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グリード 2013年12月28日

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真山仁の「グリード(上・下)」(講談社)を読了しました。「ハゲタカ」続編ですね。
<引用開始>
(上巻)
リーマンショック直前、日本最強の企業買収者・鷲津政彦はアメリカ経済を長年牽引した超巨大企業、アメリカン・ドリーム社の奪取を目論んでいた。敵は圧倒的な財力を持つ“市場の守り神”サミュエル・ストラスバーグ。巨大投資銀行でサミュエルを担当するジャッキーは莫大な利益に熱狂する社内で異変に気づき、ニューヨークに飛ばされた新聞記者の北村悠一は、鷲津にメガクライシスの到来を示唆される。
(下巻)
ストラスバーグに前代未聞の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦は、アメリカに宣戦布告する。次々に襲いくる、アメリカを背負う猛者たち。未曾有の危機に瀕する投資銀行とアメリカン・ドリーム社は記者会見を連発し、北村たちは必死に食らいつく。Xデーに向けてウォール街の混乱が加速する中、ワシントンD.C.がついに動き始めた。強欲の坩堝に身を置き闘い続ける鷲津。その胸に秘められていた衝撃の戦略とは。
http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/greed/
<引用終了>
真山仁を読むのは「コラプティオ」「黙示」以来。
本丸のハゲタカを読んだつもりでいたがドラマを見てそう思い込んでいただけでした。前の物語はドラマで見たので新しいこれを読みました。上下で800P弱ですがスラスラ読めます。
2008年。あのリーマンブラザースの破綻を起こしたサブプライム問題を背景に、物語のほとんどはニューヨーク周辺で進みます。

クレジット・デフォルト・スワップ。通称CDSという金融商品を知ったのもリーマンショックによってでしたね。債務不履行のリスクをそのまま商品にするという下衆な発想は、日本や東洋ではまず出ないものでしょう。

「ユダヤ人が世の中で関心あるものは三つ。金・金・金だ」なんて格言を思い出させるようなアメリカの強欲ぶりが丹念に描かれています。

アメリカを代表する大企業、アメリカンドリーム社。これ、明らかにGEがモデルですね。アメリカ人のプライドともいえるその名門を買い占めようとサムライ・キャピタルの鷲津が動きます。
鷲津政彦。冷徹にして獰猛なジャパニーズハゲタカですが、同胞ゆえかどこか憎めない人物と私には映ります。今回もどうしてわざわざ憎まれ役をかって出たのかが最後までわかりませんでした。

もう一人、暁光新聞社ニューヨーク特派員の北村悠一という準主役が出てきます。こちらもはみ出し記者として、左遷まがいで日本を追い出されるという大変に魅力的な人物です。

二人に共通するのは、既成の権威や権力に盲従しないところ。自分の頭で考えて判断する。まつろわぬゆえ、周囲からは煙たがられて孤立しがちです。ただ、孤立するというのはそれだけある種の能力が秀でているという証左でもある。
そんな人達が実際にそばにいたら大変ですが、小説の中なので安心。むしろ大変に魅力的なキャラクターとなります。

“腐ったこの国を買い叩く!”鷲津政彦は今回も健在。ほれぼれします。

スクープを連発して活躍した準主役の北村も終盤で、突然の辞令が出て帰国することに。
新しい赴任先はなんと宮城県の気仙沼通信局。体のいい島流しですね。

宮城の気仙沼。ということは近々別の物語で登場してくるのでしょう。これは楽しみ。

文句なく面白かった。ご一読をお勧めします。

社外秘の見識 2013年12月27日

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社外秘の見識というやつですかね。おおっぴらに世間に知られたらまずいということか、やはり。
<引用開始>
「ハンバーガーは不健康」 米マクドナルドが従業員に助言
米ファストフード大手マクドナルドの社内サイトに、ハンバーガーなどのファストフードは食べない方がいいという助言が掲載されていたことが分かり、メディアに注目されている。同サイトは25日、「メンテナンス中」との告知が掲載され、アクセスできなくなった。
今回注目を集めることになったのは、社内サイト「マックリソース」に掲載された写真。チーズバーガーとフライドポテトと赤いカップに入った飲料の写真には「不健康な選択」という説明書きがあり、その隣のサンドイッチとサラダと水の写真には「健康に良い選択」という説明が添えてあった。
さらに、「ファストフードは自宅で料理するのに比べて手っ取り早く値段も手頃ですぐに用意できます。便利で経済的な半面、ファストフードは一般的に高カロリーで脂肪、飽和脂肪、糖分、塩分が多く、太り過ぎになる危険があります」という注意書きも掲載されていた。
同サイトはもともとマクドナルドの従業員に家計のやりくりを指南する目的で開設された。
しかし今年7月の時点で、例示された1カ月の支出項目の中に食費やガソリン代がないことや、収入の欄に「2番目の仕事」という項目があることがマスコミに取り上げられ、CNNMoneyは「マクドナルドの賃金だけでは暮らしていけないことを同社が認めた」と伝えていた。
マクドナルドはサイトに掲載した声明で、マックリソースのサイト公開を中止したことを確認。「見当違いの情報や古くなった情報へのリンクに加え、文脈から外れた要素が社外で取り上げられて不当な注目や不適切なコメントを招いた」としている。
http://www.cnn.co.jp/business/35041941.html
<引用終了>
不当な注目、不適切なコメントだなんて、いまさら糊塗しても仕方がないのにね。
自分たちは決して食べないものをお客さんには売りつけているというわけだろう。

この記事で直ちに思い出すのは、日本マクドナルド創業者の藤田田(でん)さんの言葉です。
立志伝中の人ですが、テレビのインタビューで「会長もたまにはハンバーガーとか召し上がるんですか?」と問われて「私は、あんなもん食いません」と一刀両断で即答してしびれました。
なんて正直な人なんだ♪と思った。マックでは店のハンバーガーをスタッフが持ち帰ったり、食べたりすることは許されないんだそうですね。ケチケチしなきゃいいのにと思った。

しかし記事の写真の手。爪が真っ黒じゃないですか。とても食欲が湧きません。

無料の代償 2013年12月26日

これ、インストールする際に少し気をつけていないといけないんですよね。
<引用開始>
百度ソフト、便利で人気だが「まるでウイルス」
パソコンに入力した文字列を全て外部に送信してしまう中国社製の日本語入力ソフト「バイドゥIME」。国民の大切な情報を扱う役所や大学でも気づかないまま使われていたことに、関係者はショックを受ける。便利なソフトなだけに人気も高く、推定利用者は200万人以上。専門家は「便利なITサービスでも、利用者に仕組みを正しく伝えなければ、悪性のウイルスと同じになってしまう」と指摘する。

「市民の個人情報は漏れていないと信じたいが……」

愛知県豊田市の太田勝彦・情報システム課長はうなだれた。同市では25日午前、バイドゥ側のサーバーとの通信記録を調べ、2時間に数十回の通信が行われていたことを確認。通信記録をたどると、14台のパソコンにバイドゥIMEがインストールされていることが分かった。

14台は、市民福祉部や企画政策部など計8部局で使用しているパソコン。職員から聞き取ったが、いずれも「そんなソフトがインストールされているとは知らない」と驚いていたという。

情報セキュリティーの専門家によると、バイドゥIMEは、無料ソフトの配布サイトなどで、表計算や文書編集のソフトと「抱き合わせ」で配布されていることが多いという。利用者は別のソフトをインストールしているつもりで、バイドゥIMEも入れてしまった可能性がある。

市では、このソフトを削除したうえで、バイドゥのサーバーに接続できないよう対策を講じた。「今後も調査を重ね、仮に市民にかかわる情報漏えいがあればしっかり対応したい」と太田課長は話す。

外部ソフトのインストールが原則禁止となっている中央省庁でも発覚した。公用パソコン5台にインストールされていた外務省では、職員が届け出て、情報通信課が「業務に必要」と認めれば許可される仕組みという。担当者は「バイドゥIMEを許可した記録はない」としており、他のソフトをインストールする際に、入ってしまった可能性もある。

先端技術など知的財産を扱う教育研究機関でもソフトが見つかったが、「自由な気風を大切にする大学では、ソフトの規制は難しい」とある大学関係者は漏らす。職員など事務系の端末計約600台中16台から発覚した東工大のセキュリティー担当者も「事務系端末はまだ把握できるが、研究者や学生の持ち込んだパソコンまで管理できず、全体像はつかめない」と打ち明ける。

バイドゥIMEは、数年前から登場した「クラウド変換」という機能が導入された便利なソフトでもある。変換機能を向上させるため、サーバーに利用者の入力情報を送り、学習させているとみられる。東工大の担当者は、「利用者の便宜を考えた機能だとは理解できる」としながらも、キーボードで入力した内容を監視する「キーロガー」というウイルスと「まるで同じだ」と批判する。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20131226-OYT1T00267.htm?from=main5
<引用終了>
ナイーブっていうか無邪気というか、不用意だな。インストールの際に「IMEを同梱しますか?」と必ずメッセージが出て、聞いてくるんです。
他にも「ツールバーを入れるか?」「JWORDのプラグインを入れるか?」とチェックボックスがあってそれを外さなければならない。無料ソフトには必ずバンドルされているのでそれを丁寧に避けなければいけません。
タダほど高いものはない。

