« 出す人出させる人 2014年02月25日 | トップページ | 偽装通貨 2014年02月27日 »

出る人出させる人 2014年02月26日

五輪メダル獲得選手たちの帰国会見を見ていて、いつものことを思いました。
<引用開始>
「ゆづの恩返し」報奨金600万円は被災地へ寄付
ソチ五輪日本選手団の橋本聖子団長(49)ら役員3人と選手7人の計10人が25日、東京都内のホテルで帰国会見に臨んだ。フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(ゆづる、19=ANA)は、日本オリンピック委員会(JOC)などから給付される報奨金の使い道を尋ねられると、11年3月に発生した東日本大震災の被災地支援などに充てると即答。仙台市出身の金メダリストが「ゆづの恩返し」で地元への感謝の思いを伝える。

美しい演技で日本中を元気にした羽生が恩返しを約束した。席上、報奨金の使い道についての質問が飛ぶと、真っすぐ見据えて「震災への寄付だったりスケートリンクへの寄付だったり、そういうところに使おうかなと、今の段階では考えています」と答えた。よどみなく発する言葉に、被災地への思いがあふれた。

地震があった11年3月11日は、仙台市内のアイスリンク仙台で練習中だった。市内の自宅は全壊し、4日間の避難所生活も強いられた。12年5月に拠点をカナダのトロントに移した際は後ろめたさを感じたほどだ。金メダルの羽生に給付される報奨金は、JOC300万円と日本スケート連盟300万円の計600万円。いまだ復興が進まない東北に、恩返しの気持ちを込めるつもりだ。

「ゆづの恩返し」はこれだけにとどまらない。会見前に訪れた文部科学省では、下村博文文科相らと歓談中、「僕は被災地の仙台から出た人間なんですけど」と切り出すと、こう“陳情”した。「東北には6県で通年のリンクが1つしかない。24時間ほとんど埋まっている状態で、なかなか練習時間が取れない。そういう環境で世界選手権3位まで頑張ったが、(継続は)厳しいということでカナダに出る決断をした。これをきっかけにではないが、東北のスケーターの方々にご支援を…」。後進の育成や裾野を広げることは、愛するフィギュアスケートへの恩返しでもある。それにはまず、ハード面の充実が前提。被災地やフィギュア界のためには、金メダリストの肩書を存分に利用していくつもりだ。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/02/26/kiji/K20140226007667280.html
<引用終了>
外国特派員協会での浅田真央インタビューを見ていても、選手は大人だなと思いました。気に入らぬ質問もあるだろうが、波風を立てずに言うべきことは確実に主張する。
競技環境やシステムの改善がなければ、自助努力と自己責任だけではこの先が乗り切れない。ハーフパイプ、そり競技、モーグルにスケートリンク。国内にないから海外に出るしかない。和気藹々の会見とならず、国や協会に対して様々な注文が出ました。出る人と出させる人が同じ場所にいた。

それをテレ朝のモーニングバードで見てましたら、解説に宮嶋泰子が登場。
話を振られるやいなや「よくぞ選手がいってくれました!」としたり顔で話をしだしたのは鼻白みました。
「以前から問題だったんです」「下村大臣は2020年までは強化のあらゆる施策をとる、とおっしゃいますがその後を考えているんでしょうか?」などなど一面でもっともな意見を話していました。・・・でもね。

お前が言うな、と思う。
宮嶋泰子はモスクワ五輪以来、17回目の五輪参戦だそうで、私は個々の事情に通暁しておるぞといわんばかりの態度。

報道に携わる者として、肝心な場面で口を噤んでいた貴方にも責任がある。
秒単位のレーティングに一喜一憂し、スポンサーの顔色を注視する民放とはいえ、全て終わってから実は私もそう思ってましたって、そんな安易な乗っかりはないだろう。

贅言も多い。昔、女子マラソンの中継で松野明美か谷川真理が走っている映像を見ながら、思い入れたっぷりで“解説”。反応を求めた解説の増田明美に「ここは、黙ってみていれば分かると思います」と予想外の返しを喰らった場面を見たことがある。さすが増田明美と思いました。

初めはメダル、メダルと騒いで、いつしかメダルじゃない、感動をありがとうで終わる。
いつものお約束だが、真相を分かっていて口を噤む人の罪は軽くないです。

« 出す人出させる人 2014年02月25日 | トップページ | 偽装通貨 2014年02月27日 »

2021年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