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だるまさんが転んだら 2014年03月05日

堀内公太郎の「だるまさんが転んだら」(宝島社文庫)を読了しました。
<引用開始>
小説投稿サイトで繰り広げられるコワ~い事件

元人気俳優が、ミステリー小説新人賞を受賞した。
作家志望の平助は盗作疑惑を抱き、独自調査に乗り出すが…。
平助が真実にたどり着いたとき、驚きのラストが待ち受ける!

『公開処刑人 森のくまさん』著者が描く、“文壇サスペンス”!ゴールデンエッグス社の第10回GEミステリー新人賞受賞作『だるまさんの鬼ごっこ』の著者が、元人気俳優の向坂祐一郎であることが発覚した。本はたちまち話題となり、ベストセラーになる。作家デビューを目指して投稿生活を続ける平助は、向坂の作品が、過去に自身がサイトに公開した内容と酷似し、盗作されていることに気づく。真実を突き止めるべく、出版元の担当編集者に会うが、平助はその編集者にも疑念を抱く。そして平助は、予想だにしない展開に巻き込まれる――。『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ作品。
http://tkj.jp/book/?cd=72180401
<引用終了>
見出しを読んで、内容も読んで数年前にあった水嶋ヒロの文学賞受賞を思い出しました。
本名の斎藤智裕名義で出した「KAGEROU」がポプラ文学賞を受賞したアレです。
アレは一体なんだったんだろう。
芸能界を引退し、妻の絢香の看病をするとかなんとかいう話だったと思ったのだが。
結局は次回作を書くこともなく、しれっと俳優に復帰。女房のほうも休業前と同じく歌を歌っているではありませんか。
事務所からの独立とか、ケジメとかそんなあたりだったのかな。だとしたら文学をダシに使ったようで、ちょっと許せません。

「雨が好き」の高橋洋子とか、「家族ロンド」の椎名桜子とか、SFの新井素子とか、全くその後を聞かないぞ。これらが話題づくりといわれても仕方ない。実力がものをいう世界だから自然淘汰されたのだろうが迷惑な話です。

この物語でも、プロット作りは一流だが文章力がまるでない作家志望者が主役として出てきます。その彼のプロットを丸ごと剽窃した別の作品が文学賞をとってしまう。しかもその作者、問題を起こして第一線から消えた元俳優だという。元俳優に文学賞をとらせたら話題になって売れるぞ、という一方の流れは、まんま水嶋ヒロの一件に重なってきます。しかしここでは殺人まで起きてしまう。そして意外な秘密が最後の最後に出てきて・・。

「森のくまさん」同様、ネットの世界の残酷さや凶暴性が今回も登場してきて、合間合間でいいリズムを作っていました。
ご一読をお勧めします。

代替案 2014年03月04日

70歳以上が歌う合唱に付き合わされた両親。三月九日が本番。
明日も全体練習があるというが、男性は蝶ネクタイをしてきてくれという。
もちろん、当家にそんなものはありません。格式高すぎだろう。

100均であるだろう、と安請け合いして探してみたら、これがまるでない。
しかたなく、紳士服量販店で蝶ネクタイを確認すると、4000円もする。

黒のボウタイ。なまじ礼装だから、かえって割高な設定なんですね。

午後からあらたに探しにいこうかと思ってたら、使わなくなった母のベルトについた黒いリボンを発見。ベルトから、取り外せる。これが使えないだろうか?

リボンの尖った両端を折り曲げて、裏側を接着剤でつけると見た目は完全なボウタイになった。
これに首につける紐をとりつけて、見事にボウタイもどきを完成させることができました。

無駄な出費を前にすると見事に団結する。
やっぱり親子なんだな、と変なところで実感した昼下がりです。

非劣なバカ 2014年03月03日

国語力の深刻な低下は、端的にこんなところに現れる。無知は罪でもあります。
<引用開始>
ヘイト落書き、許さない ボランティアら、大久保で清掃
韓国料理店や韓流スター関連商品の店が集まり、「コリアンタウン」として知られる東京・大久保とその周辺の計約50カ所で、在日韓国・朝鮮人らを蔑視する落書きが見つかったことが、市民グループの調査でわかった。2日、ボランティア約50人が落書きを消す清掃活動をした。

市民グループは、在日韓国・朝鮮人への憎しみをあおるヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)のデモに反対する「のりこえねっと」など。今年2月に巡回した際に、商店の看板や住宅の壁、JRの高架下などで「コリアン日本へ来るな」「非劣なバカ」「帰れ」といった文言やナチス・ドイツのシンボル「かぎ十字」など、油性ペンやスプレーを使った落書きを確認した。

グループは新宿署や新宿区役所、JR東日本に相談。「差別落書きを許さない姿勢を示そう」とツイッターなどで呼びかけた。2日は首都圏や東海地方などから集まった人らが雑巾やスポンジで落書きを消して歩いた。横浜市の会社員男性(53)は「消しても消してもまた書かれると聞き、すぐにみんなで取り組まなければと思った」と語る。

ヘイトスピーチのデモは昨年前半、東京や大阪で多発。大久保では昨年9月を最後に起きていないが、銀座などの繁華街や全国各地に拡散しているという。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11008564.html?_requesturl=articles/DA3S11008564.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11008564
<引用終了>
匿名性を担保しつつ、絶対に安全な位置から他者に危害を加える。ほんとに腹の立つ記事ではあるが、一瞬だけ笑ってしまいました。“卑劣”を“非劣”と落書きしているという。これだと「劣に非ず」だから優れているってことになるじゃないか。「優れたバカ」なら、おちょくりか、ひねくれた称賛と受け取られる可能性もちょっとだけあるぞ。