私も一度、ソフトニックから無料ソフトをDLした際に、間違って百度ソフトも含めてしまい、除去するのに苦労しました。
ベクターでないと駄目。ソフトニックはいろいろバンドルさせてきます。

記事では中国に情報が送信されている可能性があるとして、さりげなく中国を警戒して敵視しろ、と言ってますが、Microsoftもグーグルもアップルも、さらにはNTT各社も個人情報吸い上げまくりではありませんか。

ここにきて、NTT各社でやってきた無料の登録サイトが次々に閉鎖してます。gooのサービスや、ファッション系登録サイトのクリエイコも来年三月には閉鎖するという。それぞれ無料で登録者を募って、名前や住所はあらゆる属性を登録させてきたけどそれ、そのまま廃棄するとは到底思えない。これから様々な形でマーケティングデータとして、自社及び他社に役立てようとするんだろうな。
あるいは最初から個人情報を集める目的で、無料サイトを運営してきた可能性もあります。
でも、データを活用して新しいビジネスに役立てるなんて力技は、NTT各社に出来るとは思えません。
結局、持ち重りして何もできずに終わるんじゃないかと予測してます。

酩酊 2013年12月25日

クリスマスの朝、頭が刺激臭でクラクラとしています。
補修の一環で廊下側の壁やドアを白ペンキで塗りなおしているのですが、揮発性の匂いが強くて堪りません。
トイレや浴室の換気扇をつけるたびに、外からこの匂いがやってきて中毒になりそうです。
窓をあけて換気しますが寒いのですぐ閉めてしまう。換気扇かける→匂いがくる→窓あける→寒くて閉める→換気扇かける、の繰り返しです。

慣れとは恐ろしいもので昼すぎには順応してきました。大丈夫かな?まさか中毒になってるとかじゃないだろうな?

テレビは年末モードで余計につまらない。ニュース番組も休みに入ったので、鬼のいぬ間に重要な決定が行われそうです。辺野古について、知事が容認の方向という信じられない話もある。
もともと普天間基地は単純な返還だったじゃないか。移設なんて当初は誰もいってないぞ。

ペンキ臭には麻痺しても、こっちでは正気を保ってないといけないな。
気を持たせて27日仕事収めで苦渋の決断とか麗々しく書き立てられるのか。冗談じゃないぞ。

予期せぬプレゼント 2013年12月24日

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「昨日、予約していたケーキを取りに行くのをすっかり忘れたから、今から取ってきてくれ」と母親に言われました。
引換証をみると、マグカップに入ったケーキを三つ予約していて昨日のお昼が期限でした。
生ものだし、お金を先払いしているわけでもないから、処分されたかもよと言いながら、店に行ってカウンターに引換証を出すと「少々お待ちください」といって待たされた。

しばらくすると頼んだ品物とともに、食品売り場のスタッフが現れました。
「どうも、お待たせしました。賞味期限は今日までですが大丈夫ですか?」と尋ねられ、問題ありませんと答えます。
すると「昨日、こちらからお電話すべきでした。どうもすみませんでした。お詫びにこちらをどうぞ」と、もう一人のスタッフがパック詰めのカットフルーツを持ってきました。
これ、二つで2000円はするだろうな。クリスマスだし割高価格だろう。

「よいクリスマスを皆さんで祝ってください」とも言われました。どちらかといえばこちらのミスだったのに、有難い。予期せぬプレゼントをいただきました。

うん。CS(顧客満足)というものをよくわかっていらっしゃる。

・・・来年もこの手を使ってみましょう。

記憶は愛である 2013年12月23日

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何か重大なことを忘れたと感じていて、はたと思い出しました。21日のETV特集「記憶は愛である~森崎東 忘却と戦う映画監督」を見ようと念じていてすっかり忘れてしまっていたのでした。
<引用開始>
「映画は記憶の芸術である」。
名匠・森﨑東(86)は言う。デビュー作『喜劇 女は度胸』(1969年)にはじまり、松竹の喜劇映画の名手として評価を確立した森﨑は、その後フリーに転向し、独自の表現を追求してきた。森﨑が映画に刻みつけてきたのは、社会の片隅で懸命に生きる“庶民の記憶”だ。森﨑映画にはヒーローもスターも登場しない。そこに描かれるのは、逆境にあっても前を向いて生きる市井の人々の群像劇である。『喜劇 女は男のふるさとヨ』(1971年)ではストリッパーたちのたくましく生きる姿を描き、『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(1985年)では、当時その存在すらあまり知られていなかった原発ジプシー(原発労働者)を取り上げ大きな反響を巻き起こし、『ニワトリはハダシだ』(2004年)では、知的障害のある少年が巻き起こす大騒動がベルリン国際映画祭で絶賛され話題をさらった。歴史のうねりの中で忘れ去られていく“名も無き人々”が抱いたはかない記憶の数々を、森﨑はフィルムに焼き付けてきたのである。
去年秋、そんな森﨑が25本目の新作映画の製作に挑んだ。テーマに選んだのは認知症である。原作は、還暦を過ぎた息子が認知症の母親を介護する日々をユーモラスにつづった漫画『ペコロスの母に会いに行く』だ。少しずつ記憶を失っていく母親の姿をありのままに受け止め、長崎弁の方言を交えながら描かれる切なくも温かい物語だ。
「記憶を失っていくのは、悪いことばかりではない」という漫画に込められたメッセージが大きな反響を呼び、20万部を超えるベストセラーとなっている。
一方、森﨑は、記憶が失われてゆくことをよしとせず、あくまで忘却に抗おうと考えていた。認知症という題材を、介護する息子の立場からではなく、記憶が薄れていく母親の目線から描こうとする森﨑。実はこのとき、森﨑の身体に、ある異変が起こり始めていた・・・。
私たちのカメラは、“記憶という名の愛”を映画に刻み込もうともがく、森﨑の格闘の日々に密着した。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/1221.html
<引用終了>
これ見たかった。こちらは28日深夜に再放送があるのでそれを楽しみにしていましょう。
嬉しいことにあの名作「生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言」がDVDされた!
これは購入しないといけません。

歌謡曲の王様 2013年12月23日

Fukikosi
しくじった。昨晩の十時から「歌謡曲の王様 阿久悠を殺す」なんてドラマを残り15分で気づいたのです。
<引用開始>
直木賞発表の夜、場末の盛り場で迷子になった阿久悠の虚実を交えた物語。迷い込んだのは小さな古びたカラオケスナック。訳あり風なママとあくの強い常連客が、入れ替わり立ち替わり、阿久悠の唄を歌いはじめます。居心地の悪い阿久悠は何度も帰ろうとするのですが…ついに本人とばれてしまい、ネチネチ絡む若者も現れて…カラオケスナックの夜は風雲急を告げてゆきます。知られざる、人間・阿久悠の苦悩と葛藤を描く、ドキュメンタリー・ドラマです。
【ドラマ出演】吹越満、三浦貴大、ミムラ、ほか
【ドキュメンタリー出演】未唯mie、増田惠子、岩崎宏美
http://www4.nhk.or.jp/P2960/
<引用終了>
吹越満が阿久悠に扮してた。これ、最初から見たかったです。タイトルがなんとも刺激的です。
再放送の予定はない、なんて書いてるけどやってくれないかな。
「太陽の罠」も四回全部見たけれど、肝心な種明かしの場面で寝落ちしてしまいました。

潜航せよ 2013年12月22日

Submariner
福田和代の「潜航せよ」(角川書店)を読了しました。三年前に出た「迎撃せよ」の続編です。
迎撃せよ(2011.3.10.)→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1686559497&owner_id=297101
<引用開始>
中国の戦略型原子力潜水艦が、日本海で原因不明の爆発事故を起こした。同じ頃、春日基地で防空管制を勤める遠野真樹一等空尉は、海栗島に赴任したばかりの安濃小隊長を呼び出し、驚愕した。この男は、安濃ではない!
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201109000187
<引用終了>
本作には二人の主人公が出てきます。三年前の事件が祟り、辺境の硫黄島勤務となったはみ出し者の自衛官安濃将文一尉と、中国海軍の原子力潜水艦「長征七号」艦長の劉暁江です。
物語は、青島を出航して日本海にて作戦行動をとる長征七号と、硫黄島から長崎県対馬に勤務を命じられた安濃が、港についたところからそれぞれ始まります。全く接点もない二人、離れた場所であるひとつの謀略が彼らを巻き込んでいきます。この作家、潜水艦やレーダーサイトなどの描写が実に上手い。もともとシステムエンジニアというバックグラウンドもあるが、相当に調べて書いている印象を持ちました。
登場人物に味がある。主人公の安濃は、人付き合いが苦手で不器用だが優秀な自衛官であるし、一方の劉暁江も、中国での様々な矛盾を実感しつつ、それでも職務を全うしようと苦闘する姿がよく描かれている。また、劉の実弟で、人民武装警察の特殊部隊員である劉亜州という人物も際立った特徴を持っていました。賢兄愚弟。冷静沈着な兄と、粗暴で直情径行である弟という図式です。
この弟、めちゃくちゃなのですがどこか憎めない印象があるんですね。作者は何も示しているわけではないが、なんとなく三国志の張飛というイメージがあります。兄貴のほうは関羽かな。
また、彼らには遭ってみたい。
意図したわけではない全くの偶然なのでしょうが、日本版NSCとか防衛システムの情報も登場してきて、現今の情勢とのリアリティを持つこともできました。
続編が出てくる気配ですので気長に待っていようと思います。非常に面白かった。
ご一読をお勧めします。「迎撃せよ」から読むとなお面白いです。

