« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

友愛と反動(5/24)

もしかしてそうかと思ってましたが、辺野古移設案で提案には脱力しちゃったな。
<引用開始>
鳩山首相は24日午前、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先を米軍キャンプ・シュワブのある同県名護市辺野古周辺とする方針を正式表明したことについて、「辺野古ということだが、現行案ではない。住民の安全はもちろん、環境面には徹底的に配慮する新しい形を何としても作り上げる」と述べた。
 首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相が「最低でも県外」としてきた自らの主張を覆したことについては、「批判は甘んじて受ける。ただ、朝鮮半島、アジアの情勢を考えた時に日米関係をしっかりとした信頼関係の上に乗せることが何よりも大事だと判断した」と述べ、理解を求めた。さらに「丁寧に説明して、国民、特に沖縄の皆さんのご理解を得たい」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100524-00000407-yom-pol
<引用終了>
今までの「腹案」「三元連立方程式」って一体何だったのだろう。
官僚とアメリカに押し込まれたとかいろいろあるのだろうけど、筆者は首相周辺の人選に原因があるだろうと考えています。
官房長官や各大臣などを見ていると、民社党の流れを汲む人間が多いのが問題かな。いまや「無能な」という形容詞が切り離せない平野博文、経産大臣の直嶋正行、文部大臣の川端達夫、国家公安委員長の中井洽らがこの系統ですね。彼らに共通するのは『反動』であること。その一点では日本新党出身の前原誠司も同じ流派と数えてもよい。民意の尊重という種子は胚胎していません。
エピゴーネンという存在は、本家よりも各論で過激な場合が多いですが、かっての民社党を自民党のエピゴーネンと見た場合に、よくわかります。防衛政策や労働政策において、民社党のそれは自民党よりエッジにありました。

振り返ってみると民社党とは何だったのだろうと思います。ヨーロッパなどで旧来からの社会主義に飽き足らない人が民主社会主義を唱えている。その始祖はベルンシュタインあたりになるわけですが、彼はマルクス主義を批判的に乗り越えようとしているのに対し、日本で呼ばれる民主社会主義とは結局、反共一色なんだな。しかもさらに反共は建前。政府や経営者に草莽は楯突くなというスタンスで、人権などに配慮はない。多分に情念に根ざしたものの考え方ですな。

具体的には、第二組合を作るなどして経営に対して親和的な労組を組織して、組合活動を破壊していくという動きだ。全逓に対する全郵政、国労に対する鉄労など等。ここには民主主義などが育つ余地はないだろう。
そういえば鳩山由紀夫が好む「友愛」という言葉、もともと言い出したのは民社党領袖であった春日一幸だったではないか。

弁舌はたつが、外部環境もろくに読まず、柔軟性に欠けるドグマを発し続けた人物であったと記憶している。そんな人物の言葉一片でも範をとってはいけない、と考えるものです。

リンクトイン(5/23)

リンクトイン(LinkedIn)というサービスをご存知でしょうか。http://www.linkedin.com/

ふとした偶然から昨日見つけてしまいました。これは、ビジネス版のSNSとでもいうべきもの。入会は誰でもでき、自分のキャリアや過去の仕事などを書いておき「私はこんなことができます」と公開するわけです。そして『プロフェッショナル』同士を互いに結びつけようというものです。現在は世界中で2300万人以上が登録しているとされています。

例えば全く新しいプロジェクトを発足させようという場合、ある専門に対してプロフェッショナルを参加させたりするのに有効です。
しかし何よりもこれは「仕事探し」。求職・求人のネットワークに使えるのですね。
試みに、自分のレジュメをちょっとアップしてみたらエージェントらしき人が見に来たことがわかりました。このあたり、MIXIの足あと機能と同じです。おお、これを使って求職してみよう。

で、最大の問題点はこのSNSの言語が英語であること。したがって職歴も英語のものを上げないといけませんし、入会登録もなんかよくわからないところがあります。まだ、七割しかレジスト完了していない、なんてメッセージが出てくるのだけど、一体どこが足りないのかがわかりません。情報弱者にして英語弱者ですから苦労しそうです。

すごいなと思ったのは、自分の名前とメルアドを登録した瞬間でした。
リンクトインはネットワークをどんどん構築していくサービスなのだけど、名前とアドレスで持って関わりのありそうな人のプロフィールをランダムに列記表示してきたんです。

まだ、自分のプロフィールを殆ど入力してないのに、見覚えのある名前がズラズラっと出てくる。凄いなと思うのと同時にちょっと怖くなりました。
リンクトインの会員になっているのは、語学に堪能な人ばかり。MBAの比率も非常に高いです。登録が2006年とか早い人もいて、こういうの教えてくれたらよかったのにな。自分さえよければいいのかよってちょっと恨んだり。

とりあえず、出せる情報は全部登録しておくことにしましょう。しかし、悲しい。何が書いてあるか理解できないとこがある。
例えば「getting back in touch」って何?何を『触って戻る』のだろうか。辞書にもないぞ。
なんというか、解体新書を日本語で著した杉田玄白の苦労がよくわかります。
参考情報:http://diamond.jp/articles/-/6507 (ダイヤモンドオンライン) 

宝くじ停止(5/22)

これまでの事業仕分けで最も評価したいのがこれだな。
<引用開始>
政府の行政刷新会議は21日、「事業仕分け第2弾」後半の作業で、年間1兆円を超す宝くじの売り上げから公益法人に流れる360億円超の使途などに焦点を当てた。仕分け人の寺田学衆院議員は事業の効率化が図られるまで「総務相は発売を認めるべきではない」と指摘。この日は20法人28事業のうち14事業が「廃止」判定となったが、宝くじ関連は8事業にのぼった。仕分け結果が反映されるかは、宝くじ発行主体の都道府県と政令指定市の首長の判断次第だが、許可権を持つ原口一博総務相が発行を差し止めれば、発行できない事態も想定される。
・・・・後略・・・・
http://mainichi.jp/life/today/news/20100522k0000m010129000c.html
<引用終了>
宝くじは買いません。
十五年前に一回だけ新橋駅前で年末ジャンボを二枚買ったことがありますがそれだけ。

今回の停止によって、当然こんな声も出てきています。
<引用開始>
「夢が…」宝くじ販売停止判定でファン悲しむ

仕分け会場の傍聴者からは拍手がわくほどの支持を受けた「宝くじの販売停止」の判定。だが、実際に宝くじを買っている人たちからは、無駄な支出を押さえることには理解を示しつつも、「夢が無くなる」「こんな不景気だからこそ残して」といった声が聞かれた。

 宝くじの売り上げが日本トップクラスという東京・銀座の「西銀座チャンスセンター」。ドリームジャンボの発売中とあって21日も長い列ができていた。

 東京都江戸川区の会社員、原田修さん(55)は「無駄な支出は改められるべきだが、買わないと当たらないと思い続けて30年。当たらないのはわかってるが、なくなると夢が1つなくなってしまう」。

 ジャンボ宝くじを毎回30枚ぐらい買うという東京都板橋区の会社員、山田勇一さん(41)は「こんな不景気だから盛り上がっていかないと暗い話しか出なくなってしまう」と話す。

 「宝くじを買うためにお金をためていたこともあるぐらいなのに。信じられない」と話すのは、都内の私立大4年の女性(22)。「宝くじを削るぐらいならほかのことを削ってくださいと言いたい」とも。

 東京都府中市の会社員、長谷川里江さん(49)は「当たらなくても収益は寄付され役に立つと思っているので買っている。なくなってしまうと悲しい。全部切り捨ててしまうのはおかしい」と事業仕分けの方針を批判した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100521-00000641-san-soci
<引用終了>
「買わなければ当たらない」という。でも「買っても当たらない」のが真実ではありませんか。30年以上も買い続けている人を笑う気持ちはない。でも、毎年一部の人にだけ当たり続けていると知らされたらどう思うか?
後略した毎日の記事では、こう続きます。

“仕分け人は「役員年収は自治総合センター2000万円、市町村振興協会1980万円」(寺田氏)、「センターの都心のオフィス賃料は年間約1億8000万円弱。15人の職員のためになぜ必要か」(尾立源幸参院議員)と厚遇ぶりを指摘。広報宣伝でも寺田氏が「『日本の姉妹自治体一覧』という冊子は宣伝として有効か」と皮肉った。
 伊藤知事は「地方行政に通じ、付き合いがある人にお願いすると総務省OBになる。(給与が)高いとは言い過ぎ」と反論したが、4事業すべてが廃止に。寺田氏が「天下りの高額給与、過度に豪華なオフィス、複雑な交付形態が解決されるまで、総務相は宝くじ発売を認めるべきでない」と発言すると傍聴席から拍手がわいた。”

仕事らしいことをしないで毎年2000万円もの不労所得を手に出来る限られた人たちがいる。宝くじの売上の半分以上は国と地方に吸収されますが、その『財源』確保のために当選倍率は高くなっているわけです。
なんのことはない。当たる人は役人と最初から決まっているのです。
俺様の豪奢な生活を支えるためにお前らせっせと貢げというのと同じ。

そりゃあ、誰もが射幸心はあります。しかし、その気持ちに付け込み「買わなければ当たらない」というデマゴギーを振りまくのは罪深く思える。

宝くじ同様、ついでにパチンコ類も禁止すればいいのに。高額を費やすCRが定着した今は、もはや庶民のささやかな娯楽ではない。だいたいが控除率を公表していない(できない)からギャンブルとして成立しているかもわからないではありませんか。
どれだけ車中で子供が死んで、どれだけ家庭崩壊し、闇金融が蔓延るもとになっているかを考えれば、何らかの手をうつべきと思う。

それにしても「夢を買う」か。
夢という字は、人が来ると「儚」になる。人が来なければ夢は夢のまま残るのか?
なにやら暗示的で、考えさせられます。

人のふりみて(5/21)

現在、求職活動中の元同僚の相談にいろいろと乗っています。
同年代で相手が一つ下。通算で四番目に入った会社が破綻し、失業状態に入ってからはや七ヶ月あまり。書類選考で撥ねられっぱなしとなり、現況を伝えるメールも大分焦燥感が漂うものになってきています。

アパレル→教育→人材紹介→人材紹介という職歴であり、キャリアとしての一貫性を見通すことができません。決して能力のない人間ではないが大人しく、いま一つインパクトに欠けるように見られてしまう。そんなこともあって連戦連敗です。しかし、ここで窮してはいかんぞ。

最近も労働保険指導協会なる組織に試験を受けにいったという。
これが、どういうところかというといわゆる労働保険(雇用・労災)の未加入会社に対して、加入を促す役目を帯びている組織らしい。
名前からすると公的組織で、今話題の公益法人っぽいですがさにあらず。実態はどうやら株式会社らしいといいます。

「年齢の制限がないし、家から近いから受けてみた」なんていうのでちょっと哀しくなりました。お前、そんなところで安売りしてはいかんぞ。

それとも、どんな仕事をさせられるのか想像がつかんものだろうか?
未加入の組織に労働保険の加入を勧めるということは、具体的には社労士さんたちの仕事を作るということになるんでしょ?
(どなたか、ご存知でしたら教えてください)

ただ、労働保険が未加入の組織っていうと大抵は中小零細で組織の体を成してない会社になるんでしょう。そんな人たちが面談相手になる。
訪問先でどんなこと言われるか想像できているのか?

しかも面談の前に適性試験を受けさせられ、労働保険の金額算出なんて初めて見るものを試験問題で出されたという。受験する前に気づけよ。
この人はマルチビジネス等に騙される典型的なタイプですね。

などとぶつぶつ文句を言いながらもわが身を振り返ってみます。
何もしなくていいのか?彼の行動から学びは得られるか?等など。

彼への支援は具体的に、受けられそうな会社の紹介と関連情報の提供など。例えば、筆者が受けてダメだったところをそのまま紹介したりしてます。こっちがダメでも、違う人ならいけるかもしれないし。
これらは無償の奉仕だが、無責任にはやれません。人に教えるというのは、自分が新たに学ぶのだということを痛感しています。
結果的にこの活動によって、自己への反省と様々な示唆を得られました。

人は寄り添って生きていく。利己的でなく、まず利他的であれ。そう思います。

不愉快CM(5/20)

ふと頭をよぎる科白。「ていねんぴ、ていねんぴ、ていねんぴっぴっぴー」ってCMです。
確か日産のCMだったと思いますが、おちゃらけた言い方がすごく癇に障るのです。
画面もたしかアニメだったと思うが、表情の読めない気持ち悪いキャラクターだったな。
ハイジとかも一連のシリーズだったと思う。

調べればわかるんでしょうが、不愉快CMで検索かけたなかに「ググればわかるとは思う。しかし、グ グ っ た ら、負 け た 気 が す る」
ってあったので、意見に同意して中断しました。

そんななかで「これを見て最後までキレなかったら賢者だな」ってコメントがあったのが下のやつ。なるほど。賢者にはなれませんでした。
楽しいとか愉快と思えるCMは千差万別ですが、不愉快なものはやっぱり多くの人が嫌なんだなってわかってちょっと安心しました。
http://www.youtube.com/watch?v=ph-qKLyJbkE&feature=player_embedded

骨抜き(5/19)

2020年に、25%のCO2削減を目指す。地球温暖化対策基本法案がこの間、強行採決されました。
けれど、閣議決定された中身を見るとこの実現が危ういなと思わせます。
<引用開始>
中長期の温室効果ガス排出削減目標や排出量取引制度の創設などを盛り込んだ地球温暖化対策基本法案が14日午後の衆院環境委員会で、与党の賛成多数で可決された。与党は18日の本会議で可決し参院に送付する方針。採決は審議続行を求める野党の反対を押し切る形で行われた。

 野党側は採決強行に強く反発しており、自民党は18日にも樽床伸二委員長(民主党)の解任決議案を提出する見通し。自民党の川崎二郎国対委員長は記者会見で「国家公務員法改正案の採決と同様、乱暴な手法と言わざるを得ない」と批判した。