非劣のおかげで「粗にして野だが卑ではない」(城山三郎)「わが心は石にあらず」(高橋和巳」を思い出した。読み返してみよう。
とはいえ、低レベルで書かれているこの言葉にははっきりと害意がある。目にした人は傷つくか、気分が悪くなるであろう。無知はほんとうに罪。

きちんとした国語の勉強、はっきり言えば本なんて読んだことないんだろう。せいぜいが「嫌韓流」だの「SAPIO」あたりの与太記事を流し読みするくらいか。国語も不十分なそんな連中が語る「日本が危ない」「愛国」ってどんなレベルだかわかります。さぞや不遇で、イケてない生活を過ごしているんだろう。こんな連中のそばにいたくはないなあ。

第二次戦争 2014年03月02日

第二次クリミア戦争が起こるか。風雲急を告げてるが、戦争までには至らないのではないか。
<引用開始>
欧米とロシア、国連安保理で非難応酬 ウクライナ緊迫
国連安全保障理事会は1日、前日に続きウクライナ情勢をめぐる緊急会合を開いた。現状説明のために出席したウクライナの国連大使は、同国でのロシア軍展開を非難し、撤退へ安保理の行動を要請。暫定政府支持の米英仏はロシアに即時撤退を迫ったが、ロシア側は「ロシア市民を保護する活動」と正当化し、議論は平行線をたどった。

会合では冒頭、ウクライナのセルゲイエフ国連大使が「ロシア軍が違法に国境を越え、ウクライナに侵入している」と述べ、「これは侵略行為であり、我々の領土一体性に対する深刻な脅威だ」と非難。国際社会による監視を行うよう安保理に要請した。

米英仏の国連大使もロシア軍の展開に懸念を示し、撤退を要求。米国のパワー大使は、事態悪化を防ぐため、国連と欧州安全保障協力機構で構成する「国際調停団」をウクライナに緊急派遣すべきだと提案した。
http://www.asahi.com/articles/ASG3241MQG32UHBI00Z.html?iref=comtop_6_02
<引用終了>
ソチ五輪が終わったと同時に騒ぎ始めましたね。キエフ大公国をもとにしたウクライナ人、オデッサなどに住み着くためにコサックを追い出したロシア人が並存しているのがウクライナ。大きく北西部と南東部に分けられます。
南東部の黒海沿岸は歴史的にロシア人が多いこともあり、ソ連崩壊後もロシア共和国はオデッサに軍港を租借し、黒海艦隊をいまだに置いている。このことが親欧米でのウクライナ独立をすんなりと認められない要因になっています。

ヨーロッパ有数の肥沃な黒土と、豊富な鉱物資源で有名ですが、その多くは東南部に集中しているのだな。
ウクライナ分裂は、当事者同士は望んでいるが、周辺国は分かれたら困るところが多いようで。
仮に北西部で、ウクライナ人の国家が成立してEUに加盟したとする。国家財政が破綻状態の同国は、第二のギリシャとなる可能性が高い。
もうひとつ、ガスパイプラインをロシアとの間で敷設しているEUからすると、ロシアと揉めたくはない。脱原発で進みだした国が殆どなので、ガス供給を止める、と言われるのが恐い。

一方でアメリカはウクライナの国家破綻を目指しているが、分離状態でのそれは望んでない。鉱物資源などを親ロシアであるクリミア自治共和国に逃げられ、大きな資源のない北西ウクライナを入手しても、うまみはないと考えている。
問題はプーチンがどう動くか。クリミアに派兵して強硬路線を標榜しているが、オデッサの租借延長とロシア人自治権拡大と引き替えに、ティモシェンコを大統領にして一国として維持させるのではないか。アメリカとの暗闘が凄そうですけどね。

珈琲店タレーランの事件簿2「彼女はカフェオレの夢を見る」 2014年03月01日

岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿2~彼女はカフェオレの夢を見る~」(宝島社)を読了しました。
<引用開始>
全国の書店で続々1位獲得!
80万部突破の人気シリーズ第二弾!

女性バリスタ・切間美星の推理が冴える

京都の小さな珈琲店に、美星の妹が突然やってきた。
日常に潜む謎が、秘められた姉妹の過去を明らかにしていく――

京都の街にひっそりと佇む珈琲店《タレーラン》に、頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空が夏季休暇を利用してやってきた。外見も性格も正反対の美星と美空は、常連客のアオヤマとともに、タレーランに持ち込まれる“日常の謎”を解決していく。人に会いに来たと言っていた美空だったが、様子がおかしい、と美星が言い出して……。姉妹の幼い頃の秘密が、大事件を引き起こす!
http://tkj.jp/book/?cd=72098901
<引用終了>
やはり、第一弾の「また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」を読んでおかないと理解することが難しいようです。キャラクターの性格や位置づけを把握していないと、物語の運びを理解するのに時間がかかってしまうでしょう。
全体で300ページほどの分量ですが、幹となる物語がひとつあり、枝葉にあたる話がいくつか続きます。
殺人や傷害といった場面は出てきませんが、誘拐や身代金受け渡しなどがあり、いくつかの伏線も早い段階から示されます。
アームチェア・デティクティブならぬ、コーヒーハウス・デティクティブのようなもので、主人公は殆ど店内にいてあれこれ推理を働かせていきます。

恐ろしく聡明なヒロインが主人公です。相方が、やや口数が多いけど、失言をたしなめられるアオヤマという設定。ホームズ・ワトソンみたいな設定ですかね。

第一弾に比べると、今回のは凝りすぎたかなあ。面白いことは面白い。
第一弾で気に入りましたら、こちらもご一読をお勧めします。

御殿山 2014年02月28日

また、メルクマールが消えていくのですね。
<引用開始>
ソニー、旧本社ビル売却へ=リストラで「創業地」撤収
ソニーが、東京都品川区にある旧本社ビル(NSビル)などを売却することが28日、分かった。同社はテレビやパソコンなどの不振で電機事業の赤字が続いており、資産売却で穴埋めを図る。今回、手放すのは「御殿山地区」と呼ばれる事実上の「創業の地」に立地する施設で、リストラを徹底する。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201402/2014022800448&g=eco
<引用終了>
御殿山には一時期よく通った。品川と五反田の中間あたりに位置するので、行くときは五反田からバスで坂を上るか、品川駅から八つ山方向にやはりダラダラ坂を登っていくのです。帰りはいずれにしろ下り坂なので、余裕があるときはいつも歩いて駅まで戻りました。