一物二価の行方 2013年12月21日

Fare
夜中の一時過ぎに、不意の縦揺れで目を覚ましました。また、本日十時過ぎの揺れは、その時間にスーパーに居て遭遇。最初、めまいしているのかと思ったが、吊り看板が揺れているので地震とわかった。嫌な揺れ方が続いてます。閑話休題。
最近気になっているのが下の記事。一物二価の施策は歪みになってしまう。
<引用開始>
JR東値上げ、ICカード1円刻み 切符は10円刻みに
JR東日本は12日、消費税率が来年4月に8%に上がるのに伴う新運賃を国土交通省に申請した。今の運賃に増税分を上乗せし、ICカードの運賃は「1円刻み」、券売機で買う切符は「10円刻み」の運賃にする。
東京近郊では、切符運賃の10円未満を切り上げ、ICカード運賃が切符以下になるようにする。たとえば、初乗り運賃だと今の130円がICカードでは133円になり、切符では140円になる。
一方、そのほかの地方では、切符運賃の10円未満を四捨五入するため、切符の方が安くなる場合もある。初乗りだと今の140円がICカードでは144円、切符では140円になる。特急券や指定券も「10円刻み」にして、10円未満は四捨五入する。
JR東日本は各駅の料金表で切符運賃とICカード運賃を比べられるようにして、どちらを使った方が安いかがわかるようにする。料金表やシステムの改修には約55億円かかる見通しだ。
利用者が多い東京近郊で切符運賃の10円未満を切り上げるため、JR東は消費増税分以上に収益を得る。国土交通省は増税分以上の値上げを認めないことにしており、JR東は東京近郊の定期券の料金値上げを平均0・3%ほど低く抑えることで「取り過ぎ」を防ぐという。
ほかのJR5社では1円刻みの運賃は採用せず、基本的に10円未満を四捨五入して10円刻みの運賃にする。東海道新幹線のぞみ号(指定席)の東京―新大阪間は今の1万4050円から1万4450円になる。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201312120414.html?_requesturl=articles/TKY201312120414.html&ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201312120414
<引用終了>
過渡期的措置のつもりなんでしょう。8%なんてキリの悪い上げ方をするから、辻褄を合わせるために。で、10%になったら計算しやすいのでICカードも券売機もまた統一価格に戻すんじゃないかな。
飲料は一円単位なんて出来ないから、10円単位で上げる。8→10%増税時に再び便乗値上げがないかどうか、チェックしていなければいけない。
JRに続いて、メトロも値上げを発表しました。現行初乗り160円をICカードで165円、券売機購入が170円だと!
地下鉄の場合、悩ましいのは回数券を買ったほうが得か損か難しくなる。昔は、メトロカードを金券屋で割引で購入し、そのカードを使って初乗り160円(11枚綴り)の回数券を買うことができました。これだと、額面5000円カードが4950円の投資で500円近くお得になった。メトロカードが廃止されて、SuicaかPasmoで回数券を買っても160円はお得になっていた。今度はどうなるんだろう?よく調べて計算しなおさないといけない。
メトロはどこから乗ってもいいので使い勝手がよかったのだがなあ。
どんどん不便になっていると感じられる。でも、世知辛い世の中で如何に浮かせられるか、そればかりを考えています。

幻の百条委員会 2013年12月20日

都知事が辞職したら、あんなにいきり立っていた都議会与党がばったりとおとなしくなりました。
折角だから、話題の百条委員会をぜひ実施していただきたかったところなんですけどね。
彼らの最大の眼目が猪瀬辞任であったということを証明しました。辞めた以上はもう私人なのだから、追及しても仕方がないなどといってる議員もいると聞いて、ああ、やっぱりトカゲの尻尾きりだったのかとあらためて思う。
数日前に、安倍・石原で会談があったというが、当然五輪云々などの話題ではなく、あんたから引導を渡してくれ、火の粉がこちらに飛ばないようにしてくれという要請だったのでしょうね。
叩けば埃の出る同士、辞任で幕切れという脚本を示し合わせたってところでしょう。
知名度のある知事候補とかいって、名前が取りざたされているけれど私の予想は橋本聖子と書きました。けれど、スポーツ関係でいうと川渕三郎という隠し玉もあるのですね。彼は猪瀬の選対でもあったし、責任をとれと各方面から因果を含められている可能性がある。たしかにこの男が出たら強いかも。警戒しないといけない。
野党では、渡辺喜美が失地回復とばかり、古賀茂明を口説き落とそうとしているらしいです。
私は古賀茂明が大嫌い。思想や信条がまったく合わないこともあるが、顔がもうとにかく嫌。
体毛とか毛深そうで眉毛が濃く、しみったれて意地悪そうなあの目つき。なんか口臭もきつそう。
職場で虐められたことが二度ありますが、虐めてきた奴らが二人とも古賀茂明そっくりでした。
いけたき・かつしげ、まき・みつる。彼らの名前は忘れない。奇しくも古賀茂明と同じ生まれ年だ。
ということは、古賀と私は絶対に合わないということです。予め天敵がわかってていいや。

五輪翼賛選挙 2013年12月19日

猪瀬直樹が辞意表明。テレビで解説するのを見ると、彼の数少ない功績が五輪招致ですって。
最大の罪は、五輪開催に向けて今回の不祥事が障害となりかねないということという。五輪しかないのか?
仕組まれた事件だろうと妄想を逞しくしているのですが、そのヒントの記事を見つけました。
これは国による東京都からの利権と財源の奪取なのではないかと思います。
<引用開始>
都、法人税1000億円減見込み 国税化NO 言えぬ知事
東京都の猪瀬直樹都知事が医療法人「徳洲会」グループから五千万円を受け取った問題で、法人住民税の一部国税化をめぐる国との交渉に当たれなかった猪瀬知事への風当たりが強くなっている。税収に占める法人税の割合が大きい都は、十二日決定の税制改正大綱で国税化が決まり、約一千億円の減収が見込まれるためだ。都議会からは大事なときにリーダーシップを発揮できない首長に不満の声が漏れる。
 九日、国税化を検討する自民党税制調査会の幹部に最後の要請に出掛けたのは副知事だった。「知事の方が本当はインパクトがあるが」と言葉を濁す職員。財務官僚も「ナンバー2には負担が重い」とみる。二〇〇七年、法人事業税の国税化にあたり当時の石原慎太郎知事が首相とのトップ会談で譲歩を引き出したのとは大きく異なった。
 税制改正では、国税化された法人事業税の一部が戻るものの、都の税収は一二年度ベースで約一千億円減る。千代田区の一般会計予算五百億円のほぼ二倍に相当、「バブルの塔」と呼ばれた都の豪華庁舎の建設費千五百六十九億円の約三分の二に当たる。本格的に予算に影響するのは一五年度以降で、景気に左右される面はあるが、一般会計予算が六兆円の都にとって少なくない額だ。
 猪瀬知事は十一月半ばの記者会見で、国の予算の無駄を指摘して「地方の財布に手を入れる前に自ら歳出削減の努力をすべきだ」と国税化を批判した。下旬に現金授受問題が発覚して一転、議会への説明で総務委員会へ出席するなどして、関係省庁や与党の税制調査会での交渉やアピールに動けていない。
 都議会は十三日の定例会最終日に国税化に反対の決議を予定している。「本来なら知事が先頭を切って国と折衝すべき問題なのに、遺憾この上ない」と公明党の中島義雄幹事長。国税化には、政府与党の自民、公明党でさえ、都議会レベルでは反対を唱えてきただけに、自民党の吉原修幹事長も「知事が努力したようには見えない」と憤まんやる方ない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013121302000121.html
<引用終了>
法人住民税って初めて知りました。法人税と一緒に考えられているけれど法人税は国税であるのに対し、法人住民税は法人の所在する自治体に払われる地方税なんですってね。
そこで、この法人住民税の一部を国税化しようという動きに猪瀬は待ったをかけていた。一千億もの金が動くので影響が大きすぎる。ところが、その直後に今回の徳州会のスキャンダルがタイミングよく起きた。
徳州会の献金や政界工作は昔から言われてきたことで、猪瀬以外にもいろんな人物が浮上してきたが、他の誰ひとりも深追いされていないので不思議に思ってました。
国による東京都からの収奪、財布と利権を入手しようという謀略であると考えればすんなり当てはまります。
選挙は橋本聖子が出てくるんじゃないかなと予想します。自公候補として。五輪翼賛選挙になりそうで個人的には嫌な感じがしますね。無論、こんなのには絶対入れませんが。

