、暑い中スーツを着込み、50社とか100社とかエントリーし、何十社も面接に臨み、希望も適性も二の次にして様々な会社を受けてそれでも断られてしまった。その挙句に再チャレンジの機会がまだあるじゃないかとしたり顔で嘯く神経がどうにも理解できません。たとえば文教大学の彼の前や、彼の親の前でも同じ台詞が貴方はいえるのか?報道人としてはあまりにも無責任な物言いです。

それは一旦置いておいて、では、留年して状況は変わるのでしょうか。留年学生が、新四年生と同じ状態で全うな採用選考の俎上にのることはできるのでしょうか?筆者は、これは怪しいと思う。というより、やっぱり新四年生を優先して採用しようと動くと思えてなりません。
留年について「こういう経済状況だから仕方ない、理解できる」という器量を企業側がどこまで発揮できるのか?これはあまり期待できないと思います。
「留年したってことは、どこの企業も採用を手控えた証拠だ。やっぱり、どこかに問題があるんじゃないか」と思考パターンを辿るのではなかろうか。勿論、全ての企業がそうだとはいえませんが、エスタブリッシュメントと称されるところはこういう傾向が強いと思います。
今のままでは去るも残るも、茨の道か。単なる増加・維持ではなく、雇用はもはや創造されなければなりません。

インターンシップについてはあらためて書きます。これもひどい。

インターンシップ(3/19)

昨日の続き。当夜の報道ステーションでは、就職留年制度以外にも奇妙なインターンシップ制度のことをニュースとして流していました。
まだ就職が決まっていない大学生を対象にして、一定の新入社員教育のような訓練を施し、指定された企業にインターンとして入社し、そこで最長六ヶ月間を働くというものです。

この記事、どこかで見たなと感じて探していて判明しました。
日刊ゲンダイの3/16日の11面に次のような記事があったのです。
<引用開始>
国が進める「インターンシップ」息子を通わせるべきか

三月卒業予定大卒者の五人に一人が職にあぶれる。
高い学費を払った親は泣くに泣けないが、インターネットの
就職応援サイトには<まだ間に合う>の文字。
期待して中身を見ると、国が予算108億円を組んで始める
「新卒者就職応援プロジェクト」だった。
まだ就職先が見つからない既卒生を対象に、企業研修の
インターンシップに通えば、日当7000円を支給してくれるという。
「一日七時間以上の技能研修を行なえば、日当7000円を支給します。
期間は最長六ヶ月です」(中小企業庁)
日当7000円なら、アルバイトとしても魅力的。
息子がニートになるより、かなり有意義だ。
だが、研修に通ったからといって、正社員に登用されるほど
今の雇用情勢は甘くない。
むしろ、この制度は受け入れ側のウマミのほうが大きい。
「企業の負担は、日当の半分の3500円だけ。つまり、3500円で
格安パートを雇うのと一緒。一応、単純労働をさせてはいけない
ことになっているが、工場のライン作業だって研修の一部、
正社員に登用されたい学生は、必死に働くから余計にいい」
(メーカー人事担当)
しかも、助成金の委託先のひとつが、竹中平蔵氏が会長に
就任した人材派遣の「パソナ」というのが妙に気になる。
大卒の息子や娘が使い捨てにされるかもしれない。
<引用終了>
この「新卒者就職応援プロジェクト」制度を、調べてみました。
中小企業庁が企画していて、インターン受け入れに協力してくれる中小企業を募り、日当の半額3500円を援助するというもの。
ところが、この事業を直接やるわけではなく、パソナと学情の二社が委託機関として仲介します。いつものパターン、随意契約の丸投げということですな。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2010/100209NewJobAidProject.htm
卒業即無職、より幾分かはましなのかもしれません。しかし、少し長い目で見ればまずい。
まず、主催が中小企業庁であるところに注目する必要があります。
つまり、インターンを受け入れる側の器に自ずと限度があること。
そして、インターン=職場実習の延長にある「採用」について、企業側に何らかのオブリゲーションを課していないことです。
インターン派遣されるうちの何人かを必ず採用しろ、とかそういうしばりがないのです。
(人を採用すると各種雇用開発助成金の支給とかは別途ありますが)
つまり、一定期間を派遣社員として安く使うことができるという企業側にのみベネフィットが働く仕組みなのだな。

記事にもあるとおり、学生は採用してもらいたいから懸命に頑張る可能性が高いです。そういう気持ちに付け込んで、悪用しようと思えばいくらでもできるのではないか。使う側のモラルにただ期待する、性善説を素直に信じていろというのか。

当夜の報道ステーションにはパソナの執行役員だかの女性が『派遣がきっかけになって雇用につながればいい』などとインタビューに答える映像が出ていました。
どのつら下げて・・。今更なんでこんな連中がしゃしゃり出てくるのか。ちょっと不快な印象を持ちました。歪な形に労働環境を仕立てた当事者が何をほざくのか。
一色も古館も、歯の浮くようなお追従を述べていただけです。

インターン派遣は、彼らにとっては美味しいことだらけです。学生(登録者)のプロフィールは押さえられるし、中小企業(クライアント)の確保も出来る。そこに、就職支援という政府のお墨付き=名誉まで加わる。
しかも、今回の事業によって、税金を収益に化けさせることまでできている。冗談じゃないぞ。

トップページ | 2010年4月 »

2021年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