五反田で待ち合わせするときは、駅前ロータリー正面にあった「洋菓子モデルン」を集合場所にしたっけ。今は無くなった。優雅な仕事ぶりだったのだな。

本社ビルの裏側がちょっとした山になっていて、その麓にソニーの技術教育センターと販売研修センターがありました。道を挟んだ向かいが皇族の住居だった。
仕事で行ってたのだけれど、何度かお菓子のお土産をもらった覚えもある。
今は絶対にないだろう。つくづく優雅な時代だったのだと思います。
皆さん、強かに生き抜いているのだろうか。健闘を祈る。

偽装通貨 2014年02月27日

ビットコイン。これまで気にも留めなかったけれど、あれは少し前に問題になった『円天』と同じ構造ではないのか?
<引用開始>
泣き寝入りも…実体なきビットコイン、規制なく
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の取引所のサイトが閉鎖状態になり、混乱が広がっている。ビットコインが通貨や電子マネーと違って法的な位置づけが曖昧で、利用者を保護したり、業者を規制したりする法制度が未整備であることが問題の背景にある。

ビットコインは、ネット上のプログラムが発行量などを自動で管理する一種のデータで、発行主体も管理者もいないため、法的に「通貨」とはみなされない。

発行を受ける際にお金の払い込みが伴わないため、電子マネーを規制する資金決済法の対象からも外れる。

仮に取引でマネーロンダリング(資金洗浄)が見つかっても、「通貨」ではないので不正取引を防ぐ犯罪収益移転防止法で取り締まることが難しい。

一方、問題の発端となっているビットコインの私設の取引所は、当局への届け出が不要で、取引を仲介するノウハウがあれば、誰でも開設できる。

ビットコインとドルや円などの「現物通貨」とを交換する取引は、両替や商品券などを売買する金券ショップの業務とも似ているが、ビットコインはただのデータで実体を持たないことから、金券ショップを取り締まる古物営業法の適用も難しいという。

金融庁や財務省、警察庁、消費者庁などが情報収集を急いでいるが、ビットコインを直接所管する官庁はなく、法制度も追いついていないことから、今後の対応は難航が予想される。

ビットコインに詳しいみずほ証券の楊為舟アナリストは「現状でトラブルがあった場合は泣き寝入りするしかないだろう。利用者保護の仕組みの整備が求められるが、規制が強まれば利用者が減る可能性もある」と指摘している。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140227-OYT1T00179.htm?from=main1
<引用終了>
今回問題になったマウント・ゴックス社の取引停止問題。何かおかしい。
サイバー攻撃を外部から受けたから、とされているが本当にそうなのか?
お金を集めるだけ集めて、攻撃を受けたとして逃げる算段をとっているんじゃないのか?

利用者は泣き寝入り。少し騒がれても、ほとぼりが冷めたあたりで隠しておいた金を引き出そう。そう考えてるように思えてなりません。

利用者については、もともと利殖を目的とした後ろ暗いとこがあるから、自己責任で泣き寝入りしてもらおう、と踏んでいるのではないかと思います。

それにしても末尾のアナリスト氏の発言、語るに落ちますね。
「保護の仕組みの整備が求められるが、規制が強まれば利用者が減る可能性もある」って、利用者減を心配してるのかよ。

ビットコインを今まで問題視してこなかったのは、上手くいくようなら自分たちも参入してやろう、という腰の定まらない姿勢があったからですね。

ヴァーチャル空間のSecondLifeがうまく行かなかったのも、お金の扱いが難しいから。

周囲を出し抜こうという発想が根底に潜んでると、なかなか蔵は立たないよね。

出る人出させる人 2014年02月26日

五輪メダル獲得選手たちの帰国会見を見ていて、いつものことを思いました。
<引用開始>
「ゆづの恩返し」報奨金600万円は被災地へ寄付
ソチ五輪日本選手団の橋本聖子団長(49)ら役員3人と選手7人の計10人が25日、東京都内のホテルで帰国会見に臨んだ。フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(ゆづる、19=ANA)は、日本オリンピック委員会(JOC)などから給付される報奨金の使い道を尋ねられると、11年3月に発生した東日本大震災の被災地支援などに充てると即答。仙台市出身の金メダリストが「ゆづの恩返し」で地元への感謝の思いを伝える。

美しい演技で日本中を元気にした羽生が恩返しを約束した。席上、報奨金の使い道についての質問が飛ぶと、真っすぐ見据えて「震災への寄付だったりスケートリンクへの寄付だったり、そういうところに使おうかなと、今の段階では考えています」と答えた。よどみなく発する言葉に、被災地への思いがあふれた。

地震があった11年3月11日は、仙台市内のアイスリンク仙台で練習中だった。市内の自宅は全壊し、4日間の避難所生活も強いられた。12年5月に拠点をカナダのトロントに移した際は後ろめたさを感じたほどだ。金メダルの羽生に給付される報奨金は、JOC300万円と日本スケート連盟300万円の計600万円。いまだ復興が進まない東北に、恩返しの気持ちを込めるつもりだ。