第三セクター 2013年12月18日

第三セクターって運賃が異常に高いところが多いですね。特に初乗りがすごかったりします。
東京メトロ東西線と乗り入れしている東葉高速鉄道なんて初乗りが200円もとります。
<引用開始>
大阪府議会:維新造反4人 第三セクター売却案否決
 大阪府南部の泉北高速鉄道を運営する府の第三セクター「府都市開発」(OTK)の株式を米投資ファンド「ローンスター」に売却する議案について、府議会は16日、本会議で反対多数で否決した。会派として賛成を決めた与党・大阪維新の会から4人が反対したため。本会議での造反は維新にとって2010年4月の結成以来初めてで、強い結束を誇ってきた維新の求心力は大きく揺らいでいる。
 本会議では定数109(欠員4)のうち、賛成は維新(議長を除き54)とみんな(1)だけで、維新から4人が反対に回り、反対53、賛成51で否決された。本会議に先立つ16日午前の都市住宅常任委員会でも、維新から1人が反対に回ったため、賛成少数で議案を否決した。
 OTK株売却は、橋下徹大阪市長が知事時代に「民間に委ねるものは民間に」との方針で決めた。売却先を決める公募では、ロ社が781億円を提示し、次点だった南海電鉄の720億円を上回った。しかし乗り継ぎ運賃の値下げでは、南海が80円だったのに対し、ロ社は10円だったため、沿線の堺、和泉両市議会が反発していた。さらに府議会の議論では、外資系ファンドに対し「公共交通機関が将来も安定的に事業が継続されるのか」(公明)と疑問視する声も上がっていた。
http://mainichi.jp/select/news/20131216k0000e040216000c.html
<引用終了>
泉北高速鉄道はもともと南海電車と乗り入れしてて、過去にも何度か買い取る話が出ては消えていたんですね。
それが立ち消えている間に「民間に任せるものは民間に」という橋下維新の政策によって、投資ファンドに売られそうになったというわけ。悪名高いローンスターだもんな。ちょっと前に西武鉄道も多摩湖線などが投資ファンドに廃止しろとかいわれたって騒ぎになりましたね。
言うまでもありませんが、投資ファンドは、預かったお金を最大化するという目的のためだけにある。いかに高く売り抜けるかだけ。従って事業拡張とか戦略とか何も考えない。利用者がどうだろうが、生活が変わろうが関係ないというわけです。
今回の売却額で、二位の南海電鉄に比べて61億円高かったので、大阪府知事はローンスターに売り払おうとして猛反対に遭った。短期で経済合理的に考えれば妥当といわれるかもしれぬが、本来それだけの尺度ではかられてよいものではない。経済合理性に馴染みにくいから三セクにしている。当然、市議会を中心に大きな反対運動が起きました。
何より、利便性という点で問題があった。ローンスターが提示した額では南海との相互乗り入れで10円の割引であったのに対し、南海が提示した相互乗り入れでは80円もの割引を提示したのを無視したことが反発を生みました。
南海の難波駅から、泉北鉄道終点の和泉中央まで620円かかります。営業キロが27キロ余り。
関東の私から見ると、ちょっと割高だなって思ってしまいます。
同じくらいの営業キロで比較します。西武新宿線の高田馬場-所沢(26.9km.)で330円。JR東海道でも東京-横浜(28km.)で450円。いくら相互乗り入れで割高とはいえ、70円も違うんじゃ反対するだろう。
再入札で南海が応札することが最善だろうと思います。維新はトドメをさされたかもしれない。

珈琲店タレーランの事件簿 2013年12月17日

Tareran
岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたならあなたの淹れた珈琲を」(宝島社刊)を読了しました。
<引用開始>
バリスタ・切間美星の趣味は――謎解き
京都の町で、女性バリスタが日常の謎を鮮やかに解決!
珈琲好きの青年とバリスタの前に、忍び寄る闇……。
編集部推薦作家デビュー!
『このミス』大賞 2012隠し玉
女性バリスタの趣味は――謎解き!理想の珈琲を追い求める青年が、京都の一角にある珈琲店「タレーラン」で、のっぴきならない状況に巻き込まれて……。魅惑的な女性バリスタが解き明かす日常の謎の数々。第10回『このミステリーがすごい!』大賞最終候補作に、全面的に手を入れて生まれ変わった、編集部推薦の「隠し玉」。
http://tkj.jp/book/?cd=72007201
<引用終了>
良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。(タレーラン)
という扉書きから始まるこのミステリー。
本の表紙やら裏面の粗筋やらを読んで、軽い恋愛ミステリーかなと思ってずっと放置してました。この予想は大きく裏切られました。
「このミス」の隠し玉である以上、凝っているだろうし、面白くないわけがない。
過去にこの隠し玉を受賞したのが上甲宣之、七尾与史、森川楓子といった面々でなかには映画化された作品まであります。
ライトな推理で喫茶店が舞台だから、主人公がその場をあまり動かないアームチェアディティクティブっぽい感じかと想像してました。前半はその通りでしたが、好奇心旺盛なヒロインは物語後半で京都中を動き回ります。
切間美星、青野大和、藻川又司、小須田リカ、虎谷真美、胡内波和といった登場人物の名前。キリマンジャロ、ブルーマウンテン、モカマタリ、コスタリカ、トラヤ、コナ、と珈琲にあやかったものばかり。
そういう遊び心に、つい油断してしまい、物語が巧妙にしつらえられた二重底であることを終盤まで見破れませんでした。
さすがに隠し玉作品だと思った。
しかし、これが第一作というものなのでしょうか。
作品の雰囲気を損なわずに全面改稿が行われたというとおり、文章がやや乱暴なのかなと感じました。編集がもうちょっとしっかりしないといけない。
随所に伏線を張っており、後から読み返してああ、そうなんだ、と思わせる作りですが、もっと文章を磨いたほうがよいかなとも思いました。
それを荒削りな魅力と見ることもできるが、作者はまだ二十代だし、さらに精進を望みたいところです。
早くも第二作が出ているというので、どれだけ文章が練れてきているか?
後日、それを読んで確かめてみようと思います。
美味い珈琲が飲みたくなった。ご一読をお勧めします。

八重の桜 2013年12月16日

八重の桜、結局一度も欠かさず年初から全ての回を見てしまいました。全50回でした。
人によっては、戊辰戦争のときまでしか見ず、明治以降に新島八重となってからはまるで見ていないという不評も少なからず聞かれました。
確かに主張がはっきりしなかったりと感じられたところもないわけではない。戊辰までとそれ以降では脚本担当が替わっていることも影響にあるのでしょう。
それでも、会津とか福島を舞台にしたのはよかったと思います。大河ドラマでは、維新などを描くとき江戸と京都がメインとなることが多かったが、今回は会津の視点から維新を描いたことで、それなりに相対化することができたのではないでしょうか。
あれから百年以上が経ち、福島は今また苦難の中にあると思うと、複雑な気持ちになります。
物語終盤では、八重が徳富猪一郎(蘇峰)を諌めるシーンがありました。
日清・日露の戦争遂行に大義があるのだと語る猪一郎に「襄も愛国者でした。しかし襄は国民を愛そうとしました」と告げます。これは意外だった。おそらく脚本家の意志なんでしょうね。ささやかな現世への抗い。
頑迷なイデオローグとしてのイメージしかない徳富蘇峰。もともと自由民権運動から出発したことを初めて知りました。弟の蘆花との確執も見たいけれども、それはこの物語には余計ですか。
いろいろ考えるヒントをもらえたドラマでした。来年は黒田官兵衛。これは多分見ないだろう。

オプション商法 2013年12月15日

Option
まだ、やってるんだな。この方式で売り上げ伸ばして上場まで遂げたのがあの光通信でしたね。
<引用開始>
「頭金」は5千円まで ドコモ、オプション押し売り対策
端末の値引きをうたってオプションを「押し売り」されるといった苦情が絶えない携帯電話の販売について、NTTドコモは店頭での価格表示を明確化するよう、販売店に通知した。分割払いでは値引き前の端末価格をいくらに設定するかについても上限を決め、大幅な値引きを「演出」してその分オプションをつける店側の商法を抑制する。
販売店に通知した資料によると、10月1日から実施している。今回上限を決めたのは、購入者に最初に支払ってもらう「頭金」について。端末代を分割して月々の通信料と一緒に払う場合、頭金を5千円までに抑えるよう通知した。スマートフォンやタブレットなど全端末が対象だ。
背景には、頭金をあえて高額に設定し、有料アプリへの加入などを条件に値引き幅を大きく見せる手法が店頭で常態化していたことがある。例えば「クラウドサービスなど10個以上のオプションに同時加入すれば1万5千円の頭金がゼロになる」といったケースだ。オプションは月々使用料がかかるものが多く、「アプリを無理やりつけられた」「頭金を安くするからと、使いもしないサービスに加入させられた」などの苦情が相次いでいた。
携帯電話の販売店は、ドコモショップも含めてドコモとは別の会社が経営しており、端末を仕入れて売っている。店にとっては、「頭金」分がそのまま、仕入れ値に上乗せするもうけになる。一方で、店には通信契約やオプション加入の実績に応じて報奨金も支払われる。このため、頭金を下げてももうかる仕組みになっており、こうした販売手法を助長していた。
頭金を最初から抑えることについて、ドコモは店側に「価格を抑え、不透明さをなくすことで販売数が増え、一定の利益向上が見込める」と説明している。朝日新聞の取材には「販売店との契約についてはコメントできない」と話した。
業界全体でもこうしたトラブルは続出している。KDDIとソフトバンクは「最終的な価格は販売店が決めること。納得してもらった上で販売するよう要請している」と説明した。
<引用終了>
背景にはスマホの高値があるんでしょうね。機器代金で五万円くらい、毎月の通信料で最低6000円かかるという大層な買い物になる。しかし、利幅が大きいから各キャリアーは携帯よりスマホをメインで売って行きたい。多少の販売店の行為は、片目をつぶって黙認してきたというわけでしょう。それがアダになってクレームの山となった。おっとり刀で指導に乗り出してきたという真相でしょう。
指導とか要請で、命令でははない。独立店で子会社のような資本関係もないからお願いするしかないわけだ。
なんだかな。指導してますよ、という単なるアリバイ作りで終わりそうです。
私は携帯を使ってますが、これで五代目。先代をトイレの水に落としてしまって買い直しました。
そのときに「こういうオプションがつくと安くなります。といってもこんなの“形だけ”なんで、一ヶ月したら全て退会してくださいね」と五つくらいのオプション付格安プランを示されました。
キャリアとしても販売店としても、売り上げ実績さえあげれば、後はどうでもいいんだな、と確信しましたね。
いずれにしても、通信料がもっと劇的に下がってくれればいいんですけどね。

