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突破口

2013年04月13日
笹本稜平の新刊「突破口」(幻冬舎刊)を読了しました。
<引用開始>
取り調べで右に出る者はいないと言われた落としのプロ・樫村恭祐。だが、不当な人事で新設の組織犯罪対策部マネーロンダリング対策室に異動させられる。ある時、事情聴取を受けていた信用金庫職員が自殺する。組織ぐるみの資金洗浄を疑うマネロン室だったが、マル暴の四課、薬物の五課が幅を利かせる捜査本部で肩身の狭い捜査を強いられる。捜査が難航する中、奇しくも突破口となったのは、樫村が背負い続けてきた重い人生の十字架だった―。
http://www.amazon.co.jp/%E7%AA%81%E7%A0%B4%E5%8F%A3-%E7%B5%84%E7%B9%94%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E5%AF%BE%E7%AD%96%E9%83%A8%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%AD%E3%83%B3%E5%AE%A4-%E7%AC%B9%E6%9C%AC-%E7%A8%9C%E5%B9%B3/dp/4344023412/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1365843687&sr=8-1&keywords=9784344023413
<引用終了>
旧捜査二課をメインに採り上げた刑事小説は、初めてではないでしょうか。
公金拐帯・粉飾決算・横領といった知能犯罪を担当するのが捜査二課。殺人や傷害が担当である捜査一課と比べると地味なイメージがあります。
最近は、いわゆるマル暴といわれた捜査四課や薬物犯罪の捜査五課と統合され、組織犯罪対策部いわゆる組対に併合されて憂き目をみています。

本作では、ある大手信金が関わったマネーロンダリングを軸に、異なる出自や組織の反目を抱えながらも、巨悪に挑んでいく男たちが描かれています。
基本的に笹本稜平にはハズレがありません。本作でもその法則は活きています。
第一京浜や大井町など、個人的に馴染み深い場所が沢山出てくるのでいろいろ思い出しながら楽しく読みました。

ご一読をお勧めします。

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