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生存者ゼロ

2013年03月16日
安生正の「生存者ゼロ」(宝島社)を読了しました。
<引用開始>
北海道沖に浮かぶ石油掘削基地を襲ったのは、
テロ攻撃か、謎の病原菌か、それとも……。
未知の恐怖が日本に襲いかかる!

第11回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作は、壮大なスケールで「未知の恐怖」との闘いを描くパニック・スリラーです。北海道根室半島沖に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が無残な死体となって発見された。陸上自衛官三等陸佐と感染症学者は、政府から被害拡大を阻止するよう命じられるが……。
http://tkj.jp/book/?cd=02050001
<引用終了>
最初はバイオテロとかそういう話かなと思ったのです。小松左京の「復活の日」とか高野和明「ジェノサイド」なんかを彷彿とさせる語り口です。
それが読んでいるうちに、あ!と声をあげてしまいました。そうきたか!と。

それからゾーっと怖くなりました。もう、怖気をふるうという感じですね。
純粋なミステリーというのとは異なるかな。ある脅威に対して現代人が如何に真っ当に対処しようとしないか、つまらない見得や計算で悲劇的な結果に追い立てられていくことがよくわかります。天災はいつも人災で終わる。
そんなことを思いました。

さすがに大賞受賞作。これは面白い。
ネタバレするから多くは書けませんがご一読をお勧めします。

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