国語力 2013年12月14日

Metoro 小学校三年生から英語の授業が採り入れられ、中学英語では授業全体が英語で行われると聞きました。
そんなものを一律に足並み揃えても、意味がない。かえって英語嫌いを産み出すばっかりじゃないかって思う。それを使わなければ、使う機会がなければ絶対にモノにならないのにね。
それよりは国語の時間を増やしたほうが絶対にいいと思う。単語の大まかな意味が分かり、並べられている順番から国語的類推でもって英語を理解するのにすごく役立つじゃないか。
読み聞かせ、書き取りをもっと増やしていいんじゃないかって思います。
PCを多用するようになって、識字力が低下してきたことを痛感しています。
漢字は読めるけれど、その漢字を正確に書けなくなってしまった。
横棒が何本だっけ?とか、点かハライがなかったっけ?と迷うことがすごく多くなった。
これは非常にまずい。
読んでいて、何か違和感ある文章を目にする。どこかに間違いがあるんですね。それがなんだかよくわからない。けれども引っかかるという。
例えば、添付の画像の文字。致命的な誤りが一箇所ある。これ、なかなか気がつかなかった。
実は、議の字がおかしな表示です。不特定多数が目にするアイコンでこれはまずいでしょう。
手書きをそのままデジタル化しているのかな?根深くて深刻な問題だと思います。
横棒が一本多いんですね。ゴンベンになっていません。

追憶の夜想曲 2013年12月13日

Nocturne 中山七里の新刊「追憶の夜想曲(ノクターン)」(講談社)を読了しました。
<引用開始>
豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の行方は?
http://bookclub.kodansha.co.jp/books/topics/nocturne/
<引用終了>
これは「贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」の続編ですね。著者には珍しい続編です。
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」「いつまでもショパン」は連続ものととらえることができますが、これらは厳密にいうと主人公が違います。連続ものとして読んでも勿論、個々に順不同で読んでも面白いですが。

本作品の主人公である御子柴礼司は、聖人でもなんでもない大変にダークな人物。幼児殺人を犯したという罪科を抱いて、悪徳弁護士をしています。

第一作の「贖罪の奏鳴曲」でも悪徳弁護士らしい“活躍”をしますが、終盤で瀕死の重傷を負います。生死がはっきりしないエンディングでしたがしぶとく生き残っていたことが今回わかりました。
悪い人間ですが、大変に魅力的でもある。形容がなんとも難しいダークヒーローです。
また、本作品が続編となるのには理由がありました。前作の事件が関係してくるのです。
ネタばらしになるのでこれ以上は書きませんが、中山七里といえば、終盤でのどんでん返しが鮮やかな作家です。「さよならドビュッシー」でも唸らされましたが、本作品でもええーっ!と思わせる展開がありました。
終盤まで読んでいて、もしかしたら?と思った私の想像は当たりましたがその上をいく驚愕のエピソードも用意されていて感服した次第です。

また、検事と御子柴弁護士との法廷対決シーンも面白い。よく法律のことを勉強しているな、元弁護士かなんかじゃないかと思わせるような迫真の描写が続き、一流のリーガルものとして読むことも可能でしょう。

中山七里愛読者として嬉しかったのは、今回検事として登場する岬恭平という人物。名前に聞き及びがあったのでもしやと思っていたら、やはりそうでした。別の物語ともしっかりつながってくるんですね。
「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」「いつまでもショパン」シリーズもお勧め。特にクラシックが好きな方にはたまらない描写が満載です。

“だが真実はいつでも一条の光だ。時に冷淡で、時に残酷ではあるが、暗闇に迷う者の灯台になる。奈落に落ちた者の道標になる”(301P)
本作品で、もっとも印象に残った一節です。

これは本当に面白い。ご一読をお勧めします。
「贖罪の奏鳴曲」未読ならば、そこから読まれることをお勧めします。

ブロックサイン? 2013年12月12日

どうしてそんなことやったのか不明だけど、勇気あるなあ。何かのブロックサインなのかしら?
<引用開始>
マンデラ元大統領追悼式、でたらめ手話通訳
南アフリカ・ヨハネスブルク郊外で10日に開かれたネルソン・マンデラ元大統領の追悼式で、弔辞を述べる来賓の手話通訳が、意味が通じない「手話」をしていたことが分かった。AP通信などが報じた。通訳は男性で、オバマ米大統領やマンデラ氏の孫たちの隣で、手を動かしていた。

AP通信は、男性が昨年のズマ大統領出席のイベントでも手話通訳を務め、聴覚障害者団体から「5年の訓練を受けるべきだ」などの苦情がアフリカ民族会議(ANC)に寄せられていたと伝えた。
http://www.asahi.com/articles/TKY201312110550.html
<引用終了>
厳重な警護体制の中、よくVIPに近づいて意味不明なパフォーマンスをやりきったものです。
不謹慎なことかもしれないけど、その行動を称賛したくなるような気持ちを抱きました。

当然なんですが、手話は万国共通ではない。日本には日本の、アメリカならアメリカの手話がそれぞれあります。南アなら、本来は英語かアフリカーンスの手話になるのでしょう。

あれは手話でなく何かの祈祷とか、実は呪術師だったとかの脱力した理由が出てきそうです。
直接の害はなかったけれど、不気味ではありますね。

太陽の罠 2013年12月11日

NHK土曜ドラマ「太陽の罠」(全四回)を見続けています。今週土曜が第三回目です。
<引用開始>
名古屋に本社を置く大手家電メーカー、メイオウ電機にアメリカのゼスター・リサーチ社より警告状が届く。
社運をかけた太陽光パネルの技術が特許侵害であるとして、膨大な賠償金とライセンス料を要求するものだった。
騒然とする社内で産業スパイではないかと疑われたのが、知的財産部の長谷川(西島隆弘)。
年上の美しい妻、葵(伊藤歩)とつつましい結婚生活を送り始めた矢先の出来事だった。
ゼスター・リサーチ社は「パテント・トロール」と呼ばれる、アメリカの特許マフィアで、謎の男、澤田(塚本高史)が裏から手を引いていた。一方、社内の訴訟対策室で奔走する濱(尾美としのり)は、上司の村岡(伊武雅刀)から度重なるしっ責と侮辱を受け、ついに村岡の頭を殴打し、山中に埋めてしまう・・・。
この事件が導火線となり、男と女たちの“愛”と“プライド”をかけた、しれつな駆け引きが始まっていく。
http://www.nhk.or.jp/nagoya/wana/info/index.html
<引用終了>
・・・う~ん。いい感想が思い浮かびません。目まぐるしく展開があり、産業スパイに殺人未遂に謎の男に、主人公の年上妻の正体など等、興味関心が尽きないのですが。
ストーリーがかなり盛り込みすぎじゃないのか?もうちょっと絞ってみる。たとえば特許マフィアと日本企業との戦いを主軸に据えてもかなり面白い話ができると思うのですがね。

題名から「太陽は動かない」(吉田修一)が原作かと思ってたら、大島里美のオリジナル脚本だったんですね。
主演の西島隆弘の線が細いなあ。もともと歌手だし、ドラマもそんなに出てないだろう。アップになったときに、耳にピアスホールの跡が見えてちょっと鼻白みました。大人しくて晩生な草食の理系男子という役どころじゃないか。
尾身としのりがいい味は出している。吉田栄作も実に久々にみました。仕事絞ってるのか?