「ゆづの恩返し」はこれだけにとどまらない。会見前に訪れた文部科学省では、下村博文文科相らと歓談中、「僕は被災地の仙台から出た人間なんですけど」と切り出すと、こう“陳情”した。「東北には6県で通年のリンクが1つしかない。24時間ほとんど埋まっている状態で、なかなか練習時間が取れない。そういう環境で世界選手権3位まで頑張ったが、(継続は)厳しいということでカナダに出る決断をした。これをきっかけにではないが、東北のスケーターの方々にご支援を…」。後進の育成や裾野を広げることは、愛するフィギュアスケートへの恩返しでもある。それにはまず、ハード面の充実が前提。被災地やフィギュア界のためには、金メダリストの肩書を存分に利用していくつもりだ。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/02/26/kiji/K20140226007667280.html
<引用終了>
外国特派員協会での浅田真央インタビューを見ていても、選手は大人だなと思いました。気に入らぬ質問もあるだろうが、波風を立てずに言うべきことは確実に主張する。
競技環境やシステムの改善がなければ、自助努力と自己責任だけではこの先が乗り切れない。ハーフパイプ、そり競技、モーグルにスケートリンク。国内にないから海外に出るしかない。和気藹々の会見とならず、国や協会に対して様々な注文が出ました。出る人と出させる人が同じ場所にいた。

それをテレ朝のモーニングバードで見てましたら、解説に宮嶋泰子が登場。
話を振られるやいなや「よくぞ選手がいってくれました!」としたり顔で話をしだしたのは鼻白みました。
「以前から問題だったんです」「下村大臣は2020年までは強化のあらゆる施策をとる、とおっしゃいますがその後を考えているんでしょうか?」などなど一面でもっともな意見を話していました。・・・でもね。

お前が言うな、と思う。
宮嶋泰子はモスクワ五輪以来、17回目の五輪参戦だそうで、私は個々の事情に通暁しておるぞといわんばかりの態度。

報道に携わる者として、肝心な場面で口を噤んでいた貴方にも責任がある。
秒単位のレーティングに一喜一憂し、スポンサーの顔色を注視する民放とはいえ、全て終わってから実は私もそう思ってましたって、そんな安易な乗っかりはないだろう。

贅言も多い。昔、女子マラソンの中継で松野明美か谷川真理が走っている映像を見ながら、思い入れたっぷりで“解説”。反応を求めた解説の増田明美に「ここは、黙ってみていれば分かると思います」と予想外の返しを喰らった場面を見たことがある。さすが増田明美と思いました。

初めはメダル、メダルと騒いで、いつしかメダルじゃない、感動をありがとうで終わる。
いつものお約束だが、真相を分かっていて口を噤む人の罪は軽くないです。

出す人出させる人 2014年02月25日

むかむかしてくるな。他人事ではありますが。自分がもし同じことやられたらどうするだろう?
自分の場合は高い確率で、言ってきた相手をおそらく何発か殴っているだろう。
辞表要らずってやつか。啖呵きって、立つ鳥跡を思いっきり濁してやる。
<引用開始>
NHK籾井会長、理事辞表預かる 人事権強調
NHKの籾井勝人(もみいかつと)会長が一月二十五日の就任初日に理事らに辞表を預けるよう求め、会長の人事権を強調していたことが二十一日、複数のNHK関係者への取材で分かった。現在までに任期途中で辞任した理事はおらず、辞表は籾井氏が預かっているとみられる。
 関係者によると、一月二十五日午前、臨時役員会が開催され、籾井会長は「あなた方は前の会長が選んだ。今後の人事は私のやり方でやる」という趣旨の発言をし辞表を預けるよう出席者に求めた。籾井会長は二十一日の衆院総務委員会で民主党の近藤昭一氏に「辞表を預かっているという事実を確認したい」と問われ、「人事のことなので言及を避けたい」と答弁していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014022202000145.html
<引用終了>
権威を翳して威張り散らし、目下の人に恭順の意を示させる。もともとこういう人なんだろう。
そのくせ、さらに強い相手には怯む。「人事なので言及避ける」などと逃げるわけだ。そして、上にねじ込まれた分を、下へさらに強くあたり、恫喝することで鬱憤晴らしか。最悪の上司だな。

部下が辞表を出してきたら、その人の目の前で破る。そういう器量は持ち合わせてはいまい。
でもそういう夢想はしてそう。自分大好きなんでしょうから。
日時を入れさせない辞表を書かせたというんだから悪質だなあ。この人のキャラクターも問題だけど、出身会社の三井物産はどう思ってるんだろう。そういう人物が副社長まで登り詰めたんでしょう。

三井物産ってそんな乱暴な会社なんだ、って受け取られるリスクは想定しないのかな。レピュテーション・ビルディングは大事だと思う。後からボディブローのように効いてきます。

しかし、唯々諾々と出す人ってのもな。全員が出したってんだから、プライドないのかねえ。

ストレートすぎる表現 2014年02月24日

子どもに使っていいのかなあ、と思わせるサイトを見かけました。
日本銀行が子ども向けに開設している「にちぎんキッズ」というサイトがあります。
https://www.boj.or.jp/z/kids/index.html
これがなんだかすごいのですね。
フラッシュを使って、お金とは?をやさしく解説しているのだけれど、表現がストレートすぎる。
一番偉いというのを浅いレベルで鵜呑みにしてしまうんじゃないか。余計な心配してしまいます。

煽り屋 2014年02月23日

まさしくその通り。溜飲の下がる思いがしました。
<引用開始>
船木選手 現役の意地!「自分に対しては“喝”ですね」
98年長野の団体とラージヒル(LH)で金、ノーマルヒルで銀メダリストとなったジャンプの船木和喜選手(38)が23日、TBS系の情報番組「サンデーモーニング」(前8・00)に出演。ソチ五輪でメダルを期待されながら惜しくも逃してしまったジャンプの高梨沙羅選手やフィギュアスケートの浅田真央選手らの頑張りに対しては「あっぱれ!」と称えたが、「連盟はどれだけ選手を守ってあげられたのか?」などと重圧に屈してしまう状況を作ってしまったことに対して、現役選手として厳しい見解を示した。

