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大きな物語

2013年04月20日
確保された容疑者は銃撃戦での怪我で、重体という話ですね。
<引用開始>
SWAT「やったぞ」、住民からは歓声…米テロ ボストン爆破

【ウォータータウン(マサチューセッツ州)=足立大、山口香子】19日午後8時50分(日本時間20日午前9時50分)、ヘルメットに分厚い防弾チョッキで身を固めた特別機動隊(SWAT)の隊員約10人が通りに姿を見せ、その中の1人が、「やったぞ」と親指を突き上げて、ジョハル容疑者を拘束したというサインを送った。

その瞬間、集まった住民から「よくやった」「ありがとう」と拍手と歓声がわき上がり、警察官も握手を交わし合った。

現場はボストン郊外のウォータータウン地区にある高級住宅街の一角。昼間は膠着(こうちゃく)状態が続いていたが、午後7時頃、複数の銃声が静寂を破った。ジョハル容疑者が身を潜めた通りの入り口には多くの住民や報道陣が集まり、総勢約300人に膨れ上がった。

「パン、パン」という銃声を7発聞いて身が震えたという近所のキャサリン・ヤンさんは、「犯人が捕まって一安心だが、なぜ19歳の少年がこんな事件を起こしたのか、理由が説明されないと心の底から安心できない」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130420-OYT1T00634.htm?from=ylist
<引用終了>
この事件、当初から情報がいくつも氾濫しましたね。サウジ国籍の容疑者を確保とか。
容疑者兄弟はチェチェン出身とわかるやいなや、それを強調して報道。チェチェン≒イスラムと結び付けたい動機がありありとわかります。
チェチェンの当面の敵はロシアなんですが、なんとかアルカイダとつながりを持たせようとする報道の勢いが感じられます。

最も驚いたのが、容疑者兄弟の実の父親を顔出しした映像でインタビューしていたこと。日本ならモザイクかけたり、声をかけたりといった処理も一切無し。そりゃ親だから、全く責任がないとは言い切れないかもしれないが、これからの生活は一変することでしょう。

一変といえば、爆発によって手足を失った人たちもそう。彼らにとって事件は終わっておらず、始まったばかり。けれど、報道では忘れ去られそうです。別種の大きな物語を作り上げて、延々とそれを流していくことになるんでしょうな。イスラムを憎悪するという物語を。

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