 温室効果ガス排出削減目標について、法案は20年に90年比で25%減、50年に同80%減と明記。20年の目標には主要国の意欲的な目標設定などの前提条件を付けた。25%のうち国内対策でどの程度を削減するか、その割合は示していない。

 自民党は20年の目標を「国内対策で8%減」とする対案を、公明党は前提条件を付けずに同25%減とする対案を提出。審議では前提条件の撤廃や、20年の排出削減目標で国内削減分を明確にすることなどを要求した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/171617
<引用終了>
例えば、これです。法案には盛り込まれた「25%削減」には「前提条件」が付けられました。
25%削減は、下記資料の第九条にありますが、すぐ後に「すべての主要な国が、公平で実効性ある国際的な枠組みを構築するとともに、意欲的な目標について合意したと認められる場合に設定される」と書かれています。
しかもわざわざ、この中期目標は「条件が満たされた日以後の政令で定める日」から施行すると念を入れています。

さすがに官僚が弄した文言だけのことはあって、ロジカルな頭がなかなか働きませんが、何度か読み返してみて漠然と像を結んできたことを説明してみましょう。

すべての主要な国、というのはアメリカと中国が入るでしょう。ご承知のとおり、アメリカは京都議定書に批准せず、中国も自らを開発途上国と規定しており、先進国同士で進める協議の場に出ようともしません。
つまり、この法案は「アメリカと中国が本気でやらなければ日本はやりませんよ」と宣言しているに等しいわけね。

さらに気になるのは、経済成長とか産業界との兼ね合いに腐心している表現が目立つこと。たとえば第1条(目的)には「経済の成長、雇用の安定およびエネルギーの安定的な供給の確保を図りつつ地球温暖化対策を推進」などとあり、第3条(基本原則)には「地球温暖化対策は、(中略)産業の国際競争力が確保された経済の持続的な成長を実現しつつ(中略)、行われなければならない」なんて書いてあるのです。

http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=15294&hou_id=12257(閣議決定で公表された資料)

2008年に野党時代の民主党が出した下記の原案と比べるとかなり違います。いや、後退しているとみてもよいでしょうね。
http://www.dpj.or.jp/news/files/080602houan.pdf 

産業界というより、日本経団連に相当擦り寄っています。
こういうのを見るとかって日本で平成七年に「製造物責任者法」(PL法)が制定されたときの骨抜きぶりを思い出します。

消費者側に立つ「推定規程」が盛り込まれず、製造者側に立つ「開発危険の抗弁」が盛り込まれた日本のPL法は欧米と異なって、産業界に有利な法律になりました。特に大手企業が庇護される法律になっています。

二言目には、法人税を下げろ、代わりに消費税を上げろなどと馬鹿の一つ覚えできゃんきゃん騒いでいますが、彼らがいう「国際的競争力に勝つ」なんて、如何に適当な嘘っぱちであるかとしみじみ思います。
井蛙というか、下駄を履かせてもらっているだけじゃないか。競争のスタートラインにさえも立っていないんじゃないかと強く思います。
都合のよいときだけ、中小企業支援や産業育成を持ち出すんじゃない。

早朝出勤(5/18)

ダイヤモンドオンラインを見ていると気になる記事があります。

会議が朝8時開始に!? “朝活ブーム”で追い込まれるギリギリ社員
<引用開始>
あなたは出勤時間のどれくらい前に会社に到着しますか?「1時間から30分前には出社したい…」と思いつつも、「ギリギリ10分前」という方が多いかもしれません。でも、それだと始業したら仕事に追われてドタバタしませんか?

 その一方で、最近の“朝活ブーム”の影響か、定時の2時間以上も前に出社する『早起き社員』が増え始めています。

 こうした『早起き社員』 の増加に伴って、出社時間の違う社員同士が職場でぶつかる出来事が起こり始めているそうです。それは一体なぜなのでしょうか。今回は、『早起き社員』に学ぶ早起きの秘訣と『ギリギリ社員』の『早起き社員』との共存方法を考えていきましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・(以下続く)
http://diamond.jp/articles/-/8140
<引用終了>
このような書き出しで始まり、始業のはるか前から来ている社員が増えていること、早朝から会議体などをおくことによって効率第一になってきていること、朝型でない社員には合わせるのがつらいこと、でも、無理にあわせることなどないことなどを書いています。著者は元リクルートだというから、おそらく早朝出勤辞せずでやって来た人なんでしょう。
しかし、いまひとつはっきりしない論旨でした。早朝出勤のメリットや効果を説きながら、それが出来ずにいる人にも理解を示す。ほどほどにやりましょうという締めくくりで終わってます。スポンサーとかいろいろ頭を過ぎったんでしょうが、どちらかに立場を据えて書くべきだろうと思いました。ダイヤモンドらしい玉虫色のイシューだ、というと失礼かな。

早朝出勤が自主的にやっているものなら何ら問題ありません。しかし、必ずそれは義務化と強請を生じさせる性質を含んでいます。

前の職場では、総務部門だけで10人くらいスタッフがいました。ここの総務部長をやっていた男が「効率を考えて、早朝に出るようにしないか。強制はしないけど」といい始めたことがきっかけになり、部門だけで早朝出勤を始めるようになりました。
やがて「誰が一番早くに出てこれるかの競争をしよう」と総務部長はいいました。
ある人は、七時半。別の人は次の日に七時出社。とうとう六時半に出てくる人も現れました。
200名以上の会社でしたので、ある机の島だけに人が溢れる状態は一種異様なものです。
総務のメンバーは一種の狂騒状態にありましたが、一人だけ醒めている女性がいました。
どうして、用事もろくにないのに早く出なければならないのか、納得ができない。
この時点で、まだ強制でもなんでもありません。しかし彼女以外のスタッフが全員早朝出勤を励行していたのです。

思いつめた彼女にある日偶然行き会った筆者は、その実態をつぶさに知ることができました。
早朝に出るようになった、しかし退社は早くならないで毎日残業をしている。つまり、効率推進に何の役にも立っていないことがわかったのです。
総務部長は「早く来るようにしよう」とは言うが「早く帰れ」とは言わない。実態は労働強化と見えますが、強制でないから早朝出勤は自発的意志としてとらえられてしまっている。

自発的意志を尊重するのなら、早朝出勤も残業も拒めばいいと理屈ではなります。
しかし、そうはならないのが日本の会社の殆どです。上司のお声がかりで始まることに表立って異議を唱えることも難しい。やがて「○○さんだけ、早く来ないのは不公平じゃないか」「ずるいじゃないか」「真面目にやる気がないんじゃないか」と周囲は考え出してくるのです。全員横並びで等しく不幸を享受しましょうよ、というわけです。

筆者も同じ目にあったことがあります。殆ど定時で帰る私に「不公平だ」と陰口を叩いてきた人も何人もいました。
病床の親を抱えていた時期が続き、やむを得ずそうしたのですが、事情がわからない人間には「怠慢」「戦線離脱」としか見えない。しばらく言われっぱなしになりましたが、事情を後から知った課長が土下座せんばかりに謝ってきました。そんなアリバイみたいに謝られてもな。

結局、この早朝出勤は、総務部長が取締役に昇進したことで何となく終わりになりました。何のことはない、彼が経営陣に向けて自分の評価をただ上げるためにだけ思いついた弥縫策だったのです。効率も業績向上も何にも目指してはいなかった。そうだよねえ、橋本くん?

かって産能大の調査で「ゆとり度ナンバー1」企業とまで評された会社のこれが実態です。

自らの保身だけを願い、効率も業績アップも真面目に取り組んでこなかったこの会社、現在は身売りの噂が絶えません。社員には気の毒だが自業自得ではある。

卑劣(5/17)

困っている人につけ込む手口からすると、新たな貧困ビジネスといってもいいかもしれません。こんなの聞くと心の底から腹が立ちます。

ちょっと長いけど<引用開始>
嫁不足-。東北の農家にとって深刻な問題を逆手にとるように、中年の独身男性を狙った悪質な結婚詐欺が横行している。宮城、山形両県で被害を名乗り出ただけでも約30件、被害総額約1億円。業者が仲介した韓国人や中国人の女は男性を結婚する気にさせると多額の金をせがみ、突然行方をくらませる。背後にブローカーの陰もちらつくが、捜査当局は詐欺容疑での立件には難色を示す。被害男性の怒りの声が切なく響く。「人生最後のチャンスだと思ったのに…。何とか金だけでも返してくれ」。

 ■「最後のチャンス」…家族の反対押し切り、結納金に300万円 

 宮城県北部の田園地帯。代々続く農家の跡を継いだ中年の男性が韓国人の女と知り合ったのは、昨年のことだ。結婚仲介業者を名乗る男が自宅を訪れ、唐突に「この女性と交際してみませんか」と提案してきた。

 男の背後には、伏し目がちに立つ若い女。男は「1週間暮らしてみてください。きっと気に入りますよ」とたたみかける。男性は不審に思いながらも、「断ってはかわいそう」と受け入れてしまった。

 しばらくして、男性は結婚を前提とした交際を決意。業者には、預金を切り崩して用意した「結納金」約300万円を支払った。家族からは猛反対されたが、「これまで女性との交際に恵まれず、農家なので嫁の担い手も少ない。これが最後のチャンスだと思った」と押し切った。

 ようやく手に入れたかに思えた伴侶(はんりょ)。だが、その幸せは長くは続かない。業者に金を支払った直後から、女が急に金をせがむようになった。

 「親に会いに帰国したい」「母国で運転免許を取得したい」「実家に借金がある」…。

 1回につき40~50万円の要求が何度か続き、さすがに預金が底を尽いて渡せなくなった。
 すると、女の態度は急変した。これまで朝早く起きて草むしりを手伝うなど、熱心に働いていたことがうそのように、怠惰な生活を送るようになった。

 そして、出会いから半年後のある日、「友人の結婚式があるから帰国する」と言い残して出かけたまま、戻らなかった。買い与えたブランド品の指輪やネックレスも見当たらなかった。

 被害男性は怒りをぶつけた。「女に未練はない。残された家族のためにも、何とか金だけは返してくれ」

 宮城県の被害対策弁護団によると、宮城、山形両県の男性から4月末までに約30件の相談が寄せられ、被害額は1人につき300~320万円程度。相談者は40~60代で、最も多いのが農家だった。

 被害男性は、宮城県大崎市にある2つの結婚仲介業者を利用。男性が新聞広告などを見て連絡すると、業者が一方的に中国人や韓国人の女らを連れてきて、1週間程度、共同生活を送るように勧めるという。

 この期間は「ホームステイ」と呼ばれ、親密な関係になれば、結納金名目の成功報酬を業者に支払う。金額は女性の容姿や年齢によって変わるというが、「一般の結婚仲介業者より割高」(弁護団)のようだ。

 ■外国人の嫁に活路…高齢の両親を勧誘? 警戒心の低さも裏目に

 なぜ、東北、とりわけ農家でこうした被害が広がっているのか。背景には慢性的な嫁不足があり、親類縁者から結婚相手を紹介してもらう習慣が根付いているという事情がある。

 この問題に詳しい行政書士の佐々木薫行氏によれば、結婚仲介業者が農機具の訪問販売などを装って独身男性を探し回り、女性を紹介するという手法が昔からあるという。続けて説明する。

 「地元の自治体がかつて、嫁不足解消の手段として日本人だけに頼らず、外国人を積極的に呼び寄せた経緯もあり、彼女たちを受け入れる土壌ができていた。悪徳業者はそこに目をつけたのではないか」

 外国人女性の斡旋(あっせん)の先駆けとされる山形県戸沢村では平成元年からの2年間で、村の支援事業によって11人が韓国人女性と結婚した。村は「東北の農村は嫁不足という共通の課題を抱えており、外国人女性との結婚にそれほど違和感を覚えないだろう」という。

 田植え作業が真っ盛りを迎えた宮城県大崎市。ここでも一時期、農家の男性と外国人女性の「結婚ブーム」があった。数年前に夫と死別し、50代で独身の一人息子と暮らす母親(80)が、約2年前の出来事を振り返る。

 息子の留守中に結婚仲介業者が自宅を訪れ、何度か韓国人女性を紹介された。息子に相談すると、「母親の介護で金がかかる。収入もそれほど多くない。紹介料を払ってまで結婚相手を見つける余裕はない」と見向きもしなかった。

 「まずは高齢の親を説得しようということだったのかしら」と母親。息子は後日、「自分がもう少し若かったら、話に乗っていたかもしれない」と打ち明けたという。

 母親は昔ながらの木造平屋の自宅を背にし、こう話して苦笑いを浮かべた。

 「もしお嫁さんがいてくれたら、毎日がどれだけ楽しくなるだろうと考えることがある。息子と2人暮らしを続けていくには、この家は大きすぎるのよ」

 嫁不足に加え、被害の広がりに拍車をかけているのが、農家の男性の警戒心の低さだ。出会って間もない外国人の女にあっさりとクレジットカードを預けてしまい、逃げられたケースもあったという。

 ある行政書士は「農家の男性が結婚相手に望むのは、食事を作り、洗濯し、風呂を沸かすという、昨今では少なくなってきている女性像。だから一時的にでも、外国人女性が熱心に家事をこなせば、簡単に気を許してしまう」と話す。

 春の田起こし、代掻き、田植えに始まり、夏の草取り、秋の収穫を終えるまで家族ぐるみの作業が続く米作りにおいて、嫁はのどから手が出るほどほしい貴重な戦力。関係者からは「言葉は悪いが、農家の男性の『誰でもいいから』という願望につけこまれている」という皮肉も聞かれる。

 今回の詐欺被害で新たな手口として注目されているのが、結婚を前提に同居しながら、結婚しないうちに女が姿を消す点だ。「結婚生活を一定期間過ごしてからいなくなる旧来の手口とは異なり、手っ取り早く金を奪う悪質な方法だ」と、弁護団長の菊地修弁護士は非難する。

 ■被害の自覚が希薄?…ブローカーの陰も捜査当局は立件に難色

 弁護団によると、被害男性の大半が女との同居生活を1年未満で終えている。計画的とも言える女の手口から、結婚仲介業者に外国人の女を供給するブローカーの存在を指摘する関係者もいる。