船木はソチ五輪のジャンプの団体銅メダルなどの活躍を紹介する中「私は現役ですからあの場にいないのが悔しい」と意地を見せた。さらにご意見番である野球評論家の張本勲氏(72)が「金メダルもとれたのではないか?ファンの願いだからね」と「あっぱれ&喝」と評したのに対して、船木は「ご意見ありがとうございます」とおもむろに自身の意見を話し始め、日本のジャンプ台が長野以後の16年間、風対策をしてこなかったと指摘。防風壁がほどこしてあるジャンプ台があれば「もっと本数が飛べるし、技術が磨ける」と改善すべて提案をした。

さらにフィギュアの浅田についても、張本氏が「良く頑張ったといってもいいんじゃないか」などと「あっぱれ!」を連発し、好々爺ぶりを発揮したが、船木は違った。

「僕は“喝”ですね」と笑顔ながら「オリンピックの前に過剰な期待をあおりすぎた。メディアに取り上げられるのは力にもなるが凶器になる。選手を連盟がちゃんと守れたかどうか」と、選手ではなく連盟の体制に疑問を呈した。さらに自分自身に対して「メダリストとしてメディアに呼んでもらい、こんなにオリンピックを見たことはなかった。でも、自分はまだ選手なので悔しい。自分に対しては“喝”ですね」と現役ジャンパーとしての強い意志を示した。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/02/23/kiji/K20140223007648540.html
<引用終了>
サンデーモーニング。「喝」でお馴染みの張本勲のご意見番。十回の喝のうち、素直に同意できるのは一回くらい。残りの場合は「そうか?」と思うことが殆どです。
野球に対しては自らの経験から判断し発言するのはともかく、その他競技をさして理解していないのに自らの思念だけで「喝」と判定するのはいかがなものか?と毎回思わせる。
自信とプライドがそう言わせているのでしょうが、それほどの選手だった人がこれまでどこのチームの専属コーチにもなったことがない。これは、多分に人格的なものがそれを阻んでいるのではないかと邪推します。
そういう芸風なんでしょうが、彼の快刀乱麻ぶりを本当に楽しみにしいる視聴者ってどのくらいいるのだろう。
その意味で船木和喜の意見は非常に気持ちよかった。現役選手としての意見は大変に重たい。

賑やかしだけに終わるメディアの責任はもっと指弾されてよい。いつまでも「真央ちゃん」呼ばわりはおかしい。
その点、おかしな言動もあるが松岡修造は必ず「浅田選手」と彼女を呼ぶ。本人がいてもいなくとも。敬意をはらっていることがわかって、気持ちがいいです。

スケートの金メダリスト、清水宏保もかってJOCや競技団体上部組織について批判したことを思い出しました。彼によれば、東京都北区にあるアスリートためのトレーニングセンターはお金を払って使用することがわかった。メダルを狙うレベルのアスリートならどこの国でも、無料で使わせることが当然なのに日本では料金をいちいち払うという。清水は今回のスケート連盟の対応がよくないと言っていた。各国選手の研究を殆どやらず、選手所属企業に丸投げしていたと指摘しました。

一方で、競技団体によっては資金を唸るほど持っている。スケート連盟の資産は、その他冬季競技団体に比して桁違いに多い。競技開催+交付金(税金)による収入が約23億円(H22年度)
少し前にフィギュア競技団体で、内紛があり理事になったり辞めたりなんてことがあった。資金があるから有象無象も集まるのかなと思いました。
今度の五輪の結果で、スケートでは羽生の金メダル一個のみ。スピード系は入賞のみ。一方のスキーは、ジャンプ・複合・スノボでメダル獲得。予算配分で変化も起こるんじゃないか。全日本スキー連盟の収入がH22年度で約8億円だから、スケートの三分の一くらいでした。

組織ではなく、個々のアスリートにもっと報いて欲しい、オリンピックのたびに思う。

屋上遊園地 2014年02月22日

デパートの屋上に遊園地がある。当たり前の感覚でいたのですが、もう殆どないんですね。
東京23区では三箇所のみ。新宿小田急と上野松坂屋、蒲田東急プラザにあるだけです。
ところが、松坂屋は3/11、東急プラザは3/2に閉鎖されてしまう。残るは新宿小田急のみに。

蒲田東急は懐かしい。小学校時代は授業終わったら、毎日のように蒲田に遊びにいっていた。
当時から屋上遊園地があり、観覧車もあった。都内唯一の屋上観覧車になっているんですね。
小学生だった当時、小さい動物園みたいなのもあって、猿の檻もあった。連中をからかうと、鉄格子につかまって歯をむき出して威嚇してきたっけ。

今は、屋上遊園地はナムコに運営を委託していて、そういうのはないみたい。
買い食いするでも、ゲームセンターに行くでもない。なんで蒲田なんかに遊びに行ったかな。
最後の三月二日までの一週間、観覧車が無料で乗れるみたいです。

脱ニッポン富国論 2014年02月21日

山田順の新刊「脱ニッポン富国論~『人材フライト』が日本を救う」(文春新書)を読了しました。
<引用開始>
彼らは、なぜ日本を見限ったのか?――現在、日本人の海外移住者は118万人に上る。中でも急増中なのがミャンマー、マレーシア、シンガポールといった新興アジア。富裕層はもちろん、中小企業経営者、金融専門家、IT起業家、学生など多くの日本人が移住している。著者が、かつて描いた「資産フライト」は第二ステージ「人材フライト」を迎えているのである。例えば、年収1億円の人がシンガポールに移ると日本との税金の差額は、2540万円とか。あるいは日本人の不動産投資が盛んなマレーシアには住民税・相続税がない。こういった節税、投資、起業に有利なことは知られているが、グローバル教育のレベルが高い現地校へ母子留学とか、富裕層の暮らしやすい住環境をはじめとする生活のクォリティ等、「新移民」たちの目的は様々。これらのカネ・モノ・ヒトの流出の実態を描きながら、彼らの稼いだ在外マネーを日本に還流する方法を提起する。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166609512
<引用終了>
山田順は、光文社の編集者だった人。これまでも出版業界の暗い未来などを描いた本をいくつも出しています。
本書は、資産とともに日本を出て行く人たちにスポットをあてて、現在の日本の正しい状況と採るべき進路について様々なデータから論及しています。
共感できるところも、反論したい点もありましたが主張するところの殆どは理解できるものです。