画面が暗い。私個人の印象だが、NHK名古屋局製作のドラマって暗くて重いのです。小池徹平の「鉄の骨」とか塚本高史の「監査法人」等。東京より、硬質で冷たい街に見えて仕方がない。
最初気づかず、エンドロールでNACや巣山プロの名前を見て、ああ、名古屋だってわかって納得しました。あの中学生日記でおなじみ、地元のタレント事務所ですね。

次回でいろいろな謎が暴かれることになるのでしょう。まぁ、なんだかんだ言ってて、楽しみに待っています。

軽油 2013年12月10日

これは酷い。酷いのだけれど、人のことは笑えない私です。
<引用開始>
「軽自動車は軽油と思った」…燃料給油間違いの原因

JAF(日本自動車連盟)は、燃料の給油間違いによるトラブルの状況把握を目的に9月1日~10月31日の2か月間に亘り、燃料の給油間違いによる救援依頼について全国調査を実施した。

その結果によると、トラブル発生件数は258件。前回の調査結果(2012年5月1日~6月30日)とほぼ同数となった。

その原因を見てみると、「うっかりしていた」「普段乗らない車だった」「軽自動車は軽油と思った」といったものが多く、ドライバーの認識不足がトラブルに繋がっていることが見受けられた。

JAFでは、セルフ式給油スタンドが増加していることから、マイカーではない車両や、初めて乗る車両に給油する時は、必ず車検証や取扱説明書で燃料の種類を確認するなど、慎重に給油するようドライバーに呼びかけていく。
http://response.jp/article/2013/12/09/212606.html
<引用終了>
私の場合、ディーゼル車には重油を使うものだろう、と大学生の頃までぼんやり考えてました。だったので、軽油というものを知ったときに激しく混乱しました。「何に入れるの?」と。

私の友人がヨーロッパでレンタカーを借りて各地をドライブしていた際に、給油を間違えて立ち往生してしまったことがあり、それで初めて軽油がディーゼル車向けだと覚えられたのです。

ディーゼル乗用車が普及しているヨーロッパでそれと気づかずに、給油に立ち寄った彼がレギュラーを入れてしまって車が動かなくなってしまった。折悪しく、早くからセルフ給油が普及していたこともあり、しばらく動かない原因がわからなくてパニくってしまった。

サービスを呼び、一度入れたレギュラーを全て抜き取り、タンクをよく乾かしてからあらためて軽油を入れて、細部をチェックして、と一日余分にかかったそうです。
時々、現地の人でもうっかり間違えて入れることがあるようで、作業は実に手馴れたものだったと聞きました。
友人には、大変いい経験になったようです。

終バスなくせ 2013年12月09日

タクシーとしては終バスのおかげで商売あがったり、だったようです。
<引用開始>
「バス最終便なくせ!バリケードで封鎖すんぞ!」 韓国籍タクシー運転手、強要未遂容疑で逮捕
 「バリケードで駅前ロータリーを封鎖する」などと暴言を吐き、バス会社に路線バスの最終便を廃止するよう迫ったとして、兵庫県警西宮署は8日、強要未遂の疑いで韓国籍のタクシー運転手、崔漢淵容疑者(72)=同県西宮市森下町=を逮捕した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は3日午後3時55分ごろ、西宮市内のバス会社営業所を訪れ、男性所長(54)に対し、JR西宮駅を午後11時33分に出発する路線バス最終便の廃止を強要しようとしたとしている。

同署によると、崔容疑者は芦屋市のタクシー会社に勤務し、JR西宮駅北側のロータリー周辺を拠点にしていた。今年3月から同営業所を5回にわたって訪れていたといい、所長に「バスの最終便の時間が遅いせいで、商売あがったりだ」などと話していたという。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131208/waf13120811590008-n1.htm
<引用終了>
やむにやまれずだったのだろうがひどいなあ。強要罪確定で、脅迫罪も問えるかどうかだな。
で、考えてみた。自分がタクシー使ったのっていつが最後だったかなって。記憶に間違いなければ2005年の六月二十九日水曜日がたしか最後だった筈です。

どうして日にちを覚えているかというと自分の送別会飲み会だったからです。終電逃して赤坂見附のカラオケ屋から自宅まで乗って帰った。しかし自分はそのとき金を払ってない。そのまま浦安まで乗っていく同乗者に払ってもらったのでした。

自分で払ったのはそれよりずっと前だ。十年は経過しているだろうな。飲み会、送別会の類に限定されています。
終電や終バスを使うようにずっと心がけている。終電が大手町発0:30くらい。駅からバスだけど深夜バスが一時過ぎまで出ています。運賃は通常の二倍ですがそれでも400円まで自宅前にいける。
混んでようが席に座れなかろうが、割高なタクシー使うよりははるかにまし。90年代後半からそんな価値観になっていきました。それまでは使い放題だったのですが。経費で落ちたし。
となると、彼が逮捕された責任の何百万分の一は私にもあるな。どうもすみません。

タクシー会社の経営って、配車を如何に増やすかってだけなんですよね。そこには戦略なんてなにもない。料金がほとんど全国統一されている以上、サービス上で差異を出すことはほぼ不可能。しかも車を多く出せばそれだけ収入の機会は増えると経営者に妄信されている。だから運転手の固定給を極限まで下げて歩合制の報酬にしている。

就職情報サービスのサイトにまだ登録しているけれど、たまに来る求人情報の八割がタクシー乗務員募集です。いわく「幹部候補生」「年収八百万も夢じゃない!」「明るい職場」「初心者にも安心」。さぞかし人手不足なんでしょうね。ストレスフルな環境であることは論をまたない。

しかしこの産経の記事、わざわざ韓国籍って記すのがいやらしい。ヘイトを煽る魂胆が見え見えですって。

閉じた組織 2013年12月08日

これはひどい。陸よりも空よりも、海上自衛隊は陰湿だと聞いたことがあります。
<引用開始>
海自、いじめ自殺告発者の懲戒検討 文書持ち出し問題視
海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」乗組員の自殺に絡み、「いじめを示す調査文書が隠されている」と内部告発した3等海佐(46)に対し、海自が懲戒処分の手続きを始めた。遺族らに「捨てた」としていた海自は告発後、原本が見つかったと謝罪していた。特定秘密保護法で行政機関の情報隠しが懸念される中、秘密でもない文書への内部告発まで萎縮させる隠蔽(いんぺい)体質が、改めて浮かび上がった。
「あれは『ない』書類」 直訴を黙殺、海自のいじめ調査(12/8)
 3佐は2008年の告発時、調査の関連文書のコピーを証拠として自宅に保管していた。海自はこれを規律違反だと主張。3佐は「正当な目的であり、違反にあたらない」と争う構えだ。内閣府の審査会は今年10月、「不都合な事実を隠蔽しようとする傾向がある」と海自の姿勢を厳しく批判。海自の現役事務官も、遺族が国を相手に起こした損害賠償請求訴訟で「上司から文書を『捨てろ』と命じられた」とする陳述書を提出している。
 海自は乗組員が04年に自殺した直後、「たちかぜ」の乗組員190人にいじめの有無を尋ねたアンケートを実施。しかし遺族が05年に情報公開請求すると、原本は破棄したと答えた。3佐は当時、遺族の訴訟を担当。職場に原本があると知り、08年に防衛省の公益通報窓口に告発したが、海自は認めなかった。
 このため12年4月、「海自は文書を隠している」とする陳述書を東京高裁に提出。海自が再調査し、破棄は撤回された。海上幕僚監部広報室は朝日新聞の取材に対し、「個人のプライバシーを侵害する恐れがあるため回答を控える」としている。
http://www.asahi.com/articles/TKY201312070406.html
<引用終了>
三佐といえば昔の少佐。つまりは士官。防衛大を出ているのだろう。ここの出身者は人をあごで使う人が多いという印象が私にはある。第一声が「おい!こら!」という感じ。人は使うもの、という態度をとる。旧日本海軍の伝統でも残しているのか。そんな人が通報しようというのだから、よほどのことがあったのだろう。
ことに、海の上だと逃げ場がない。だから、ストレスがある方向に向かってしまって虐めが胚胎しやすい環境なのかもしれない。仮に潜水艦での虐めとかあったら、それは地獄ではないかしら。
こんな調子のままで、秘密保護法が来年施行されたら、虐めは公式には"無くなる"のだろう。
恐怖ですね。
企業でも似たようなことがあります。大きめな会社だと「産業医」と従業員が定期的に面談する機会があります。ここで健康相談とかストレスチェックみたいなことを話すのだけど、会社や組織への不満めいたものを漏らすと、何故かそのまま伝わってることが多い。助けて、というつもりが薮蛇になってしまう。内部告発を推奨しつつ、実態は裏切り者の炙り出しになってないか、と。
「組織の体面」ほど馬鹿馬鹿しいものはない、と思います。

征服されざる者 2013年12月07日

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ネルソン・マンデラが亡くなりました。
よりによってわが国の秘密保護法可決のタイミングで去ってしまった。テロリストから国民を護るのだというが。
元祖“テロリスト”と呼ばれ、テロ集団と蔑称されたANC(アフリカ民族会議)を率いて、悪名高いロベン島の監獄に27年も囚われの身となった彼。
90年に釈放され、94年から五年間大統領も務めた。間に行われた95年のラグビーワールドカップが印象深い。この大会で南アは世界最強のニュージーランドに競り勝ちます。それも初めての白人・有色人種の混合チームによって。この慶事は、国民統合のシンボルとなりました。
この話は「インビクタス」という題名で、クリント・イーストウッドにより映画化もされています。
インビクタス(invictus)とはてっきり英語かと思っていたら、なんとラテン語でした。
英語にするとunconqueredという言葉に変換されます。「征服されない」「敗れざる」といった意味になる。
映画のなかでも、日記にこの言葉を書き記すシーンが登場します。彼の遺した言葉はどれも味わい深いが、私へのプレゼントだと勝手に思うことにしました。
The greatest glory in living lies not in never falling, but in rising every time we fall.
(生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。)
肝に銘じます。

国会前へ 2013年12月06日

201312061602000 201312061602001
買い物に有楽町まで出かけたついでに、国会前まで行ってきました。
秘密保護法が昨日にも本会議で強行採決されるかもという情報があり、こういうときに行かないとずっと後悔するかもしれないと思ったからです。

有楽町で目指す買い物が出来ず、新橋まで歩くことにしました。JR沿いに歩いていったのだけれど、一箇所物々しい警備している建物がありました。
気づくと東京電力。正門と東門前には警察官が立っていて、構内には警備会社のガードマンが複数います。そりゃ、そうなるよなあ。昔はノーチェックで本店まで入れたんですがね。ゆるい会社だったんですが。