 「安定的に女を男性に紹介するには、ブローカーの存在が不可欠。女は男性の元を離れた後、ブローカーに金を渡している可能性もある。女を繰り返し利用することを考えれば、結婚して戸籍に残るようなことは避けるはずだ」

 結婚仲介業者の言い分はどうなのか。今回、被害男性が利用していた2つの業者のうち、「ジャパンgoビトウィン協会」は産経新聞の取材に対し、疑惑を真っ向から否定する。

 「約10年前から結婚仲介事業を開始し、これまでに多くの男性に女性を紹介してきた。責任を持って紹介を続けてきた。詐欺まがいの仕事をしていて、10年も会社は存続できない」

 紹介する女性には日本人も含まれ、ブローカーの存在についても「広告などで募った女性。ありえないことだ」と語気を荒らげる。

 捜査当局は、業者の行為が詐欺容疑に当たるかどうかの判断を保留する。宮城県警の捜査関係者によれば、業者が当初から男性の金を巻き上げる目的で女を紹介していたかどうかを立証する必要があり、それが障壁になるというわけだ。

 この捜査関係者は「業者が『出会いをおぜん立てしただけ』と言い張ればそれまで。成功報酬のような金を受け取っていても、それは他の結婚仲介業者もやっていること」として、違法性はないとの見方を示す。

 弁護団も「まずは集団訴訟で解決の糸口をつかみたい」として当面は刑事告訴を見送る方針で、6月にも被害男性向けの説明会を開くという。

 それでは、被害を食い止めるにはどうすればいいのか。今回紹介された女が、何らかの滞在資格を持って日本に居住していたことが、さらに問題解決を難しくしているという。ある行政書士は訴える。

 「最初からだまそうと思って紹介されてくる女を、結婚相手に困る男性が見抜くのは難しい。こうした問題に特効薬はなく、捜査当局や行政が一体で、詐欺被害にできるだけ早く気づかせる態勢を整えていく必要がある」

 弁護団によると、相談は被害男性の両親や兄弟からが大半で、本人が直接連絡してくることはまれだという。ある親は「息子に詐欺にあっているんじゃないかと忠告しても聞き入れてくれない。どうすればいいのか」と泣きついてきた。

 この期に及んでも、あきれるほどの純朴さを見せる被害者に、関係者は言い放った。

 「恥ずかしくて言い出せないのならまだしも、詐欺にあったことさえ自覚していないのであれば、手の打ちようがない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100516-00000517-san-soci
<引用終了>
記事に出てきた結婚紹介事業の会社は大阪に本部があるそうです。誤解を与えたら申し訳ないが、大阪ってこういう生業がほんと多いのな。

業者は「詐欺まがいの仕事をしていて会社を十年も存続できない」っていうけどさ。意地悪に見れば、していたからこそそこまで長らえたとも読めますよ。情況から見れば容疑真っ黒ではないですか。まだ、現地に事務所が残っているというのが凄いです。

前にも書きましたが、ミクロネシア連邦から技能研修生という触れ込みで来日させて、単純労働にあたらせていた業者を知っています。
そのなかの一人の女性を孕ませてしまい、強制帰国させるために20万円の手切れ金払ったとかいろいろありましたな。
世に悪徳の種はつきまじ。呼吸や食事と同じようにすんなりと人を騙すやつっていますね。

上の引用記事は産経新聞ですけど、書き方が引っかかりました。「恥ずかしくて言い出せないのならまだしも、詐欺にあったことさえ自覚していないのであれば、手の打ちようがない」などと書いていますが、犯人を糾弾するというよりは、騙される側に問題の多くがあるのだといわんばかりではないですか。百%やった奴が悪いに決まってんじゃん。

「騙される側に責任がある」で済ますなら何も問題解決にはならない。それは校内虐めで「虐められる側にも問題がある」と責任回避で導き出された言葉と同じ構造ですな。思考停止というやつ。

それにしても、人を紹介する仕事って転職サービスを筆頭にろくなもんがありませんな。

ゆとりと文化(5/16)

近所の区立図書館が指定管理者制度によって、運営がTRCに移管されて一ヵ月半。
これまでバラバラだった職員の服装が統一された黒いユニフォームになり、開館時間が一時間半伸びて定休日も減少し、利用者には一見便利になったようにみえます。

図書館ごとに毎月会報誌が発行されており、オススメの本紹介とかイベント告知、各種コラムなどが載っていたのですが、運営が民間に移管されたことでなくなりました。

この会報誌、あらためてバックナンバーを読んでみたら、なかなかよく書けています。
たとえアルバイトであっても図書館司書の資格者ばかりでしたので、やはりもともとの本好きが多いのだと思わされました。

そういえば、本屋大賞というプライズがあります。あれは町の本屋さんが読んで年間で一番面白い小説を選ぶというものですが、もちは餅屋。彼らがセレクトするものは基本的にはずれがありません。
「天地明察」「告白」「一瞬の風になれ」「夜のピクニック」等など。

時間が空いているから、暇だからそういう会報誌を作れるのだという人もいる。公務員で安定しているから出来たのだという。(しかし実際は非正規の年間契約職員でした)そんなものを作る暇があったなら、開館時間を伸ばしたり定休日を減らしたりしろと言い募る人もいるかもしれない。

でも、文化とはそういうゆとりがあって出来るようなところがある。
クラシック音楽だって宮廷の庇護とゆとりによって発達してきたという経緯もあります。
効率追求と便利さとの引き換えに、なんか潤いを失ってきたのかもしれないと思いました。

筆者のいた会社は最盛期で120人くらい従業員がいましたが、ある時期に社内報を毎月作っていました。それまでの官報のような味気ない内容を一切やめて、暴露ネタとか社員のプライバシーに切り込むような編集方針をとりました。
そこで、数年間にわたり、編集長を拝命いたしたことがあります。あらためてバックナンバーを読み返してみるとよく書けたなと思うような記事ばかり。結局はそんな姿勢が目に付いたのか、我々は解雇されるところまでいきます。

でも、そういう批判精神のような内在があってこそ、会社には活力があるのだと思う。けっして、企業活動のうえで無駄な営為ではないのです。
我々が去り、社内報も一切無くなって、羊のような社員ばかりになった古巣は、底辺から復活することが今日までありません。

そんなわけで、ひとつの方針で全員一丸となっている(ように見える)組織は案外に脆いのではないかという確信を今日まで持っています。

モンスター(5/15)

恐ろしく、そして哀しいシンデレラストーリーとでもいいますか。
百田尚樹の新刊「モンスター」を読了しました。

<引用開始>
でいちばん美しい女は、
かつてバケモノと呼ばれていた。

醜い女が完全なる美を獲得した先にあるのは、
誰もが羨む幸せか、それとも破滅か──。

田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔は、かつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ、友達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった──。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344018079/jinbusinessne-22/ref=nosim
<引用終了>
美容整形で、これだけ変わりましたなどという話はよく聞きますし、エステや化粧などによってもある程度は印象を変えることができます。
しかし、この作品の主人公はそんなレベルでは満足せず、顎の形を変えるために歯を抜き、顎の骨も一旦切り離し、末梢神経を切断して唇の感覚を喪失さえしながら、さらに美しさを目指します。

そして美しさを獲得して初めて、自分をかって馬鹿にした連中に様々な形で復讐を遂げていきます。ただ一人、待ち焦がれる男性を除いて。
幼い頃に暗い夜道を手をつないで引っ張ってくれた男の子に。その彼を30年以上も思い続けます。

乱暴に言えばこの作品に出てくるのは「男」「女」「セックス」の三つだけ。男は美人に惹かれ、女はいい男に惹かれる。醜い女や男は外見で得することがあまりありません。この単純な命題に本作ではあらためて切り込んでいくのですが、神ならぬ身である筆者も自戒を込める箇所が読んでいてしばしばありました。自分にも覚えがあるな、悪いことをしたかな、と。読む人の器量を試される作品でもあります。

決して楽しい内容ではありませんが大変に読ませます。是非ご一読を。

保険金(5/14)

何故、この養父母の名前が公表されないのだろうか。疑惑満載だのに。

<淀川女性遺体>養父ら3人聴取へ 別の女性も変死
<引用開始>
大阪府高槻市の淀川堤防斜面で先月29日、宇野津由子(つゆこ)さん(当時36歳)=同府豊能町希望ケ丘1=の遺体が見つかった事件で、府警高槻署捜査本部は、宇野さんと同居していた養父や知人男性ら計3人が事件に関与した疑いが強まったとして、近く死体遺棄の疑いで事情聴取に乗り出す方針を固めた。捜査関係者が明らかにした。宇野さんは絞殺されたとみられ、養父母を受取人とする多額の生命保険がかけられており、捜査本部は関連についても捜査する方針。

 宇野さんが行方不明になってから、養父らが府警に相談するまで少なくとも約2週間かかっているうえ、失跡の経緯などについても説明があいまいだった。さらに、保険金の加入など不可解な点もあるため、捜査本部は養父らが何らかの事情を知っているとみて、本格的に事情を聴くことを決めた。

 また、養父母の知人である50代女性が08年に変死し、女性には多額の生命保険がかけられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。08年10月31日午前8時40分ごろ、養父母宅から南東約500メートルにある店舗兼住宅内の階段近くで倒れているのが見つかった。救急隊員が駆けつけたが、すでに死亡していた。女性には多額の生命保険がかけられていた。この店舗兼住宅は、養父が所有しており、女性はこの店舗スペースで居酒屋を営んでいたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100513-00000008-mai-soci
<引用終了>
この女性は、派遣切りによって愛知県岡崎市より流れて大阪豊能町にきたといいます。雇用促進住宅に同じような境遇の女性二人と住まい、爪に火をともすような生活を送っていたという。その二人はそれぞれの実家に戻り、一人で住むようになってからしばらくしてこの、高槻に住む養父母と知り合う。詳細は明かされないが、養母にあたる女性とはあまり年が離れていないそうです。それで養子縁組を果たすとは奇妙な感じもします。

まぎれもなく保険金殺人でしょうが、この手の犯罪はなくなりませんね。埼玉県本庄での八木茂、トリカブトの神谷力なども印象深いですが、個人的には三億一千万円の保険金をかけていた荒木虎美の事件が最もインパクトがありました。名前も特徴ありますしね。
無限回廊(荒木虎美)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/araki.htm
ワイドショー出演直後に逮捕。劇場型犯罪の嚆矢ともなった事件でした。

それにしても保険会社って、審査どうしているんだろう?高額な契約だから、なんとかまとめたいって気持ちがあるんでしょうがおそらく本人不在のままでこの保険金契約が取り交わされているのでしょう。

かと思えば一年経っても交通事故の賠償金を払わない損保会社もあります。友人の父親が狭い道を歩いていて、ハンドルきり損ねた路線バスに接触されて額を三針縫う怪我を負いました。バス会社はすぐに謝罪しましたが、その後に加害者側の代理人として登場してきた損保会社の対応は不実極まりないものでした。当初は九対一で妥結していた責任比率を五対五にしてくれと後になって言ってきたのです。
その人は定年退職した年金生活者であったから、道を歩いていて注意判断不能な状態にあったとか、勤め人と違って時間はたっぷりあるだろうという、まあ見下した対応をとろうとしたのです。

事故が起きたのは去年の四月。一年近く経った三月になって責任比率の変更を申し出てきたその厚顔に呆れつつ、こちらも反撃を開始しました。揉め事なら任せておけ。
事故当初から友人に相談を受けていたので、言った言わないの水掛け論にさせないため、必ず面談内容を録音しておくように助言しました。また、面談ごとに必ず議事録を作って、直後に関係者にメールすることなども。

保険金が一年経っても支払われないことを質すと「責任比率で妥結してないから」「事故なので警察に持っていったらお役所仕事で時間がいろいろかかった」とか取るに足らない言い訳を連発します。

たまりかねて現地警察に確認すると、通常は二週間で完了するという。そのことをあらためて質すと「医者の側の手続きが」とか意味不明なことで煙に巻こうとしてきました。交通事故鑑定人を兼ねた医者に相談に行くと、そんなことは絶対にないという。

代理人があてにならないので、バス会社に連絡し、告訴も辞せずと告げました。
結局は向こうが折れて当初の妥結どおりの責任比率で保険金が支払われることになりましたが、一年以上もかかりました。

これが普通の会社員が事故にあったらどうなるんだろう。一年以上も待たされたことでの機会損失や休業補償、通院やリハビリなどの費用がすごいことになるだろう。というか、普通の人は途中で諦めて妥結してしまうのかもしれません。

不作為の末にロスレシオ逓減を図るとは。許すまじ損保○○○○。

呉越同舟(5/13)

イギリスで、保守党が第一党になりました。しかし過半数には達しないので完全に勝利したとは言えません。結果的に、自民党と連立を組むこととなり、あのチャーチルの挙国一致内閣以来だから70年ぶりだそうな。

イギリスの自由民主党。日本にも同名の党がありますが、こちらは主義主張的にはセンターレフト。多分に社会民主主義的な主張を持ちます。

イギリスでの大きな問題は、財政赤字、EU加盟と通貨統合、移民、選挙制度改革といったところですか。EU関連を除くと日本と似てますね。

80年代のサッチャリズムが吹き荒れた頃からすると、保守党と労働党の間には隔たりが少なくなってきたように感じます。
ブレアはイラク戦争でブッシュに追随したし、キャメロンはサッチャーとメージャーが唱えた新自由主義の否定から党首を始めました。

トニー・ブレアといえば思いだします。
勤め先の社長が、英王室から功績によって勲章を賜ることになり、バッキンガム宮殿に赴いてエジンバラ公に拝謁する機会を得たときの話。

同席していたブレアに日本の政治不信解消の妙案を問われた彼はこういいました。
「We`ve import PrimeMinister from U.K.」(あなたを輸入したい)。
これを聞いたブレアは手を叩いて大爆笑したそうです。
さすがにユーモアがわかる。日本の園遊会や叙勲ではこうはいかないだろうな。