また、私たちが漠然と思っていた「日本は輸出によって成り立っている」という印象が実態と如何に違うかを解説していました。彼によると、GDPにおける輸出の割合は10%台に満たないことを指摘。日本の多くの産業が、いわば地産地消、内需を前提として成り立っていることが理解できました。

そして貿易収支の問題。今の日本の貿易収支は赤字ですが、これ自体はおそるるに当たらないと主張します。
何故なら、輸出した金額から輸入した金額を差し引いた額のプラスマイナスを示しているだけの数字が貿易収支であり、会社や家計がいう赤字とは性質が違うからです。本来大事な収支は経常収支。これは、貿易に加えてサービス・所得・経常移転の各収支を合わせた数字で、これで日本はまだ黒字です。
この黒字の少なからぬ部分を、海外への投資によるリターンが支えていると解説しており、つまり日本は「投資立国」として国家の財政を支えている現状がわかります。

著者は主張します。移民を受け入れること(日本人になってもらうこと)と、海外で活動したリターンを国内に還流させる仕組みを用意せよ、と。

スポーツなどの特定分野で、海外からの人材で成り立たせているところもある。しかし社会全体としては、在留しようとする外国人に冷淡な日本。そこからの変換を著者は訴えています。たしかにヘイトスピーチなど、排外的な主張が声高に聞こえる社会に、別の場所で「おもてなし」などとにこやかに言われても鼻白みます。旅行客は歓迎して、在住しようという人を弾こうとするのはダブスタである、と。また、日本を出ていった邦人に対しても裏切り者のごとく睨みつける姿勢がある。
この根強い感情を払拭していかなければならない、と。

もっとも、移民に関しては、コスト対策で使われないように慎重にやらなければいけない。非正規・格差・不安定。著者はさらっと流しているが、ここに深刻な問題が横たわっていることを忘れないようにしないとなりません。最低賃金を上げるとか、守らない企業に厳しい処置を与えるとかが必要だと私は思う。このあたりで著者は、少し経営者よりのスタンスなのが残念です。

海外での企業活動のリターンを国内に還流させる仕組みを進めよという主張は、共感できる。

ご一読をお勧めします。

勝利の代償 2014年02月20日

使わなくなったお古のパソコンをクリーンアップして、ゲームソフトを入れました。
麻雀ゲームを入れて、両親に与えました。スタンドアロンでネットにはつないでいません。
今思えば、これがよくなかった。

フリーソフトを入れたのですが、この麻雀ゲーム、段位戦がありまして六級から始まって、一級の上が初段、以降九段まであり、その上が最高位の「名人」になります。これを獲得するのが非常に難しいらしいのです。二人とも熱中してしまい、何もないときはひたすらマウスをクリックし続けてます。

卓にパソコンを載せているので、寝転がりながらマウスを操作できる。これがよくなかった。
タイあたりでよく見聞きする「寝釈迦」のスタイルでゲームに熱中するようになりました。

インターネットは、自分の預金などを根こそぎとってしまう。二親はそんな取り越し苦労と疑心暗鬼を抱いてましたが、スタンドアロンなのでその心配がなくなり、安逸と慢心に包まれてしまったのです。

やり始めてから二ヶ月経ちますが、異変が体に現れました。父親の腰の左側に青い痣が発生。
どこかにぶつけたのか、と訝しく思ってましたが、先ほど「床ずれ」であることが判明。
しばらく麻雀ゲームを禁止しました。恥ずかしいったらない。ひと様にはとても言えません。

「名人位がかかっているんだ」。なおも闘志を覘かせる父親にしばらくのゲーム禁止を言い渡したところです。

死ぬほど笑った。

創意工夫 2014年02月19日

そりゃ食うためだろうけど、事の善悪はともかく、創意工夫を重ねたシノギぶりには脱帽します。
<引用開始>
暴排条例で追い詰められた裏社会の最新シノギ「迷惑メール業者狩り」の実態
裏社会に生息する人間は暴力的と思われているが、実際にはそんな事はない。暴力に依存する人間はヤクネタ(暴れん坊の意味)と言われ、組織から疎んじられる時代である。また、暴対法、暴排条例の施行のよって、最近はさらにその傾向が顕著になり、逆に裏社会の人間は地下に潜ってしまい、取り締まりにくくなっているのが現状だ。ある広域指定暴力団三次団体組長はこのように話す。

「ヤクザやっていると車も買えない、携帯も新規の契約は出来ない、部屋も借りられないとかの締め付けがあまりに多い。今は非合法なシノギの方が食う事は難しい。それにヤクザだと他の組織の人間とバッティングする、そうすると必ず代紋を出した話しになる。そうなると金が飛んでくだけなんだよ」

しかし、彼らも生活していくためには食い扶持を探さなければならない。そんな状況の中で、裏社会の一部の人間が意外な方法で稼いでいることを聞かされた。それは「迷惑メール業者狩り」である。

「俺たちは色んな制限を受けているけど、裁判を起こす権利だけは失われてない。俺たちには人権などないようなものだけど、これは憲法の誰でも平等だからな。誰にでも『1000万当たりました』とか『1億円入金します』といった迷惑メールが届くだろ? ああいったスパムの送信者がターゲットにして訴訟を起こすんだよ」(前出・三次団体組長)