新橋でようやく欲しかったものを入手。さて電車に乗るかと思ったが、街の雰囲気を味わいながら歩いていこうと決意。二キロもないだろうし。虎ノ門から溜池を回って坂を上っていこうと思いました。結構歩きましたが。

溜池の交差点を過ぎたあたりから警察官の数が増える。もともと多い場所ではあるけれど、いつにもまして彼らが緊張しているようにも見えました。

山王パークホテルの裏側から、議員会館の間の道を登って、衆議院の建物の前までくると、団扇太鼓を叩いているお坊さんの集団が30人くらいいました。
そこは大していなかったのだが、国会正門に近づくにつれて凄い人数が集まっていることに気づく。なかなか進めません。「廃案」「廃案」のシュプレヒコールが凄い。どうぞ、と道行く人々にA2サイズのプラカードを配っている人がいます。それには「あなたの行動で秘密保護法絶対廃案」とあり、裏にも「アベノクーデターを許すな!」と大書してある。

いただいたそれにはどこにも製作者も組織・団体の名前もない。いい宣伝になるはずなのにそれはしない。どこか潔いなと感じた。手弁当で個人の資格できているということなんだろう。衆議院から議事堂正面を目の前にして参議院の建物前まで、デモの中心を歩きましたがいわゆる組織動員のものはなく、大半が独りで来ていたと実感します。私もそうだけど、なんとなく来なければいけないと感じた人が多かったのだろう。連れ立っていても三人位。一人ひとりの目つきは真剣そのものだった。皆、すごく怒っていた。元気のいい60~70代が目立った。若い人も少なくなかったけど、働き盛りの30~40代の男性は少なかったように思う。そこは少し残念でした。その世代の女性はいましたが。

私が到着して歩き回ったのは四時過ぎ。ちょうど委員会で強行採決が行われた時間でした。マイクで主催者らしき男の声で「ただ今、強行採決らしきことが行われたようです。暴挙と感じますが詳細はこれから国会議員の人がやってきますから説明してもらうことにします。私も傍聴を希望したのですが人数枠の関係とかで入れてもらえませんでした・・・」などと訴えています。
近くにきてその声の人が海渡雄一弁護士であると判明。福島瑞穂の亭主ですね。立ち止まってじっくり聞きたかったが、ぎっしりしていて人波に押し出されるように歩かざるをえませんでした。

TBSの金平茂紀ともすれ違ったけれど、厳しい顔をしていました。大手メディアのなかでは、玉川徹とともに比較的まともな感覚を持っている人かな。

デモは限定的みたいな報道もあるようですがそれは違う。まず、国会の建物とは、道路を挟んでいて近寄れない。国会側には警官がびっしり立っていて立ち止まることが許されないから人がいけないのです。それから、デモ隊の後ろ側には議員会館があるが、ここも門の前を警官とガードマンが固めていて敷地内に入れないようになっている。具合が悪くなったりした人を入れるなんて配慮もおそらくないんでしょう。

30分ほど現場にいて、参議院の近くの永田町駅から地下鉄にて帰宅しました。
蟷螂の斧かもしれない。しかし、行ってよかった。同じように怒っている人たちがあんなに大勢いたことが実感できた。それも老若男女問わずだ。
私が帰った後に、人数は増え続けて主催者発表で二万人を超えたと聞く。

法案自体は可決成立するんだろう。でも、これからが本番だ、とも思う。
これから本物の地獄が始まったとしても、今日のことは忘れない。
手垢のついた言い回しだけど“勇気をもらった”。強かに生きていこうと思わされました。

軽自動車 2013.12.5.

これは酷い。消費喚起させたいなら逆だろう。税金は5000円程度に下げて取得税も重量税も廃止か減額。高級車には割高な税を科すとかが正解だろう。
<引用開始>
軽自動車税、年1万円超に 現行の1.5倍~2倍で検討
政府・与党が検討している自動車税の見直し案がわかった。消費税率が10%になる2015年10月に合わせ、年7200円の軽自動車税(地方税)を1万円以上に増税する。さらに、車を買った初年度には、環境性能に応じて課税する新たな自動車税を導入する。

660cc以下の軽自動車税(自家用四輪)は年7200円だが、排気量1千cc以下の普通小型車(自家用)の自動車税は年2万9500円と4倍以上の差がある。この差を埋めるため、総務省は4日、軽自動車税を現行の1・5倍の年1万800円と、2倍の年1万4400円とする2案を与党幹部に示した。

軽自動車税を年1万800円にした場合、自治体にとっては年795億円の新たな税収が入る。車を買うときに5%かかる自動車取得税は15年10月に廃止される予定。自治体は年約1900億円の税収を失うため、軽自動車税の増税で一部を補いたい考えだ。

軽自動車税を増税しない場合は、自家用車の約4分の1の税金にとどまっている営業車(タクシーなど)の自動車税を増税する案などを示した。
http://www.asahi.com/articles/TKY201312040557.html?ref=com_top_pickup
<引用終了>
しかも、新たな税金まで投入しようとしてやがる。それで売れるのかよ。
ことに地方にとっては軽自動車は生命線ともいえる。ガラパゴス、などと見下す連中もいるが、あれだけ生活に貢献しているんだから、それに代わる有効な代案を最低限示して欲しいところですよ。

居てもたってもいられないので、今から少しだけ国会周辺に行ってきます。
蟷螂の斧かもしれないけれど、自分が後悔したくはありません。

離島の本屋 2013年12月04日

Ritou
朴順梨(ぼくじゅんり)著「離島の本屋」(ころから刊)を読了しました。
「ころから」は今年開業した赤羽にある小さな出版社。エッジの効いた本を出しています。
<引用開始>
22の島で「本屋」の灯りをともす人たち
北は礼文島から南は与那国島まで。
誰もが知る小笠原諸島から、地元民だけが知る家島まで――。
22の島で「本屋」の灯りをともす人たちの物語。
本屋大賞PR誌『LOVE書店!』の人気連載に
未発表作と書き下ろし原稿を加えて待望の書籍化!
目 次:
「本屋」がない島で 「本を手渡す」人たち/小笠原諸島(東京都)
昭和のレジが活躍する それが「島の本屋さん」/伊豆大島(東京都)
昔懐かしい紙芝居が 今日も物語を紡いでいます/中通島(長崎県)
図書館司書にして書店員 日本最北端の「本の窓」/礼文島(北海道)
みんなのための一冊 ひとりのための一冊/生口島(広島県)、弓削島(愛媛県)
Uターン青年と 築100年の本屋/周防大島(山口県)
「おもしろい本は 意外に売れないんだよね」/江田島(広島県)
島の本屋の存在理由は そこに「ある」ことと見たり/篠島(愛知県)
本屋がない島の 「自宅内図書館」奮戦記/与那国島(沖縄県)
書店発ディスコ経由書店行き 変遷を支えた家族の力/与論島(鹿児島県)
野菜もらって、パンク修理して 人が集まる本屋さん/八丈島(東京都)
隠岐の本屋にある 隠岐の本が一番いい/島後島(島根県)
本屋が島にやってきた Ya! Ya! Ya!/北大東島(沖縄県)
おもちゃと本と文具に雑貨 まるでタイムカプセル/家島(兵庫県)
100年続く書店の50年続く夫婦 ふたりの間にはいつも本が/大三島(愛媛県)
島と本との出会いで 自分を見つめ直すきっかけに/奄美大島(鹿児島県)
異業種参入の女性店主 伊豆の島で腕まくりするの巻/新島(東京都)
静かな島にたたずむ やさしく静かな本屋たち/小豆島(香川県)
博多の北、釜山の南 国境の島の本屋/対馬(長崎県)
亜熱帯の島 香り立つ本屋たち/沖永良部島(鹿児島県)
http://korocolor.com/rito_no_honnya.html
<引用終了>
生活していくうえで、離島には様々な制約もあるんだろうな。大自然は豊富だが医者も学校も限られるし。
たとえば、小笠原で本を買おうとした際にどんな方法が考えられるでしょうか。
小笠原諸島には専業の本屋さんがありません。そこで、生協にて本や雑誌、新聞(一週間分)をまとめて購入していくのだそうです。
また、Amazonで注文する人も島民では多く、船便のタイミングで一週間で配達されるそうです。
とはいえ、新しい書籍や雑誌は手にとって確認もしてみたいもの。そういう人たちは、父島にある地域福祉センターの中にある「図書室」で新刊書などを借りることができるそうです。「図書室」は父島から二時間かかる母島にもあるそうです。東京から27時間も船に乗ってくる本たち。
大変そうだけど、なんだかほっとする話ではありませんか。
これは八年前から本屋に配られるフリーペーパー「LOVE書店!」にて連載されている記事を一冊の本にまとめたものです。「LOVE書店!」は本屋大賞のPR誌でもありますね。
のんびり、ほんわかというだけではありません。離島で本屋さんを経営していくのは本当に厳しいもの。都会でも本屋は中小やパパママストアがどんどん減っていってます。
拙宅周辺でも、二キロ圏内にたった一軒だけ。ヨーカドー内の八重洲ブックセンターだけです。
道楽か、よほど強い使命感がないととても務まらない稼業であります。
以前に、退職金を使って本屋を開業したいという知り合いに頼まれて、付き合いのあった日販に本屋開業の打診をしたことがあります。
その人は昔から本好きで、好きなことをやって余生を過ごしたいという人だったのですが、日販から聞いたのは、日商と月商での売り上げ目標の提示と根抵当権の設定でした。
日商で数万、月商で数百万の売り上げが見込めて、本屋の土地建物に関する根抵当権を設定して初めて書籍の卸が可能になるという話で、愕然としました。たかが本屋さんでも、根抵当権をとるんだ。
夢や道楽でできる仕事ではないんだってことがわかります。これももう20年以上前の話ですから、経営環境が悪化している昨今ならさらにハードルは上がっているでしょうね。
この本の中でも、八年前に取材した本屋が閉店したり、オーナーが亡くなったりとその後の変化も追跡取材されてます。甘い仕事では断じてないことがよくわかる。
それでも、どこかに夢や望みがあると信じていたい。日本の突端で奮闘している本屋さんはまだまだあります。いつか現場に行ってみたいとも思わされます。
非常にいい本。ご一読をお勧めします。