バッキンガムには招待されていった彼は、わざわざ日本から行くのが面倒に思い、それを欠席してもいいかとメールしたところ、帰ってきた王室からのメッセージはたった一言「You have No option」(四の五のいわず来い)だって。

保守党と自民党では水と油。期せずして顔を背けあった写真が出ましたが、心的距離の長さをよくあらわしていますね。
といっても殆どの先進国が連立政権だから、呉越同舟で同床異夢もむべなるかな。

機種変更(5/12)

携帯電話の調子が悪かったので修理に出してました。筆者の使っているNEC製初代FOMAの送話が不調となり、相手の話は聞き取れるものの会話が全く成立しなくなりました。

しかし「相手の話は聞き取れるが、こちらの話は聞いてもらえない」とは。今日の筆者の境遇を表すようでなんとも暗示的です。片思い、独り相撲、そんな科白が頭をよぎります。

当然ながら、赴いたショップでは新機種のプロモを受けましたが、五万も六万もするのはちょっとなあ。修理してそのまま使いますと告げ、10日あまりを富士通の代替機で過ごしました。まるで車屋みたいです。この代替機、ワンセグも見れてなかなか優れものです。難点を言えばちょっと重いのね。

修理に出してから五日目で連絡がありました。担当者によれば、修理に出した携帯は古くて、部品の手当てがつかないという。申し訳ないがこの機種の後継機を代わりに用意したいがどうだろうかという打診でした。
詳しく聞いてみると、今使っている機種から四代目になる機種だという。メールの文字入力などで慣れているのでNECが都合がいいです。

そして「色は四つあるがどれがいいか?」ときました。え?ということはつまり、新しいのを用意してくれるということです。電話を受けながら早速サイトで対象機を検索。黒・シルバーなどから最も目立つピスタチオグリーンを選択です。

そして今朝、現物を手にしてみるとすごく軽い。画面部分にはフィルムでラミネートされており、出荷ほやほやです。ぎりぎり販売終了になっていない機種だって。勿論、マニュアルもスタンドも付けてくれました。

三年以上経った修理品は一律5250円といいますが、ポイントがあったのでそれを使って2520円で済ませました。なんのことはない。機種変更をしたのと変わらないのでした。壊れた機種は回収するとのことで、今日でお別れ。まあ、希少金属の塊だもんね。今までお世話になりました。考えてみれば苦闘の時代ばかりを歩んでくれた戦友でした。
新しい携帯が最初に伝えてくれるのが、よい知らせであることを願っています。

・・・などと感傷に浸る間もなく、銀行でお金を下ろして税金の払い込みです。いつものイーバンクで下ろしたら「楽天銀行」とか出やがった。
そうだった。行名変更になったんだった。後輩の榊原君もいるから、応援してきたイーバンクだけど、三木谷さんとこだと思うとちょっと嫌です。楽天銀行ってのもなあ。平気で顧客情報垂れ流しそうな名前じゃん。
今回支払ったのは自動車税と原付自動車税。彼らはいつも確定申告が過ぎて、ほっとした頃にやってきてくれます。一発で連休ボケが醒めます。

迷惑メール(5/11)

スパムメールが迷惑フォルダにいろいろやってきます。
いちいち採り上げるのも馬鹿馬鹿しいですが、最近は文章がひどいのが多くて読んでいて頭が割れそうになります。たとえばこんなの。

<引用開始>
お元気でしたか?
お久しぶりです、なおこです。

いまさら、、、
何で突然に! 
なんて思っているでしょうけど、
あの時は本当もすみませんでした、とこれだけは
最初に言っておきたくて、ずっと思っていて
私にしてみたら急とか突然とか
そんなことはないんです。

女性特有なのか私だけなのかフィーリングの合う人とは、
となく文面だけでも分かるものなんです。
気になった方にこうしてメールするのは普通のことなので
難しく考えないで欲しいんです。

以前に言ってあったはずですが?!私は既婚者、俗に人妻。
"誰に言えない秘密"の掲示板で告白したりブログにしたりと
まだまだ落ち着きのない女なんですよね。

私は先月から
ttp://www.mycheries.com/everymail/hunt に移りました。
最近見つけた私みたいな男女が集まっているところです。
もう1度自己紹介しなくちゃ、そう思って公開機能で
あなた宛に送ってみたというわけです。

良かったら内緒で連絡が取り合える場所でひそひそしませんか。
メールコミュニティにもつながっているのでPCでも携帯でもOKです。

もちろん、あなたが迷惑でなければですけど・・・。
<引用終了>
一段目パラグラフ
本当もすみませんでした、は単なるタイプミスなんでしょうが、この一文は本当に謎です。
『今更連絡してきてなんだ、とおっしゃられるかもしれません。しかし本当にすみませんでしたということはずっと思ってきて最初にいいたかったんです。でも、私にしてみればこれは特別なことではないことなんです』。
ええっと。謝っているのか開き直っているかがわからないんですがww
なんか、突然連絡もらって、常日頃の無沙汰を不満に感じる暇もなく、思い切り私は私だって開き直られているような。やられっぱなしですww

二段目パラグラフも解釈が難しい。

女性特有なのか私だけなのかフィーリングの合う人とは、
となく文面だけでも分かるものなんです。
気になった方にこうしてメールするのは普通のことなので
難しく考えないで欲しいんです。

「となく文面だけでも分かるものなんです」。なん、をコピペ失敗してますね。つまり、文面だけでも筆者とフィーリングが合うことはわかるんだね。文面、送ってないんだけどww
それは「難しく考えないで欲しい」と。なるほどw

三段目パラグラフ
以前に言ってあったはずですが?!私は既婚者、俗に人妻。
"誰に言えない秘密"の掲示板で告白したりブログにしたりと
まだまだ落ち着きのない女なんですよね。

「以前に言ってあったはず」。またなんだか責められています。私は既婚者で、俗に人妻だと。勝手に夢見てんじゃねえってことですか?ww

それにしても“誰にも言えない秘密”の掲示板って何だ?大変な矛盾があるぞ。メビウスの輪やクラインの壷といった、まさかトポロジーで挑んできたか?
「まだまだ落ち着きのない女」って、何かやる気満々で怖いぞ。

後段もすごい。公開機能であなたに送ってみました?
機能の詳細不明だが、公開なら特定個人に送ったことにならないじゃん。
何となくフィーリングが合った人にだけ送るんじゃなかったの?ww

「内緒で連絡が取り合える場所でひそひそしませんか」。内緒で連絡できる場所なら、ひそひそしないでもいいんじゃないか?ww

そういうわけで、構造がめちゃめちゃであると読む前になんとなくわかり、読んだあとでやっぱりそうだったと脱力できる文章でした。

相手の読解力と常識と底抜けの善意を期待して、尚、わなに嵌めてやろうという底意を持つこの文章。実にグリーディで素晴らしいです。

真面目に働け。

偏見助長(5/10)

「トリック」またやってないかと日曜洋画劇場を見たら「300(スリーハンドレッド)」でした。
ちょっと見ましたが、エンタティメントだしCG沢山使ってるし楽しいといえば楽しい。割り切ることは十分に可能です。ではあるのですが。

なんだ、あれは?

古代ギリシャの都市国家のひとつであるスパルタ。そのスパルタの300人の軍勢が百万人のペルシャ軍と、要害に籠もって戦いまくるという話なんです。これは、テルモピュライの戦いといって史実ですね。いや、史実ならあんな描き方をするなと言いたい。

敵役がペルシャ軍及びその領袖であるクセルクセス一世になるのですが、これが酷い。ペルシャ軍は、不気味な仮面をかぶって、それを取り去ると理性と知性を喪失した野獣のような動物だし、クセルクセス王は顔中にピアスをしていてちょっとゲイの雰囲気もありました。
ペルシャ兵は、ロード・オブ・ザ・リングのオークとかウルクハイとかあんな感じです。
監督のザック・スナイダーは「ドーン・オブ・ザ・デッド」やってるので、ゾンビの扮装をそのまま使いまわそうとしたのかもね。

ギリシャ人は自らをヘレネス、言葉の通じない連中をバルバロイと呼びました。バルバロイはバーバリアン(野蛮人)にと後世に変化していきます。

しかし実際は科学技術を中心としてペルシャのほうがはるかに進んでいました。上下水道の整備、麻酔を使った外科手術、鍍金などの金属加工技術を彼らが持っていた頃、ヨーロッパにはそんなものはなかった。
十字軍遠征の時代くらいまで、彼我の差は歴然としたものがありました。現在でも中近東、例えばイランの識字力や学力の高さは有名です。

わからないもの、理解できないものをどうして単純に悪意のレッテル貼りをするのか。
コーカソイドの選民的な底意を無理やり見させられているようでちょっと不快でした。
それはアルカイーダとか、イスラムとか一緒くたに敵視する姿勢にも通じています。

そして、現代のギリシャは金融不安に揺れています。
大昔のDNAが疼いて、逆恨みでイランとか中東産油国あたりに喧嘩吹っかけて21世紀ペルシャ戦争の始まり、なんてならなきゃいいですけどね。

天誅を下す(5/9)

一年ぶりにマイミクkanonさんに会いました。
先日新居に引っ越したばかり、去年購入した車(インサイト)もはや一年が経過し、そろそろ買い替えのレンジに入ってきました。
お目当ての車はないのか?と訊ねると「引っ越した近くに車屋があるのだけれど、そこに展示してあるフォルクスワーゲンがいいかと思っている」なんていいます。

おお、VW仲間がまた増えるのか?車種はなんだ?と聞くと「多分、スバルではないかと思う」って、何だそれ?
ワンボックスで、エンブレムだけVWの車が置いてあるのだといいます。
つまり、スバルのサンバーというワンボックス車をお化粧してワーゲンバスに擬してるやつだな。それは羊の皮を被った狼とも、羊頭狗肉ともとれる。kanonさんらしいギミックで素晴らしい選択です。

さて、今日はこのニュースが目に付きました。

<退職強要>入社9日で 労働審判申し立て
<引用開始>
大学院を修了して4月にベンチャー企業に就職したばかりの男性(24)が、電話応対のミスなどを理由に退職を強要されたとして、社員の地位確認と3年分の給与支払いを同社に求める労働審判を東京地裁に申し立てた。男性は試用期間中の入社9日目に退職届を書かされたという。

 申し立ては4月26日付。申立書などによると、男性は大学院在学中の昨年5月、神戸市に本店を置くITコンサルタント会社に内定。4月に入社し東京本社に配属されたが、社内試験の成績や電話応対の仕方を理由に「落ちこぼれ」などと大声で叱責(しっせき)され、反省文を連日書かされた。

 9日夕、男性を個室に呼び出した上司は約2時間にわたって「給料だけもらって居座るのか」と迫り、自己都合を理由とする退職届を書くよう指示した。

 男性は「反省文を突き返されたり怒鳴られたりの毎日で身も心もぼろぼろだった。反論しても聞き入れてもらえず、あきらめて従うしかなかった」と話す。今後は福岡県の実家に戻って就職活動を再開する予定だが「入社直後の退職が採用に悪影響を及ぼすのでは」と不安を漏らす。

 代理人の吉原政幸弁護士も「密室で圧力をかける行為などは明らかに違法。男性は新卒という就職機会を逸することになった」と批判する。これに対し同社は「コメントすることはない」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100509-00000002-mai-soci
<引用終了>
入社九日目で退職強要って。事実だったら相当ひどい話でないか。
だいたい、社内試験って何だろう?入社してきている人をさらに篩いにかけるようなことをするのか?それとも、oracleマスターとかCCNAとかMCPとか、はたまたITSSとかそういう殆ど役に立たないベンダー試験の関係か?

配属先の上司が最初からこの人を気に入らなかったのだろうが、そういう上司教育も含めて人事部の不勉強ぶりが際立ってくる話ですな。
若いってことは未熟ということでもあり、指導含みで仕事させるのが当たり前じゃないか。即戦力でない、みたいなことをほざくのなら最初から新人採用などするんじゃない。あまりに乱暴で、まるで成田離婚じゃないか。サイズが合わないからと、洋服をとっかえてもらうのとはわけが違うのだ。新人でこりごりなら、50代の素晴らしい人材を紹介してやってもいい。報酬五億円で手を打とう。その代わり50億円稼がせてあげるから。

実は同じような経験をしたことがあります。「会社がひとつにまとまって進もうというときに君は障害になる、だから辞めてくれ」という珍妙な理屈で筆者やkanonさんは退職勧告を受けました。退職届を出さなければ解雇するという。勿論、自発的退職なんてしませんから解雇扱いになりました。当然我々も黙っていませんから、いろいろな方面で戦うことになりました。戦いを通して痛感したのは、人の評価は内部でなく外部で決まるということ。もし社内で評判が悪かったとしても、取引先で評価されていればいいんだと実感できたことが大きな励みになりました。
だから、自信があれば臆することはない。クレバーに大胆に戦えばいいんです。

ところで、学習できていない古巣会社はまた不行跡をやらかしています。二重帳簿をまだつけているらしい。入社してまもなく、在庫隠しで倉庫の教材をレンタルしたトラックの荷台に移し変えた経験があります。結局、税務署に発覚して追徴金を払い、数年間は追跡調査されたというのにまだ懲りてないわけだ。天誅を加えなければならないかと今、相談しています。電話で告発するか手紙にするか、どれが効果的かを検討中です。折りよく税収不足が叫ばれているので、いい形で通報したいものです。

主よ、永遠の休息を(5/8)

誉田哲也の新刊「主よ、永遠の休息を」を読みました。

<引用開始>
通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員芳賀桐江と知り合う。逮捕に協力して立ち去った男から、暴力団の事務所が襲撃された事件を知らないか、という奇妙な問い合わせが。襲撃の有無を調べる過程で吉郎は、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の「犯行現場と思しき実録映像」がネット上で配信されていたことを突き止める。犯人は殺害を自供したが、精神鑑定によって無罪となっていた……。未解決猟奇事件の「実録映像」はなぜ出現したのか!? 静かな狂気に呑み込まれていく若き事件記者の彷徨、そして驚愕の結末を描く、誉田ミステリーが到達した新たな地平!
https://www.j-n.co.jp/books/topics_hondaint.html
<引用終了>
よくある新聞記者ではなく、通信社の記者を主人公に据えた作品です。
主人公鶴田吉郎は、いわゆる熱血記者ではありません。ほどほどに力を抜いて、飄々と仕事をこなそうと心がけています。
その意味では「ストロベリーナイト」の姫川玲子、「ジウ」の門倉美咲にも通じてくるキャラクターです。