その聞きなれない錬金術のカラクリはこうだ。まずはスパムメールが届いたら、送信者の業者にはこれ以上は送らないでくれといった依頼メールを返信する。しかし、これで諦めるような業者は少ない。そこで次に「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」で規定する「不同意広告宣伝メール」である事を伝えて再度、警告のメールを送るのだという。

その後に「一般財団法人日本産業協会」と「一般財団法人日本データ通信」に報告。今まで送られてきた迷惑メール、相談メールも全て保存しておく。だが、これだけでは終わらない。食えなくなった裏社会の人間のしつこさを見せるのはこの後の行動だ。その後は、裁判を起こすために送信先の会社を調べあげる。ちなみに送信元は東京都内、大阪府内、福岡県内が多いという。ここまでかかる費用は1000円にも満たない。

次にその迷惑メールの会社に対し訴えを起こす。この金額は簡易裁判所で訴える事の出来る金額、つまり140万円以下の訴訟である。簡易裁判所にする理由は「面倒な手続きがいらないから」だという。訴訟内容は迷惑メールの文面を逆手にとった「当選金請求事件」で、この場合の印紙代は1万2000円のみ。請求の原因として別紙に今までの迷惑メール、相談メールなどを添付することで証拠も完璧。それからはほとんどが和解になるそうだ。

和解額はほとんどが100万円以上になったという。この人物によると、これまでこの方法で数千万円のアガリを得ているとのこと。

「コツはしつこく続けること。胡散臭いサイトには自分から求めてアクセスして、アドレス喜んで入力している」(前出・三次団体組長)

忌々しい迷惑メールもこのような形で撃退するのだとすれば朗報だが、こんな手の込んだ真似は誰でもができるわけではない。追い詰められた「裏社会」はシノギの形態も日々進化している。彼らにはどのように立ち向かえばいいのか。新しい都知事にはぜひ、このあたりを真剣に考えてもらいたい。
http://n-knuckles.com/street/underground/news001186.html
<引用終了>
蛇の道は蛇。法律条文をとことんまで読み込んで動く。調べて試して大胆に実践する。そういう稼業に入らなければ、ビジネスマンとしても十分に成功するだろうに。頭の使い道を間違ってる。

この場合のポイントは、後ろ暗い人間をターゲットとすること。まさか警察に相談するわけにもいかないから、結局はお金を払うしかないわけだ。知恵と暴力を身にまとい、狐のように狡猾で蛇のように執念深い、ときた。
実は、人材不足に悩む企業の求める人材像ではないか、なんて思ったり。そんなわけないか。

偽装 2014年02月18日

ないものをあるように見せる。髪でもタレントでも。まさしく名は体をあらわすの振る舞い。
<引用開始>
「スカルプD」のアンファー、実態ないCMで所得隠し
抜け毛や薄毛の悩みを芸能人が明るく語る男性用シャンプーのコマーシャル(CM)で業績を伸ばしている化粧品会社「アンファー」(東京)が東京国税局の税務調査を受け、2011年3月期までの2年間で約1億5千万円の所得隠しを指摘されたことが分かった。広告宣伝費の一部について、宣伝の実態がなく寄付金にあたると指摘された。重加算税を含む追徴税額は約5千万円で、同社は修正申告した。

関係者によると、同社は11年3月期までの2年間に、それぞれ約20億円の広告宣伝費を都内の広告会社に支払い、商品のイメージアップを依頼した。広告会社はSMAPの中居正広さんや草彅剛さん、雨上がり決死隊の宮迫博之さんや蛍原徹さんら約20人の芸能人と契約。テレビやネットのCMなどを企画し、放送した。

これに対し国税局は約20人のうち4人について、テレビとネットのCMともに出演していないと指摘。アンファーが広告会社に支払った広告宣伝費のうち、10年3月期に支出した約4千万円と11年3月期の約1億1千万円について、「CMに結びついておらず宣伝の実態がなく、広告会社を支援するための寄付金にあたる」と判断。広告宣伝費に仮装したとして重加算税の対象とした。

アンファーは取材に「CMに出ていなくても、芸能人がネットでつぶやくなどすれば口コミの宣伝効果が期待できるのに、理解を得られなかった」と説明。「広告の概念について国税局と見解の相違があったが、指摘に従い全額を納税した。従来以上に税務コンプライアンスを徹底する」としている。
http://www.asahi.com/articles/ASG1Y0F7WG1XUTIL06M.html
<引用終了>
明らかに詐欺じゃないか。支払った広告会社ってどこなんだろう?大手なんだろうか。支払ったうちの何割を還流しているのだろう。

呆れたのは「芸能人ならCMに出なくても口コミの宣伝効果が期待できる」という理屈。小森純、ほしのあき、熊田曜子等。先日のペニーオークションでの広告塔を果たしたタレントに聞かせてあげたいです。誰一人、復活かなわないじゃないか。

あらためて、発毛関係っていかがわしい会社ばっかりと思う。香具師の類に見えてしかたない。
アンファーの歴代CMも生理的にダメ。宮迫博之の目は笑ってない。暴力的に見える。まつ毛CMの橋本麗華の目も同じ。最近出てくるヒカキンってのも何者なんだろう。めちゃくちゃなブッキングに思えます。

