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世界遺産

2013年05月01日
富士山の魅力のひとつには、周りに高い山が全くないことがあると思います。
他の高峰ですと、北岳とか槍ヶ岳とかだと周りも高いのでその威容がよく感じ取れない。
けれど、富士山はくっきりとコニーデ型のその美しい山容を見せてくれます。
<引用開始>
富士山:世界遺産登録へ 地元住民ら喜び分かち合う

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)が、富士山(山梨県、静岡県)の世界文化遺産としての条件付きの登録を勧告。悲願だった正式登録への道が開けた。時代を超えて芸術文化を育み、山岳に対する信仰を抱いてきた人々は、「日本の宝」が世界へ羽ばたく喜びを分かち合った。一方、武家の古都を掲げた鎌倉の願いはかなわなかった。

 富士山については、山梨、静岡両県が中心となって昨年3月、「富士山世界文化遺産協議会」をつくり、保全活動などを話し合ってきた。
http://mainichi.jp/select/news/20130501k0000m040143000c.html
<引用終了>
富士見という番地が東京にも何箇所かあります。一座だけ屹立したその姿の美しさゆえに、古くから愛でられてきたという名残でしょう。

美しい形をしている山ですが、残念なのは世界“文化”遺産としての登録になるということ。もともと、世界“自然”遺産として申請を過去に行なったことがありますが、この申請は却下されてしまいます。

調査団が却下理由として指摘したのは、ゴミやし尿による汚染でした。山梨側からみると、頂上付近から麓に向かって多くのゴミやし尿が山肌を汚している箇所があります。ここが引っかかって自然遺産からは漏れました。

日本で登録された16の世界遺産のうち、自然遺産は知床・白神・小笠原・屋久島の四つ。
人の手があまり入らない場所が好まれています。しかし、屋久島でも山の中のトイレが相当汚れているので、一定人数での入域制限をなどという話も出てきているそうです。登録されれば誇りだし、観光の役に立つけれども、自然維持との両立が難しくなる。当然のことですが、頭の痛い問題に突き当たります。小笠原は島嶼によって一日あたりの入島人数制限をしてますね。

気の滅入るニュースが多い中、久々にいいニュースでした。

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