しかし、軽いタッチのミステリーだと思って読んでいると、あっという間に突き落とされるのが誉田作品です。本作もそのカテゴリーにあるといってもよいでしょう。
あえて他の作品でいえば「ヒトリシズカ」「月光」に近いでしょうか。
ユーモアあるエピソードが、突然に闇に落ちるようなところがあります。読んだ後味が悪いかといわれればそんなことはありません。しかし暗闇の淵を覗き込んでいるような気分にもさせられます。

本作では幼児誘拐殺人(おそらく宮崎勤事件が下敷き)を題材に使っていますが、現実の事件の凄惨さを否応なく思い出させてくれます。
それでも、どこかに救いの一条の光が差し込んでいるように読めるのは作者の力量ゆえだと思います。文句なく面白い。一読をお勧めします。

奄美群島区(5/7)

基地問題に絡み、ここのところ徳之島が話題になっています。長寿と子宝の島だという触れ込みがあるけれど、個人的には闘牛と選挙の島だという印象が強い。

20年近く前まで奄美群島区という単独選挙区であり、定数1を巡って当時の徳田虎雄と保岡興治による「戦争」が印象深いです。

テレビのニュースを見ていたら、両候補が率先して互いを口汚く罵る様に終始しており「チンピラの保岡さんが昨日来ていたそうです」などと徳田が言ってるのを聞いて、どよーんとなりました。そこまで言うか。
現地にいたら、もっと凄いことが体感されたのでしょうね。

筆者がかって住まっていた東京二区では石原慎太郎が選挙区選出議員でしたけど、ここに同じ自民の新井将敬が殴りこんできたときも凄かった。新井の貼られたポスターの全てで、額部分に「嘘つき」「北朝鮮のスパイ」などという卑劣な書き込みがされたことがありますが。どう見ても石原陣営の仕業でした。新井はご存知の通り、非業の死を遂げますが、もう一方は都知事様だ。悪人栄え・・とまではいわないが。

突然降って湧いたような普天間の基地機能一部移設の話には、こんな噂もあります。徳田虎雄の次男である徳田毅が、父親の政治団体である自由連合を離れて、最近自民党に入党しました。これに対する嫌がらせとして徳之島移転を図ったという話です。勘ぐればとめどないですが、いかにもありそうなことではある。

聖路加病院に入院している徳田虎雄のもとに鳩山が訪れて徳之島移転の話を持ちかけましたが、異例の訪問もそうした背景があればなんとなくスジが通るようにも見えてきます。
ALS=筋萎縮性側索硬化症によって意思疎通が難しくなっている様子がカメラを通じてわかりました。よく撮らせたなと思います。

徳田虎雄は徳之島出身。島一番の秀才で二浪して阪大医学部に進み医者になる。徳洲会のやり方がアダとなって自民党入党を拒まれます。

実は彼に会わせられる寸前までいったことがありました。自由連合を率いていた10年前。彼の豊富な資金に吸い寄せられるように沢山の人が群がりました。そのなかの一人、仮にN氏としましょう。

マザーズ上場企業に顧問として潜り込み、上場時に数億のリターンを獲得して起業するも、経営の才なく資金繰りに行き詰っていた彼は当時勢いのあった徳田虎雄に取り入ります。そして援助を受けたのでした。

彼の事業プランについて、昼飯奢りだけで釣られていた筆者はいろいろアイデアを出していましたが、ある日、その内容をスポンサーに詳しく説明してくれと頼まれたのです。その相手が徳田虎雄だという。
といっても、昼飯代くらいのことしか話してないし、その会社の社員でもなんでもない。「無責任でしょう」「そんなことはない」と言い争いになりました。結局、筆者が押し切りました。

N氏は自らを「ペテン師」と公言するような人物で、それは謙遜でも偽悪でもありません。正味現在価値でペテン師と認定してよいでしょう。
人たらしというのが本当に存在するんだと初めてわかりました。
今もいろんな人に取り入って活躍されているようです。

そんなわけで、不謹慎かもしれないが徳之島と聞くと、徳田虎雄とN氏を反射的に思い出してしまいます。

不覚(5/6)

不覚にも、まさかご存命であったとは思いもよりませんでした。

「日本のおばあさん」女優・北林谷栄さん死去
<引用開始>
 「日本のおばあさん」を演じると第一級だった劇団民芸の北林谷栄(きたばやし・たにえ)(本名・安藤令子(あんどう・れいこ))さんが、4月27日午後8時40分、肺炎のため亡くなった。

 98歳だった。告別式は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く。喪主は長男、朝生(あさお)さん。連絡先は、川崎市麻生区黒川649の1の劇団民芸。

 東京・銀座生まれ。山脇高等女学校卒業後、肺結核の療養生活を経て1931年、創作座に入り、35年に初舞台。翌年、新協劇団に移って「どん底」のナースチャで認められ、移動演劇の瑞穂劇団を経て戦後の47年、民衆芸術劇場(第一次民芸)結成に参加。50年には滝沢修、宇野重吉らとともに劇団民芸(第二次民芸)を設立した。

 20代後半で演じた「とんど祭り」の老女役が認められて以来、老け役を数多く演じた。幼少時、祖母の手で育てられたことが役立ったといい、日ごろから衣装やメークの研究を怠らない話は有名だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100506-00000606-yom-ent
<引用終了>
直接の舞台を見たことがありませんが、清水ミチ子による物まね名演でその実力を垣間見ることができます。
民芸の設立メンバーはこれで誰もいなくなったのか。
現代表の大滝秀治はちょっと後ですものね。
(大滝秀治も、関根勤による素晴らしい物まねがありました)

歌舞伎も新派も新国劇も文楽も見てきました。しかし民芸、俳優座、文学座といったいわゆる新劇はこれまでまともに見たことがありません。
いわゆる「スタニスラフスキー・システム」についての食わず嫌いですね。大学でスタ・システムの信奉者みたいな先生がいて、ソリが合いませんでした。

そして、佐藤慶も亡くなってしまった。田宮次郎にはないニヒルな財前五郎(白い巨塔)を演じたのが印象的です。あとは、なんといっても白日夢。もう81歳だったとは思いませんでした。
合掌

世論調査だと(5/5)

今日はこどもの日。連休最後なので、臨海公園とか海とかをブラブラしました。なかには海で泳いでるやつまでいたけど大丈夫か?気温が上がるとクラゲが出てくるから刺されるぞ。
などと家まで逍遥してたら家の裏の河原で凧揚げをやってました。
周辺の自治会で、長崎の凧を上げる催しをやっているというので見ていたら、下手な子供が沢山いる。
凧がくるくる回って上がりません。見ていて可哀想になってきたのでちょっといいですか?と親からお借りして風下から猛ダッシュ。無事、皐月の空に長崎のひし形の凧が上がり、二組の親子から感謝されました。

糸切れて 雲ともならず 凧(いかのぼり)

虚実皮膜論を説明するのに役立つ、芭蕉の句が頭に浮かびました。
ああ、教養がこういうときにもにじみ出てきます。

家に帰ってヨーカドーで買った柏餅を食べようとしたら電話が鳴った。
こういう祝日の午後にかかってくる電話は・・・、脳内アラームが鳴り響きます。
警戒しながら『もしもし?』と出ます。
『もしもし、先日電話アンケートにお答えいただきましたエージーインターナショナルでございます。先日は有難うございました』
「はぁ・・」
『先日のお礼に、資産運用の大切な資料をお届けしようと思いましてご連絡差し上げました。つきましては住所とお名前を確認させていただければと思います。えぇと、そちらは○○区○○町3-2-1でよかったですか?』
「はい、それで結構ですが・・・」
「・・・そうですか?あの、お部屋番号のようなものはありませんか?」
「ありません。それで、こちらまで届きます」(嘘つきました)
「そうですか。それから、お名前ですがヨシトクさまでよろしいですか?」
「はい、それで結構です」(嘘つきました)
「そうですか。失礼ですがご本人さまですか?」
「いえ、違います」
「そうしますと、息子さんでらっしゃいますか?」
「いえ。違います」
「ヨシトクさま、ご本人さまはいらっしゃいませんか?」
「おりません」
「ではまたあらためて架けなおしさせていただきます。失礼します」あっさりきりやがんの。

三日前に突然、世論調査のアンケートですと電話がかかってきたのです。
たまたま親父が出て『鳩山内閣を支持しますか?』などという問いかけに生返事をしていたようなのです。
世論調査というのは、単なるネタ。本来は、電話に名前と住所を付き合わせた名簿作りをしようというわけでしょう。先物、和牛、原野にマンション勧誘に架空投資あたりは勿論、年寄りを狙った年金・生活保護詐欺まがいのサービスであるかもしれません。

アンケートに答えたから、資産運用の資料送らせろっておかしいだろ。
向こうが掴んでいる住所では、400世帯以上の人間がいますのでそんな資料は届きません。
さらに「ヨシトクさま」ってのを、どうやら勘違いしているようです。
業者はそれを名字として認識しているけど、それは親父の名前なんですよね。しかも漢字の読みを間違えている。国語力がなさすぎるぞ。

散歩から戻った親父に確認したところ「アンケートだというから生返事していた。お名前を聞かせてくれというから、名字じゃないんだと思って、名前を答えたんだよ」とぼけてんのかおちょくってんのかわからない曖昧な答えを返してきました。じゃ、自分の名前の読みを間違えて伝えたってことじゃん。
一応、脳関係の病院に行こうね。

しかし、油断もすきもないなあ。

誰かになる(5/4)

大型連休は只管読書をしています。合間に動画を見ていたりしますが、ついに昨日は「ハゲタカ」劇場版を見ました。
アマゾンなどでの視聴者レビューがもうひとつだったので、ちょっと心配でしたがなかなか見ごたえのある内容だったのでよかった。

映画「ハゲタカ」
<引用開始>
救世主か? 破壊者か? こんな国に誰がした。
混迷と不安の時代─日本人の見失いかけた答えは、ここにある!

あれから四年、世界金融危機前夜。
混迷する現代日本に、赤いハゲタカが舞い降りた。

かって瀕死の日本企業を次々と買い叩きながらも、日本のマーケットに絶望した鷲津(大森南朋)。海外生活を送っていた彼の元へ大手自動車メーカー「アカマ自動車」を中国系巨大ファンドによる買収危機から救って欲しいと、かっての盟友芝野(柴田恭兵)が頼みに訪れる。
名門アカマの前に突然現れたのは、赤いハゲタカこと劉一華(リュウ・イーファ)(玉山鉄二)。巨額の資金を背景に鷲津を圧倒し続ける劉。彼の本当の狙いとは何か?世界金融危機前夜に幕を開けたハゲタカVS赤いハゲタカの壮絶な買収戦争。「日本が中国に買い叩かれる?」という未曾有の危機に、鷲津はどう立ち向かうのか?
http://www.hagetaka-movie.jp/index.html
<引用終了>
真山仁の小説「ハゲタカ」「レッドゾーン」を下敷きにしています。しかし、これは、ほとんどオリジナル脚本であり、かつNHKのドラマを見てないと理解が難しい映画ですね。

テレビ版では、一般には馴染みのない概念である従業員による企業買収=LBO(レバレッジドバイアウト」を出してくるなど、意欲的な試みが目立ちました。龍馬伝で吉田東洋を演じた田中泯という舞踏家を初めて知ったのもこのドラマです。

対して映画版は、時間の制約もあったせいでやや物語がせせこましく進行する感じがあり、映像に表れない場面をいろいろ想像しなければならない点もありました。初手で見た人は、さぞ不満だったと思います。

しかしそれを差し置いても、登場人物がいい。特に玉山演じる赤いハゲタカが魅力的です。
中国残留孤児三世として来日。苦学して投資ファンドに入社し、その後に頭角を現す劉一華。
日本を代表する自動車メーカー「アカマ自動車」の買収に並々ならぬ執念を燃やします。
鬱屈と謎、哀しみを抱えた役どころを演じさせたら玉山鉄二は実に上手いですね。そういえば東野圭吾「手紙」の兄貴役もよかった。
(放送中の『素直になれなくて』も似た役どころですが、北川悦吏子の古い感覚が残念)

サイドストーリーで、アカマ自動車に派遣工として働く青年の話しが出てきます。この青年、守山翔を演じる高良健吾もなかなか好演です。
印象的な台詞がいくつか出てきましたがなかでも脳裏に刻まれたのはこれ。
劉一華と知り合い、初めて二人でファミレスで食事するシーンでのこと。
「知ってますか?派遣の担当部署って人事部じゃなくって、調達部なんですよ・・・」
「俺たち部品なんだよ、文字通り・・・」。

その愚痴に対して、劉一華は次のように言う。

「誰かになれよ」。

とても重く響く、しかし力づけられる言葉です。

映画終盤ではこの言葉が別の意味合いを持っていたことに気づきます。
いい作品でした。

見通す力(5/3)

昨晩の「龍馬伝」はこれまでで一番見ごたえがありました。
勝海舟が、海軍の訓練機関である操練所を開く一年前のこと。大阪に海軍塾を開いて、訓練生を鍛えているわけですが、列強からの侵略抑止力として海軍を想定する龍馬に対し、多くの訓練生はまず攘夷を念頭に置くことを止めません。
心配した龍馬が京都に居る勝のもとへと参じ、そのことを伝えるのですが、勝は心配ないといいます。