大賞 2013年12月03日

新語・流行語大賞が決まりましたがどうにもスッキリとしないようです。
<引用開始>
なぜ?「甲乙付け難かった」も…4語選出に「え~っ」
史上初となる4語の年間大賞選出について、選考委員を務める「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の清水均編集長は「1~3語というのがお決まりだったが、豊作年の特例ということで」と説明。事務局によると、もともと1語に絞ることにこだわりはなく「4語が甲乙付け難かったということに尽きる」という。
3語選出は03年(毒まんじゅう、なんでだろう~、マニフェスト)を最後に過去6回あった。粒ぞろいの中、どの言葉が選ばれるか楽しみにしていた人にはやや拍子抜けだったのか、大賞発表時は会場に「え~っ」と落胆の声も広がった。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/12/03/kiji/K20131203007127040.html
<引用終了>
数ある言葉のなかからわざわざ大賞を選んで表彰するというのが本来の趣旨だった筈でしょう。
それを、四つも大賞に選んでおくというのでは、まったく選んでないのも同じではないですか。
「甲乙つけ難かった」って私的な感想を釈明代わりにされても、こちらとしてはスッキリしません。
そもそも、大賞などと誉めそやすセンスがもう古いのかもしれない。優劣や高低を競うものではないのだろう。
如何に人口に膾炙しているか、が判断のポイントなのだろうから知名度調査を厳密に行うとかそんなことが大事だとも思うけど、それだとちょっとばかり味気ないかな。
四つになったのは代理店とか利害関係者とか様々錯綜した挙句の妥協案だとどうしても勘ぐってしまいます。
今年四つも選んだしわ寄せで、来年の大賞で一語を選び出すのにはかなり苦労しそうですね。
個人的には、アベノミクスが選ばれなくて本当によかったと思ってます。

受験料 2013年12月02日

ドワンゴの入社試験での受験料徴収。話題になってますね。
<引用開始>
ドワンゴ、新卒入社試験に「受験料制度」導入、エントリー料2525円
株式会社ドワンゴは、新卒入社試験で「受験料制度」を導入すると発表した。
12月1日からエントリーの受付を開始した2015年度の新卒入社試験で、首都圏からの応募者はエントリー料2525円の支払いが必要となる。目的は「本気で当社で働きたいと思っているかたに受験していただきたいから。
ドワンゴでは、受験料制度の導入にあたってコメントを発表。入社試験にインターネットで簡単にエントリーできるようになったことで1人で100社を受験できる時代になったが、世の中の就職口が100倍になっているわけでも、企業の採用基準の多様性が100倍になっているわけでもないと背景を指摘。その結果、企業にとって採用の手間が増え、本当に必要な人材を見極める十分な時間をかけるのが難しい状況にあることなどを説明している。
なお、エントリー料が発生するのは東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県の在住者のみで、地方在住者は無料。「もともと地方の就活生はとても不利で、ひとりで何社も受けることが時間的にも金銭的にも難しいから」としている。
また、受験料制度は金儲けが目的ではないとし、集まった受験料は奨学制度の基金などに全額寄付をする予定だという。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131202_625910.html
<引用終了>
突っ込みどころが満載ではあります。エントリー者に平等ではない、地方格差を是認する、そのための救済策がない、どんな試験を課すかが不明など等。
私企業ですからある程度の裁量は許されてもいいと思いますが、本気度を金払いで確かめるってのはどうなのかな。まるで、ニコニコ動画のプレミアムにとっとと入れと動画サイトから無料視聴者をキックアウトするやり方に通ずるものがありますね。
それだけエントリー数が膨大ということもあるのでしょうが。
こんなことしてたら、そのうち手痛いしっぺ返しがくると思うぞ。
それに、大人数エントリーの中から入社する皆がみな、優秀な人材というわけでもない。
私がかつて居た会社は新卒者の人気が高く、新卒採用20名に対して10000人を超える応募があったそうです。勝ち抜いて入ってきた彼らの何人かと仕事をその後したけれど、卓越した能力があったわけでもない。皆、人当たりはよいけれど。
勝ち抜いてはきたけれど、新卒給与は低く抑えられてて可哀相なくらいでした。
結論として、そんな受験料とる会社にはエントリーなどしないこと。入社の段階でそんなケチがつくんだから、入社後はさらなる理不尽が起こると思ってたほうがよいでしょう。
中途入社で中高年が受ける会社でも、お金をとるところがあるんですね。
セミナーなどやってる企画会社で、自社のセミナーを入社応募者に受けさせるところがあります。勿論、自腹。しかも30000円も徴収するという。
講師を兼ねる経営者が、応募者の本気度を見極めたいというドワンゴとまったく同じ理屈をこねていました。
同世代の知り合いでそんな会社に応募しちゃった男がいました。「どうしましょう?向こうは私に期待しているみたいなんですよ」などと、不思議に自慢げな様子で意見を求められました。
「そんな会社、絶対に行くな。セミナーなど受けるな」と諭しました。
冷静に考えると、お金をとるっておかしいんだけど長時間の面接を受けていて「期待されてる」と解釈しちゃったらしい。
厳しい中高年の再就職の只中にあり、精神的にまいっていたところに甘い言葉を囁かれちゃってフラフラ行きかけてしまってました。
結局思いとどまった彼は、ハローワークでキャリアカウンセラーに就きました。これはこれで大変な職場だけど、お金とられるよりは数倍ましです。

師走初日 2013年12月01日

師ではないけれど朝から走り回った12月初日。きっかけは昨日に来た一通のメールです。
メルマガ配信元から「クレジットの決済ができませんでした」というメールがきました。
「自動決済ができなかったから、来月の購読権が与えられませんでした」なんてメッセージがあり、クレジット会社のサイトをチェックして不具合が何らないことを確認しました。が、もしかしたら銀行口座のほうでまずいことになったかもしれない。朝一番で口座のチェックに行こうと思ってドキドキしながら寝たのです。でも、なかなか寝付けません。
まさか、金が全額引き出されているとかじゃないよな?キャッシュカードを無くしたわけでもない。何らかのスキミングで偽造されたとか???とめどなく不安が湧いてきては消えていく。

銀行ATMは平日土日祝日全て24時間近く開いているのですね。当然、残高照会と通帳記入は無料でできる。今月20日からは手数料が大幅に下げられます。
ところがクレジット用に使っている口座のATMは近所になく、駅前までいくしかありません。
インターネットバンキングに申し込んでおいてもよいのですが、セキュリティを考えてあえてそれはしていない。便利さにはリスクがもれなく隣り合っているからです。

ATMコーナーに着き、ドキドキしながら残高照会。お金を確認してようやく安堵。念のために通帳記入をして、不正な引き出しがないことを目視で確認。さらに念を入れて、メイン以外の銀行口座も残高照会と通帳記入をします。

次にスーパー西友に行く。件のクレジットカードがきちんと使えるかどうかをパンと団子を買ってみてチェックします。ちょうど本日の西友はカード使用で5%引きの日でした。レジにて無事にクレジットカード承認を見届ける。

とすると、メルマガ会社の管理のほうに何らかの不具合が起きた可能性が高い。これは明日でも、とっちめてやることにしましょう。心配させやがって。

フィッティング 2013.11.30

新しい靴を三足同時におろしました。毎日履き替えて近所を歩くようにしています。車と同じで、いわば靴の馴らしです。ちょっとでも痛くなったらその靴を脱いでしばらく日を置きます。
そのまま履いていると高い確率で、踵か足の小指に水ぶくれが出来てしまうからです。
いわゆる靴擦れですね。大きな靴を履けばそれは起きませんが、その代わりにものすごく疲れやすくなってしまう。歩いていて、踵がすぽんすぽんと抜けるような感覚です。したがって、余裕のありすぎるサイズは履けません。
多少テンションがありながらも、足に馴染んでいくのを待つしかないです。
靴のほうで、私の足の個性をつかんでいただくには一定の時間が必要というわけです。

ふと思いました。グローバル化というのも畢竟これが正解なのではないかと。
皆が同じ規範やメジャーメントに、ぴっちり足並みを揃えるのはどこかに無理が出る。
大原則を外さないが、個々の細則において“あそび”を設けておくことが肝要ではないか。
あそびを持たせながら個々人が大原則を理解し実行していくことが真のグローバル化になるんじゃないかって思いました。
杓子定規に細則を墨守させることに汲々していたら、かえってその本質を見誤ることが出てくるんじゃないかって、近所を歩きながら思いました。

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