海軍塾では、語学、測量、漕艇、大砲、天体観察など最新の学問を修めていきます。訓練生おのおのがこうした新しい世界を獲得していくにつれ、威勢のいい言葉だけの攘夷が如何に無意味なものかが体感されてくるというわけです。それまで知らなかった世界を見ることで、身の程と立ち位置がよく意識されるということです。
学ぶ、ということの本質がよく現されている昨晩のエピソードでした。

もうひとつあります。武市半平太に命じられて、勝海舟を斬りに岡田以蔵が訪ねてくるシーンがありました。居合わせた龍馬によって正体が発覚してしまいますが、勝は気にせず、地球儀を前に世界と日本の講釈を始めます。地球儀に現された日本を見てその小ささに驚愕する以蔵、その素直さが気に入った海舟は龍馬と三人で飲みに行こうと誘います。
その場で、前段の訓練生の話が出るのですが、勝の真意がよくわかった龍馬は感激してそのまま大阪に戻っていきます。
あとには、勝と以蔵の二人が残される。酒を注ぎながら勝は訊ねます。

「おめえ、なんでああいう奴と付き合わないんだ?」

これは、以蔵の悲劇的な未来を知る身としては、ちょっとほろっと来たシーンでした。

それがわかったからといって勿論、誰もが成功するわけではない。でも、パースペクティブな見通しを持て、という勝のメッセージは現代にもそのまま通じるように感じました。

お礼参りか(5/2)

退院直後にやられたというと、おそらく二回襲われていたのでしょう。
やった人間はよほど強い怨恨を抱いていたのだろうか。

退院直後に襲われる 事情に詳しい者の犯行か 仙台高校教諭殺害
<引用開始>
 仙台市泉区で高校教諭、松本秀夫さん(56)が殺害された事件で、松本さんは頭にけがをして入院し、退院した当日に襲われていたことが1日、分かった。宮城県警の泉署捜査本部は事情に詳しい者が事件にかかわった可能性があるとみてトラブルの有無などを調べている。

 捜査本部によると、4月30日午後10時ごろ、帰宅した大学生の長男(23)が、自宅の玄関で倒れている松本さんを発見、110番通報した。病院に搬送されたが、頭に数カ所殴られたような痕があり、1時間後に死亡が確認された。

 松本さんは市内の常盤木学園に勤務していたが、学校関係者によると、3月初旬、登校した際に体調が急変し、ろれつが回らなくなるなどしたため、救急車で緊急入院していた。

 同僚には「転んだ際に頭を打った。いつ転んだのかは記憶がない」などと説明したが、頭の骨が折れており、一時は危険な状態に陥った。その後回復したが、退院当日に襲われた。

 司法解剖の結果、松本さんの死因は頭蓋(ずがい)内損傷だった。近所の住民によると、30日夜、松本さん方の方向から男性の大きな声が聞こえたといい、捜査本部は事件との関連を調べている。 捜査本部によると、松本さんは妻(44)と子ども3人の5人暮らし。発見されたときには、トレーナーに綿のズボン姿だった。凶器などは見つかっていない。

 同学園によると、松本さんは数学を教えており、3年生の副担任。退院当日には学校にあいさつに来ていたという。

 緊急連絡網で訃報(ふほう)を知ったという同僚の男性教諭は「面倒見がよく、生徒からの信頼も厚い先生だった。ようやく復帰のメドが立ったところだったのに、なぜこんなことになってしまったのか」と声を震わせた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100501-00000575-san-soci
<引用終了>
三月初旬に、頭の骨を折って入院か。転んで打ったが覚えていない、なんてことあるわけがない。殴られて、殴ったやつのことを庇って「転んだ」などと言いつくろったのではなかろうか。
三月初旬というと、卒業式のシーズンでもある。とすると卒業生から、お礼参りで暴行を受けたのかとも邪推してしまうのです。

我々の中学校時代でも卒業式に「お礼参り」をしてやるとか息巻いていた精鋭が何人かいたが、結局は最後のトイレ掃除で個室に篭って一服しただけでした。報復なんて、思っていても後先を考えてなかなか行動には移せないものですよ。
まして頭蓋骨骨折なんて、バットでフルスイング、ジャストミートでもしたのか。

しかし、常盤木学園って女子高だからな。お礼参りは、ちょっと考えにくい。
なんとも後味のよくない、凄惨な事件です。

呪縛と習慣(5/1)

最初に聞いた際はどうして?と思いましたよ。
よく続いた、いや、よくぞ続かせたってことか。

同級生から10年以上金を脅し取る? 容疑の男逮捕
<引用開始>
埼玉県警吉川署は30日、恐喝の疑いで、吉川市吉川団地、無職、酒井哲也容疑者(33)を逮捕した。

 吉川署の調べでは、酒井容疑者は3月1日、以前から金を脅し取っていた吉川市の男性運転手(33)に「次は3月末だからな」と話し、4月1日、吉川市のコンビニエンスストア駐車場で13万5000円を脅し取った疑いが持たれている。

 吉川署によると、2人は中学と高校の同級生で、成人式で再会したことから交流が始まった。次第に酒井容疑者が「金を貸してくれ」とせびるようになり、平成12年ごろからは毎月1回15万円程度を脅し取っていたという。

 吉川署によると、男性が28日、同署に相談して発覚した。酒井容疑者は「金をもらったのは間違いない」などと供述しているが、脅したことについては否認しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100501-00000518-san-l11
<引用終了>
脅したほうはそんな実感もないし、脅されたほうもそうは思ってないのでしょう。それぞれ別の心根から『そんなつもりはなかった』となる。
特に被害者にこの傾向が強い。何故なら、そう思ってしまったら、この十年あまりは何だったんだという悔恨にもつながるからです。

こういうことがあると必ず出てくる意見があります。
「虐められるほう、やられるほうにも問題がある」のだと。
そう考えれば楽だから、第三者はついついその判断に流れてしまう。
でも、これは一種の思考停止であって問題解決に何にも寄与はしない。

中学高校の同級生だとしたら、その時代から10円100円1000円といった金の無心が頻発していたのでしょう。ことに社会も視野も限定されている中学生では、無心してくる相手は畏怖の対象として強大なものでしょう。

成人式で再会したというが、無心する側が以前と全く変わらぬ様子できたのではないか。
強請された側は中学高校で刷りこまれた恐怖が瞬く間に蘇り、それに呪縛されてしまったのではないかと想像します。

お金を払い続けると、今度は関係を断ち切るということが気分的にはとても難しい。
それよりは、この無心に応えることを習慣化してしまったほうが気分的に楽で容易いと判断したのではなかろうか。

それにしてもだ。10年間も強請り続けた根気強さは、立派でなくてご立派。
どうしてその努力を別の方向に向けなかったのだろうな。
『簡単に金を出してくれるあいつがいるから、俺は働けなかったんだ』なんて逮捕された奴が被害者面して嘯いてそうで、なんか嫌ですね。

こうした事件を含めた脅迫の件数は2000年から倍増しているそうです。1999年まで1000件ペースの推移だったのに、いきなり2000件台にまで膨れ上がってきたのだそう。これにはヤミ金や、悪質なマンション勧誘といった脅迫が増えていることが考えられているのだそう。
http://www.visualzoo.com/graph/55329
そうか。やっぱり、マンション勧誘は脅迫なんですね。立派な犯罪なんだ。やい!犯罪者!

10年以上も断続的にこの脅迫電話がかかってきますよ。実に腹が立つ。
電話勧誘が法律によって禁止された先物同様、取り締まって欲しい。違反したら逮捕な。
あれだ。仮に不起訴でも、こういうときこそ検察審査会で有罪に仕立て上げればよいのだ。
善良な市民感覚の持ち主としては、そう断言せざるをえません(笑)

千秋楽(4/30)

歌舞伎座。改修前の最終日、夜の部の演目が始まっています。
チケット、とれなかったんです。いつにもましてすごい人気があった。

大学時代にたまたま歌舞伎好きな人がいて、話を聞くうちに面白そうに思えてきて最初に見に行ったのが歌舞伎座でした。

そのときの演目は「寿曾我対面」「勧進帳」「盲長屋梅加賀鳶」だった。面白かった。食わず嫌いで後悔した。考えてみれば今の幸四郎の襲名興行だった。幸四郎を息子に譲った白鸚、弟の松緑が元気で出ていた。二人とも亡くなってしまったなあ。

それから猛勉強した。雑誌「演劇界」を毎月購入した。国立劇場も明治座も行った。テレビでやれば全部見た。高校生の歌舞伎教室までわざわざ見に行った。半年で件の友人に知識で並んだ。

歌舞伎座の帰り道、確かカレーを食った。近くのナイルレストランで骨付き肉のカレーだ。生で見るのが一番良いと話したっけ。

調子に乗って文楽も見た。国立劇場小劇場だった。これも面白かった。
ただ、周りの観客がいつも年寄りだらけだった。台詞の途中でも隣でおしゃべりを止めない。これじゃ滅びるなと思った。そこから、人気が出てきた。今は、若い人たちも結構見に行く。

団十郎に菊五郎に幸四郎に吉右衛門。これだけ大名跡が揃う現代は幸せかもしれない。特に団菊が揃うのは明治以来ではないか。

でも、今の隆盛はそれだけじゃない。岩井半四郎とか中村又五郎とか尾上松緑とか、若い人のために歌舞伎教室でやさしく解説をしてくれた。そんな努力の甲斐もあったに違いない。
神様なんていると思わない。でも、舞台の上には確かにある。演者の念が残っている。

三年後の新しい舞台にも、そんな念が篭ることを願っています。

違和感(4/29)

昨日、テレビのチャンネルを回していて(この言い方はもはや変か)見慣れない人たちのドラマがやってました。あれ?BSチャンネルか?

よくみたらTBSの「IRIS」でした。イ・ビョンホンとかキム・テヒとか出てるやつ。日本の秋田で長々とロケをやっていたりした、韓国人観光客が激増したという触れ込みでしたね。

韓国ドラマは見ないのですが、この作品は割合前評判が高いようです。
どんなもんだろうと思って見ていたら、ビョンホンとキム・テヒの二人が旅館の露天風呂に入るシーンが出てきました。「男湯」「女湯」という日本語の表示がよくわからず、暖簾の陰からそっと入浴しているのが男か女かとチェックしていて、茶目っ気のある演出でした。
キム・テヒが、着ていた浴衣をそろそろとひも解きますが、男湯、女湯と入り口は分かれていても中では混浴状態になっているのを発見してしまい、ますます戸惑ってしまいます。

結局、脱衣せずに足先だけを二人並んで湯船に漬けた足湯を楽しんでいるのですが、ちょっと違和感のあるシーンが出てきました。
着物を着た旅館の女の子(18~20歳位)が、お盆に徳利と二つの猪口を二人に持ってくるのです。温泉場ではたまにあるサービスですな。

どうぞ、といって二人のそばにお盆を置くとき、ビョンホンが「ありがとう」と言いながら、右手で女の子の頬をすっと触ったのです。
びっくりして退散する女の子。しばらくして暖簾の陰から二人の様子を窺い、嬉しそうに頬を赤らめる女の子がいました。(この子、美山加恋でした)

彼のイケメンぶりを際立たせようという演出なのだろうが、現実にはそんなこと絶対にない。
どんなにいい男であろうが、見ず知らずの人間にいきなり触られて気味悪く思うのはいても、喜ぶ奴なんて絶対にいない。少なくとも周りで見たことがありません。
こんなことやると、良くて退散、悪くすれば警察沙汰も覚悟しなければならないと思います。
そういう非現実的な設定も全て受け入れてないと、こういうドラマは見てはダメなのかな。

所詮は外国人から見た日本のイメージ、絵空事と割り切るしかないのかな。

携帯修理(4/28)

携帯で話していて「全然声が聞こえない」という声が相次ぎました。
こちらからは、相手の声もよく聞こえるのであまり気にしてはいなかったのですが、試しにkanonさんにかけてみたところ、やはりよく聞き取れないという。
これは、壊れたかもしれない。今の機種で六年も経過しています。本来であれば機種変更を二回くらいやっていたとしてもおかしくない。

と思って、ショップまで持ち込んでみました。ここでの目標は二つ。故障か不具合かの確定と修理代金にどのくらいかかるかの情報入手です。

どうやらマイク機能に不良があるようです。で、今は安いプランがあるから、買い換えませんかと勧められる。格安の機種だとLG社製のがあるという。実物を見たけど、う~ん。心に響くものがなかったので却下。

修理代金は一律で5250円というから、結局修理を頼みました。ポイントが貯まっていてそれを使えるので実質はこの半額程度の負担で済む。

修理にはどのくらいの日数かかりますか?と問うと10日から二週間程度という。
うわ、その期間を使えないのは辛いなあと考えていたら、代替機を出しますよという嬉しい誤算がありました。これは、ほっとしました。

携帯ショップ窓口は番号札を持ってひたすら待っているのですが、用向きを最初に修理だと伝えたことが功を奏しました。待ち時間の間に、CDRに携帯のデータをバックアップする作業を勧められてやっていたのです。

バックアップしたその内容をさらに代替機にコピー。というわけで今は使い慣れない代替機が手元に来ています。

今回はもし修理代金が高額になるようなら、もういい加減に機種変更しようかと考え、いわゆる白ロムについて情報を集めておりました。

そうか。SIMカードさえあれば、容易に機種変更ができるのね。今浦島太郎といった感じで、ようやく世間にキャッチアップしつつあります。
便利な世の中になった、としみじみ。って、知るのが遅すぎますか。

エゴイスト(4/27)

舛添要一とか、沢山の新党乱立について論評を差し挟まないできました。つまり語るには値しないからですが、小宮悦子のサンデーフロントラインとかに嬉しそうに出てきて、得々と持論を語る(騙る)のを見ていると痛くてげっそりときます。
総理にさせたいナンバー1とか小宮が無責任に煽るので、木に登っちゃった。
小宮悦子を買いかぶりすぎてました。キャスターの器でない。他の凡百な民放アナ同様、あれでは単なるホステスですね。姜尚中とか藤原帰一とか門外漢を準レギュラーにするのもどうかと思う。日曜に出た夏野剛は「結局、選択と集中がないからですよ」なんてわかったような世迷言をほざいたし。ドコモしかやらないあんたが何をいうか。

舛添、橋下徹、与謝野馨、首長新党の山田宏とか見ていて共通する言葉が浮かんだ。それぞれエゴイストなんだな。最も狡猾なのが橋下と思う。大阪維新などというけど、維新はフランス語でいえばcoup d'étatでないか。テロリズムと如何ほどに異なるのだろう。沈没させないとか、再生とか、元気にするとか、維新とか。威勢のいい言葉を出す人をまず疑うことにしています。

筆者もエゴイストでした。というよりエゴイストを持っています。シャネルのオードトワレ。
エゴイストという刺激的な名前に惹かれて、かなり昔に購入したのだけれど今まで使ったことがない。ある程度の年数に達しないと似合わないかなと思ってました。
・・・今のようなナイスミドルなら、いけるかもしれない。
加齢臭も見事にマスキングしてくれそうです。使い方がよくわからないけど。

怒れる若者たち(4/26)

『長距離走者の孤独』『土曜の夜と日曜の朝』『ウィリアムポスターズの死』など等。
この人の作品は何十回も繰り返し読みました。

アラン・シリトー氏死去
<引用開始>
アラン・シリトー氏(英作家)英メディアによると25日、ロンドン市内の病院で死去。

 82歳。死因は公表されていない。

 英国中部ノッティンガムの労働者階級出身。1950年代に出現した体制批判派作家「怒れる若者たち」のひとり。代表作に「土曜の夜と日曜の朝」(1958年)、「長距離走者の孤独」(59年)など。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100426-00000128-yom-soci
<引用終了>
『長距離走者の孤独』はこんな話です。
“主人公のスミス少年は、パン屋に忍び込み強盗を働いた罪で感化院に入れられる。スミスには長距離走の才能があることがある日わかり、感化院を代表してクロスカントリー大会の選手として走ることになる。

スミスは、練習のために早朝から走る。いろんなことを考えながら、ただ黙々と彼は走る。感化院の院長は彼にこう言う。「誠実であれ」と。

彼は「院長のような人間にわかりっこないのは、おれは今だって誠実だということだ。これまでだって誠実以外の何ものでもなかったし、これからだってそうだということだ。…おれはおれの考えている誠実がこの世の唯一のものだと思っているし、同様に奴(院長)も、奴の考えているのがこの世で唯一のものだと思っていやがる」と考える。

そしてスミスは、院長の「誠実であれ」という言葉の裏にある偽善に気づく。院長はただ、スミスが大会に勝利して得られる栄誉が欲しいだけなのだと。そんな院長の期待に対し、彼はトップで独走していながら、ゴール間近でスピードを落とし、わざと後から来たランナーに追い抜かれる。そうして、彼は院長と世間の権威に対し必死で抵抗してみせる。誠実とはこういうことなのだ、と証明する・・・”

感動で、何度も何度も読み直しました。
20年前には集英社文庫でシリトーのシリーズがあったので全巻揃えました。
『土曜の夜と日曜の朝』もよかったなあ。生存欲求をむき出しにしたようなワーキングクラスの日常がよく書かれていました。

「怒れる若者たち」とは、ジョン・オズボーン、アイリス・マードック、コリン・ウィルソン、ジョン・ウェインといった50年代の作家たちを指します。日本で言えば『第三の新人』のような世代の作家かな。
ニュースではシリトーがこの「怒れる若者たち」を代表する作家としているけど、これは正確ではありません。たまたま同時代に出たとはいえ、その他の作家の大半がオックスブリッジのような名門大学を出ていて、基礎教育しか受けていないシリトーとは出自が全く違うからです。

若者の反逆というと、不良とか暴走族だとか日本ではステロタイプな捉えかたをされがちだけど、シリトーの作品に出てくる連中はこういう連中とはかなり違います。まず、境遇の深刻さが違います。それから成熟の度合いも違う。

彼らは自ら起こした不行跡については責任をとっていきます。「自分さえよければいい」という短絡思考は持たない、本当の意味の『自己責任』があります。院長の期待を見事に裏切ったスミス少年は、報復されるように退院までの間を掃除当番などで酷使されるし、「土曜の夜と日曜の朝」の主人公アーサーは、寝取った人妻の亭主たちによって袋叩きの目にあいます。
それでも、彼らはけっしてめげない。虎視眈々と意趣返しの機会を求めようと動きます。独立した人格で世間と笑いながら向き合う、とでもいうか。または新しいピカレスクロマンと読むこともできるでしょう。

気がつけば新たな格差社会の到来。今、読み返すとまた発見があるような気がします。
手元にあった文庫をパラパラとめくっていたら表題作以外で『漁船の絵』『フランキー・ブラーの没落』をつい読んでしまった。思わず落涙しそうになりました。

特に『フランキー・ブラーの没落』は心に残ります。
映画「カッコーの巣の上で」も髣髴とさせる内容で、一読をお勧めします。

もの食う人々(4/25)

何がいやだって、嫌いなCMを目にするくらい不愉快なことはありません。
こちらが気を抜いているすきに、やつらは突然襲ってきます。
あ、見てしまった・・その後しばらくは不快感が持続します。

ここ最近で嫌なのはサントリーウーロン茶のCMです。
小汚い髭を伸ばした若い男が、鳥の唐揚げみたいなのを手づかみでモグモグ、ペットボトルのウーロン茶をラッパ飲みにして、こっちを見るやつ。
「幸福を笑うな」って見出しがでるの。

笑えないよ。それどころか、殴りたくなってきますよ。

明治の元老であった西園寺公望は自らが食事する姿を誰にも決して見せなかったそうです。
確かに、もの食う姿って、あんまり格好のいいものではないわな。
シズル感を出したいから、大口開けて美味しそうに食べるってやったんだろうけど、このCMの場合はゲンナリしてしまいます。
もう定着してるが、ビールのCMで『ゴクッゴクッ』と喉を鳴らされるのも本当は嫌です。

なんでこんなに不愉快なのかと考えてみた。
まず、手づかみで貪るように食べる様が嫌。無精髭が上下する様が嫌。しかし何より嫌なのはイヤホーンを両耳にしながら、ひたすらがっつき、ふと誰かの視線に気づいたようにその方向を見やるという仕草でした。
耳を塞いでいるのは、周囲からの拒絶や自立を暗喩しているのか?
「俺に意見するな、耳は貸さないよ」とでもいいたいのか?
そのくせ、周囲の反応をどこかで気にしている小心ぶり。
挙句は「幸福を笑うな」と論点のすり替えに出やがった。
自分さえよければそれでいいとでも言いたげです。
行儀悪い食べ方をいきなり見せられて、ものすごく不愉快だよ。

記録から記憶へ(4/24)

そうか。なくなっていくんですね。

さよならフロッピーディスク、来年3月販売終了
<引用開始>
ソニーは23日、パソコンで作成した文書やデータを保存する記録媒体「フロッピーディスク」の販売を2011年3月末で終了すると発表した。

 ソニーの撤退で国内最大手の製品は姿を消すことになる。

 現在の直径3・5インチ型はソニーが開発し、1981年に世界で初めて米国で発売し、日本では83年に発売された。

 しかし、近年はハードディスクやDVD、USBメモリーなど新しい記録媒体に押されて需要が減少。生産は中国メーカーに委託していたが、必要な部品の調達も難しくなっており、販売を終了する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100423-00001196-yom-bus_all
<引用終了>
最初にPCを使ったのは何であったか。
記憶が正しければ1985年の春でした。
会社に一台あったNECのPC8001を皆で使いあったのだった。
毎月の売上管理を個々人が、慣れない手つきで入力し、やがて来るだろうPCリテラシーの普及に慄いていたと記憶してます。
売上管理プログラムは前職がプログラマであった社員が一人でBASICで作りました。
ディスクをマウントさせて、プログラムを立ち上げて只管データを入力。
立ち上げるときに、起動ディスクというのがあったかな。それがフロッピーで5インチでした。二枚入れて起動させたと思う。
記録媒体がカセットテープでやってたな。がーがーと動いていた。

会社には8インチのディスクもあったけど、電算処理とか高速演算とかそんなイメージがあり、とてもハイレベルな感じがして何に使うのかわからずじまいであった。

しばらくして3.5インチが登場してくる。ところがドライブがあんまりなくてしかも高価でなかなか入らなかった。
このフロッピーを家で買ったばかりのPCに入れても読み取らない。壊れてた、と翌日会社で騒いだら規格が違うという。2DDと2HDがあって君のPCは2DDしか読まないという。そのときどうやって乗り切ったか忘れたが、うまくいった。

大概のソフトもFDに小分けしてた。アドビに買収される前のアルダス社のDTPソフト「ページメーカー」がフロッピー五枚に入っていたと思います。
大量のデータを格納するときは困った。顧客データが30メガあったのは、出だしていたPDに格納した。そう、PDってあったんですよね。
そのうち、新型のPCからディスクドライブが無くなりはじめ、代わりにCDが入るようになった。
MOが出だした当時は、廃れそうな予感がして買い控えた、代わりに手頃であったZIPを購入した。おかげで今も未開封ZIPが三枚残っています。

FDに大切に入れていた各種データ。提案書、企画書、古いメールなどは殆どを吸い出して外付けHDDに移し替えました。
それでも、何か忘れているような気もします。当時の熱気とか、仕事ぶりとか、雰囲気を伝える何かがFDには残っているような感覚がある。

記録から記憶へ。目的を変えてFDはこれから残っていくのでしょう。

ほどけない靴紐(4/23)

「ほどけにくい靴紐の結び方」という動画がありました。
長年、ひも付きの靴やスニーカーに苦しんできたのです。
しっかり締めないと、足が疲れたり、ズレで肉刺が出来たり、爪切りに失敗して足指先が圧迫されて血だらけになったりしてしまいます。
靴下の厚みの違いで、緩かったりきつかったりもするし、どうしたってひもは解けてきます。
急いでるときに解けることが多く、非常に忌々しく感じていました。
15年履いているスニーカーがあるので、早速このやり方を取り入れてみることにしましょう。http://www.youtube.com/watch?v=BN4ss4OpXF0&feature=player_embedded

<externalvideo src="YT:BN4ss4OpXF0">

経営のプロがいない(4/22)

今朝の日経ビジネスオンラインを眺めていると「経営のプロがいない」という見出しが。
ああ、またまた叩きたくなる記事が載っています。

経営のプロがいない?どうせ、仕事のないMBAホルダあたりが吼えているんだろう。
そう思ったら、これから連載となるらしい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100416/214020/?P=1
この人知ってます。というより、同じ会社に居ました。

以前に日経ビジネスを十年ほど購読していた時期があります。何かの役に立つかもしれない、日経くらい読んでおかないとついていけないよ、という言葉に漫然と反応してやってみたのですが、結果的には資源ごみを増やしただけとなりました。
あの雑誌は、内容の半分が広告。そのくせ一冊に600円もとるような暴利ぶりです。半分に薄くして300円程度ならよかったのにとも思いましたがそれではきっと人件費の捻出が叶わないのでしょうな。

記事の内容についても掘り下げたものは少なく、大半が新聞紙からの転載。いわゆるコモディティとしての価値しかありません。
気になった記事をクリッピングしようと、切り抜きしてファイリングしたこともありますが、週刊誌の各種グラビア写真等と混在して収拾がつかなくなりました。
そのうち、読んでいて知的武装をすっかり果たした気持ちになっている自分に気づき、購読を取りやめました。

さて「経営のプロがいない」とこの記事ではいうけれど、経営者ってものすごく特殊な専門技能でも、いるのでしょうか?
一部でそういうセンスが必要な場合もそりゃあるでしょう。
深い知識と豊富な情報を持ち、柔軟性と判断力が求められるのはご存知のとおりです。
でも、それらは職位を考慮しなければ管理者が保持すべきとされる能力と同じです。

では、何が経営者とその他の職位とを分けるのか?
筆者の考えでは、意思決定の重さに「耐えられるか」どうかだと思うのです。

その職位ゆえ、経営者は「この場で決めなければならない」という意思決定が必ずあります。
管理職では、こうした機会は少なく、あったとしてもさらに上位者によって決裁を受ける環境にありますので、重さが違っています。
必要な情報や知識がない状態でも、意思決定をしなければならない場面が経営者にはつきものです。当たり前だと言われればそれまでですが、この重さに耐えられるだけの力、それは決してスマートな能力、たとえば論理性とか整合性を問われるものでは、ないでしょう。

人間の原初的な力、喩えれば胆力とでもいうカテゴリーでないかと思います。口にするには抵抗があるが、気合とか根性といった要素も含まれそうです。

今回の記事ではおそらくそういうことは触れないだろうと予想します。
スマートで素早い意思決定、アクションの早さ、整然と構築されたロジック。MBAが喜びそうなことを書いて煽り、己が有能さを認めようとしない旧態依然たる組織に対して紙の上で唾を吐き、傷を舐めあうというあたりか。

経営のプロがいない、という言い方に反発を覚えるのは理由があります。
「私はマネジメントのプロだ」と広言する男をかって社長として盛り立てました。
東大→東大大学院→農水省→イェール大学院(MBA)という華麗な肩書きです。その経歴が彼をして「マネジメントのプロ」との自信をつけさせたのでしょう。これは、すごいかもしれない。さぞかし、スマートな経営をしてくれるのだろうと期待しましたが・・。

重大な決定場面からは悉く逃げ回り、気の合わない人は陰湿に追い出し、役員報酬の額を社員には非公開とし、派遣にセクハラまで起こす。
挙句は、当初の目的であったIPOへの道についてさえ腰が引けて「大株主から借入してしのぎます」と白旗をあげました。
しかも、名だたる投資ファンドにIPOするかもと声をかけておきながら、撤退説明は別の人に全て押し付けました。

追い出された側だから、多少バイアスのかかった観点から見てしまうのは仕方ないとしても、数年後に「果たせなかったIPOを目指す」と社内で吼えたと聞き、あらためて落胆したことを思い出します。
日本中の投資ファンドに絶縁状がまわっているのに、できるわけがない。

「私は、マネジメントのプロです」。言い合いになると二言目にはそういいましたっけ。
大事な意思決定の場面で逃げ回ったのも、彼のスマートなロジックからすれば柔軟性の発揮って言葉に脳内では綺麗にリプレースされるんでしょうか。
エゴイストが経営のプロを僭称するほど、愚かなことはありません。

クリティカルイシュー(4/21)

学力テスト、難しいじゃないか。

昨日、小学校六年生と中学校三年生向けに多くの公立学校で学力テストが国語・算数について行なわれました。
そこで興味があったので、自分でも解いてみることにしました。
中三の問題をやってみましたが、中三より学力がないのかもしれません。

悩んだ問題がこれです。

“図書委員会からのお知らせ”

貸し出した本の合計(冊)

四月=108、五月=121、六月132、七月=153、計=514

上の表から本を借りる人が増えてきていることがわかります。
皆さん、これからもたくさん本を読みましょう。
本は、一人で一度に五冊まで借りることができます。

設問:
これは掲示板に張り出されていた「図書委員会からのお知らせ」の一部です。このお知らせでは本を借りている人が増えている」といってますが、必ずしもそのように言い切ることはできません。その理由として最も適切なものを次の中からひとつ選びなさい。

---------------------------------------------------------------
1・貸し出した本の合計が学級ごとに示されておらず、比べることができないから。

2・貸し出した本の合計は増えているが、同じ人が何冊も借りているかもしれないから。

3・貸し出した本が、期日を守って返却されているのかどうか示されていないから。

4・貸し出した本の合計は分かるが、どのような本が貸し出されたのかはわからないから。
---------------------ーーーーー-------------------------------
えぇっと、これだと2?なのか?
四つの選択肢から正解をひとつ選べというわけですが、迷ってしまいました。時間を置いて見れば見るほど、どれも正解に思えてくるのです。

ごちゃごちゃと書いてあるから混乱してしまいがちですが『本を借りる人が増えている』という結論が正当ではないと証明する材料を探せというわけです。これは、読解力を厳しく試す難問と思いました。国語でありながら、数学的なセンスもいるようです。
クリティカルイシューを掴んでいないと正解できません。

これを解くには、選択肢とイシューを例えばくっつけて考えてみます。
つまり「貸し出した本の合計が学級ごとに示されておらず、比べることができないから、本を借りている人が増えているとはいえない」が成り立つかどうかを吟味してみる。借りる人の増加と、学級ごとの本の合計はどうも因果関係がなさそうだから除外します。
同様に「貸し出した本が、期日を守って返却されているのかどうか示されていないから、本を借りる人が増えているとはいえない」はどうか?これはもしかしたらあるかもしれない。
「貸し出した本の合計は分かるが、どのような本が貸し出されたのかはわからないから、本を借りる人が増えているとはいえない」はどうだ?本の種類と合計に因果関係はなさそうだから除外します。
残る「貸し出した本の合計は増えているが、同じ人が何冊も借りているかもしれないから、本を借りる人が増えているとはいえない」。これは成り立ちそうです。ひとつ選ぶとしたらこれが最も妥当かな?

で、正解を確認してみたら2でした。解説も欲しかったなあ。
http://mainichi.jp/life/edu/graph/2010nat_j_kokugo/3.html

だって現実世界では、返却が滞っていたり、保存用、鑑賞用などと同じ本を何冊も借りっぱなして踏み倒しをねらうマニアがいたり、本好きばかり集まったクラスが編成されている可能性も捨てきれないわけですから。世の中は実に多様性に満ちている。
正解はひとつ、とは限らない。
などと横道にそれて考えて、またまた混乱してしまうわけです。

血戦~ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2(4/20)

楡周平の「血戦~」を読みました。前クールのテレ朝金曜九時枠ドラマ「宿命1969-2010」の続編ですね。小池栄子演じたルサンチマンを絶賛したやつです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1407216784&owner_id=297101
というより小説「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京」の続きというべきでした。

<引用開始>
家族は、ここまで憎み合えるのか。
同じ選挙区で議席を奪い合う、義父と娘婿の選挙戦。それは、母と娘の、姉と妹の、壮絶な戦い。
講談社創業100周年記念出版

連続ドラマ化の前作をはるかに上回る迫真のリアルフィクション、早くも登場!

政権交代を賭けた衆議院選挙。不遇をかこつ元大蔵官僚・有川崇はついに出馬を決意する。野党最大の目玉候補として。自分を飼い殺しにした義父への「刺客」として。
閨閥は真っ二つに割れ、憎しみをぶつけ合う。「平成の華麗なる一族」を描く欲望と権力のドラマ、過熱!
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2161222&x=B
<引用終了>
前作の後日談としては面白かったです。書き下ろしというけど、講談社創業100周年に間に合わせましたって感じがありありです。
物語の骨格は前作でほぼ固まり、昨年夏の総選挙も材料にしているから、楡周平としては十分な余力を持って書き上げたって印象です。したがって物語全般では大きな波乱もなく、比較的平板に進んでいきます。でも、悪くはない。
それよりも、エンディングの書き方からして間違いなくパート3が出ますね。
そこでの物語は未来になります。作品世界は広がっていくのですね。

鼻持ちならない嫌な連中ばかり登場人物には出てきますが『嫌なもの見たさ』が好きな筆者としては、こうはなるまいぞと思いながら楽しく読ませていただきました。どんなものからも、学びはとれます。

チェイス(4/19)

「監査法人」「風に舞い上がるビニールシート」「君たちに明日はない」など、良作の多いNHKの土曜ドラマ。
今回の「チェイス~国税査察官」も大変面白かった。次回も見てみたい。
http://www.nhk.or.jp/dodra/chase/index.html
小説を素材にしたドラマではなく坂元裕二のオリジナル脚本である点も出色です。
<引用開始>
春馬草輔(江口洋介)は内偵調査を行う叩き上げの国税局査察官(マルサ)。一枚の偽領収書からレンタカー会社の20億円の脱税に取り掛かるが、たまりはすでにタックス・ヘイブンのヴァージン諸島に動かされていた。

 「カリブ海の手品師」の異名を持つ天才脱税コンサルタント・村雲修次(ARATA)によるスキームで、村雲はさらに余命半年の友人・川島とその妻・歌織(麻生久美子)を現地に送る。半年後、品田次長(奥田瑛二)や新谷統括官(益岡徹)の援護のもと春馬の調査はようやくヴァージンまで迫るが、直前に川島が病死し20億円のたまりは消滅。焦燥感の中、春馬は妻・雪恵(木村多江)の念願だった結婚18年目の海外旅行を取りやめる。

 二日後、テレビから飛行機墜落のニュースが流れる。それは夫に気遣って一人旅立った雪恵の乗る飛行機だった。生存者絶望のニュースが流れる中、娘の鈴子(水野絵梨奈)は春馬に「お母さんを殺したのは、お父さんだね」と言い放つ。一方ヴァージン諸島では、飛行機墜落のニュースを笑いながら見つめる村雲の姿があった。奇しくも墜落した飛行機は、村雲が人材派遣会社社長の檜山基一(斎藤工)のために仕組んだスキームで、事故によって村雲達は多額の違約金を手に入れることになったのだ。

 村雲の狙いはさらに、基一の父親にして6000億円もの資産を持つ檜山正道(中村嘉葎雄)の資産だった。村雲と行動を共にすることになった歌織は、村雲の狙いが単なる金だけでなく、大いなる復讐であることに気づく。一方妻の死の背後に何者かの巧妙なスキームを嗅ぎつけた春馬は、復讐のために次第に調査をエスカレートさせていく。

 春馬と村雲の、果てしなき追跡(チェイス)が始まる・・・。
<引用終了>
逃亡あるいは追跡劇は、そもそもドラマとしては面白いです。警察官ものでも安定したレートは稼げるのでしょうが、国税査察官を持ってきたというあたりがユニークです。
査察官と聞くと我々は「マルサの女」とすぐ想起しますが、このドラマ中にも「マルサは有名な言葉になっちゃったから今は内偵を『八階』、ガサいれを『九階』というんです」なんて映画へのオマージュともとれる台詞が出てきます。

主演の江口洋介、そういえばちょっと前まで『逃亡者』として日曜九時台に逃げ回っていたではないですか。逃亡者~救急救命医~国税査察官と眩暈するようなキャリアを歩んでいます。そもそもは「湘南爆走族」にて織田裕二とともに暴走族あがりだという過去もありながらです。努力すれば何にでもなれるんですね。

共演は奥田瑛二、益岡徹、佐藤二朗と曲者ぞろい。(益岡はマルサにも出てたな?)
女優では麻生久美子、木村多江と薄倖系が二人も出ているが予想どおり木村多江は第一話で亡くなってしまいました。
第二話から、被害者から加害者へと麻生が大化けしそうなので楽しみです。
それから、江口洋介が追う脱税コンサルタントの村雲修次を演じるARATA。このひと何なのだろう?ちょっと不気味ですが印象に残ります。

第一話はレバレッジドリースという脱税手段を紹介しました。こういうのは勉強になります。
今週の土曜日も非常に待ち遠しいです。

重荷を負う(4/18)

珍しく英語で始まります。以下は、キップリングの「The White Man's burden」という詩です。
Take up the White Man's burden--
Send forth the best ye breed--
Go bind your sons to exile
To serve your captives' need;
To wait in heavy harness,
On fluttered folk and wild--
Your new-caught, sullen peoples,
Half-devil and half-child.

Take up the White Man's burden--
In patience to abide,
To veil the threat of terror
And check the show of pride;
By open speech and simple,
An hundred times made plain
To seek another's profit,
And work another's gain.
・・・・・・・・・・・
(藤永茂:訳)
白人の重荷を背負って立て
君たちが育てた最良の子弟を送り出せ
君たちが捕らえた者どもの必要に奉仕するため
君たちの子弟を異国の彼方に向かわしめよ
乱れさざめく野蛮な民どもの世話をするのだ
君たちが新しく捕らえた、仏頂面の
なかば悪魔、なかば子供のような民どもの。

白人の重荷を背負って立て
忍耐強く任に堪え
あまり手荒しく威し付けず、優越感を顔に見せず、
明け拡げな、分かりやすい言葉を使い、
百度でもくりかえして、
君たちが。自分のためではなく、他者の利益を求め、
他者の利益のために働いていることを分からせるのだ。
・・・・・・・
http://www.fordham.edu/halsall/mod/kipling.html

これは、今から百年ほど前にイギリスの作家キップリングが書いた詩です。キップリングは「ジャングルブック」って童話が有名ですね。
具体的には米西戦争に勝利したアメリカがフィリピンを支配するにあたって、その兵士への激励を詩によって表してます。

「野蛮な民ども」とはフィリピン人を指している。スペインの圧政から解放されても、独立はさせたくはない。この後、アメリカとフィリピンは戦争します。ご存知の通りアメリカが勝ち、フィリピンは長らく隷属することになります。

このコーカソイド以外に向けられた「上から目線」感覚はおそらく、100年以上経った現在もあまり変わらないに違いない。というより、進歩できていないのだろう。

アメリカ発信の情報、たとえば「鳩山が最大の敗者」といったものを目にした後に、こんな文を見ると、余計にその意を強くします。
「ルポ貧困大国アメリカ2」と「GEQ」なんて立て続けに読んだ影響もありますが、自分のことのように腹が立ってます。何様のつもりだ。

ドラマ二様(4/17)

この間、近くの公園を散歩していたら玉山鉄二がいました。
カメラ持ってる人がいるから、ドラマのロケみたいです。
見ていた近くの女性が『イケメン過ぎる』とか話していました。
それにしてもイケメンって実際の話し言葉で初めて聞きました。

で、何のドラマだったかなと思っていて一昨日初めて判明しました。
木曜10時CXの「素直になれなくて」だった。とりあえず見ました。
う~ん。初回は一時間半やりましたけど、登場人物紹介に終わったって感じか。
これから何が魅力になってくるのかわかりません。

脚本は北川江吏子。お得意の若者群像劇か。Twitterをかまして新味を出そうと目論んだのだろうが、まだ効果のほどはわかりません。失敗しそうな予感がします。話題づくりで東方神起のジェジュンも出てる。

うちの近くの産婦人科も出てきました。
玉山鉄二がロケしていたのはこの流れだった。ここに関わる相手役が関めぐみ。彼女を公園で見たかったです。ドラマでは吉川晃司が秘密を握っていそうですね。というか、民放ドラマでは初出演だそう。信長のイメージが強いね。すかんぴんウォークとか。

前日には松雪泰子の「Mother」も見ました。母性がテーマだという。高畑淳子に田中裕子に尾野真千子に松雪、それぞれの母性が問われるってそんな展開にしていくんでしょうか。意図はなんとなく読めましたが、脚本の坂元裕二がどう畳んでいくかに興味が少しあります。

同じ坂元裕二で、今晩から「国税査察官」が始まりますが、むしろこっちが楽しみですね。
今クールはまだ出揃っていませんが「警部補矢部謙三」が楽しみです。

二季(4/16)

非常に寒い日が続いています。桜はとうに散っているのに。着るものの調節が非常に難しいです。
週末にはまた温かくなるというけど、その次にまた寒さが来るといいます。
おそらくこの感じでは、温かくなっていきなり暑くなるという感じではなかろうか。
四季でなく、二季。寒い冬から暑い夏へとはっきりした季節移行がありそうです。
春とか秋とかの曖昧さを許さないということでしょうか。乱暴な感じです。
靴下を履くか履くまいかニ時間ほど逡巡してます。

冬の寒さに耐えかねて、大小13あるドアから夏へ通ずる扉を探すピートを思い出します。
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/11742.html

アイスランドが火山噴火で飛行機飛ばなくなったという。写真見ていると、とても寒い感じがします。火山国だから温泉も沢山あるのですが。

アイスランドって、イギリスのどのあたりにあるか?と問われました。
あのね、それはアイルランド。ビョークが出た国だよと教えました。

« 2010年4月 | トップページ | 2010年6月 »

2021年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