溜めを厭う末 2014年02月17日

少しずつ道路が開通し、車も動き出しているようですが依然として深刻な状況にあるようです。
<引用開始>
大雪:7都県3600世帯が孤立 山梨で電車内に900人
14日から降った記録的な大雪の影響で17日午前11時現在、関東甲信・静岡の1都9県のうち、7都県で計約3600世帯が孤立状態になっていることが毎日新聞のまとめで分かった。群馬・長野県境の国道18号の碓氷バイパスでは車の立ち往生が続き、JR中央線でも山梨県で電車が運行不能となり乗客が取り残されている。気象庁によると、関東では19、20両日も降雪の可能性があるという。
http://mainichi.jp/select/news/20140217k0000e040140000c.html
<引用終了>
インフラに深刻な問題が生じていますが、なかでも食べ物の問題が心配です。コンビニもスーパーも、円滑な物流を事業の前提としているので、一旦遅滞するとダメージが大きくなってしまう。
そこには「ものを溜めない」「在庫を持たない」「保管=コスト=悪」といった観念が色濃く反映されていると思う。
昔は製品の在庫は、企業資産の筆頭に挙げられた。沢山の在庫はそのまま企業の付加価値と考えられたが現在は違う。如何に在庫を持たずに事業活動を円滑に図るか。重点が変換されている。

かってヤマト運輸は自社を「動く在庫」と称したこともある。ロジスティクスが倉庫の機能にとって換わったということか。しかし、動かなければまるで意味がない。今回の天気には勝てなかった。
「在庫を備える」という企業パラダイム変換をそろそろ考えるべきではないか。ことは生命に関わるのだから。

豪雪融雪 2014年02月16日

Photo 昨日の雪は水分が多く、シャーベット状になって歩きを大いに苦しめました。
一夜明けて、雲も殆どない台風一過のような好天となり、あれだけ積もっていた雪が九割方融けてしまいました。既に道路は乾いてしまっています。

もう大丈夫だ、と全て忘れ去ってしまうのが東京に住む人間の悪い癖。
ツィッターなどSNSを眺めているのですが、山梨、長野、静岡、群馬、栃木と大変な豪雪に見舞われていることに気づく。観測史上で一番降った場所もある。
お見舞い申し上げます。

写真は甲府市。山梨は「雪・寒い」でなくむしろ「氷・冷たい」という陽気ではないか。
気温が上がったので今度は融ける。雪崩がありそうなので十分に気をつけてください。
地球温暖化って嘘じゃなかろうか。

その峰の彼方 2014年02月15日

笹本稜平著「その峰の彼方」(文芸春秋刊)を読了しました。
<引用開始>
警察小説、冒険小説の世界で確固たる地位を築き、『還るべき場所』『未踏峰』『春を背負って』など、山を舞台にした力作でも知られる笹本稜平さん。本作は北米大陸最高峰・マッキンリーが舞台の本格山岳小説です。最高の技術と精神力を持ちながら、ただ純粋に山と対峙することを願い、日本の登山界と距離を置く孤高のクライマー・津田悟は、ヒマラヤよりもマッキンリーを愛し、最難関である厳冬の未踏ルートに単身挑み、消息を絶ちます。愛する妻は子供を身ごもり、アラスカを舞台にした大きなビジネスプランも進行中。なのになぜ今、彼はこのような無謀なチャレンジを行ったのか。大学時代の友人・吉沢をはじめとして結成された捜索隊は、壮絶な山行ののち、脱ぎ捨てられた上着や手袋を見つけてしまう。津田にいったい何が起きているのか? 極限状態の向こう側にたどりついた人間は、自らの生と死と、どのように折り合いをつけるのか。感動のドラマが待ち受けています。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900025
<引用終了>
『天空の回廊』でエベレスト、『還るべき場所』でK2を採りあげた笹本稜平が次の舞台に用意したのがマッキンリー。山岳小説が大好きなのでこれは楽しみでした。

マッキンリー(デナリ)は、北米大陸最高峰。標高6194メートルもあります。
なんだ、エベレストをはじめとしたヒマラヤにはもっと高い山が沢山あるじゃないか。現在標高8000メートル以上の山は14座。7000メートルクラスの山がさらにあって、南米のアコンカグアは6900メートル。マッキンリーはそれよりも標高は低い。しかし、登頂するのはヒマラヤ並みに難しいといわれます。

山の高さは通常、標高で表されます。海面を0メートルとしてそこからの高さを表した数値。
これに対して比高という尺度があります。比高とは、何か?山の麓から山頂までの高さを表しています。海面からではない。
比高で、エベレストの高さを測るとおよそ3700メートル。エベレストの麓で海面から5000メートル以上あるのです。3776メートルの富士山の高さと、そう変わらないことになります。
これに対して、マッキンリーの比高はおよそ5700メートル。山の麓で600メートルの高さです。
つまり比高で測ると、世界一高い山になるのがマッキンリーとなります。
さらに、その位置が問題になる。高緯度に位置し、気圧が低いので天気がよくないことが多い。北極からも近いので非常に寒冷な地域です。しかも連峰ではない独立峰だから風が強い。
これに対してヒマラヤは緯度でいうと、沖縄と同じくらいの位置の連峰。環境で差があります。
地球上で最も厳しく危険な山はマッキンリーではないかと思います。

『人は何故山に登るのか?』。幾度となく問われたこの言葉には、明快な答えがありません。
『そこに山があるから』というマロリーの有名な言葉が残っていますが、これもわかったようなわからないような。禅問答のような隘路にはまってしまいます。
本作は、この問いに対して出来るだけ誠実に応えようとしているように感じられました。結末は必ずしもハッピーとは言えないが、明るい未来を期待させる終わり方だったと思います。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3563

500P弱のボリュームですが、読み終わるのが惜しくなりました。登場人物のその後を知りたい。
ご一読をお勧めします。

自慢史観 2014年02月14日

ヤフーのサイトにいくと、真ん中に八本のメインニュースがあります。そのうち海外系の記事を読もうとクリックします。すると、当該記事の右となりに「国際ニュースランキング」なるものが出てきます。よく読まれている海外からのニュースが並んで表示されているのですが、これがなんだかなと思わせる。

今日の「ベルギー、子供の安楽死を合法化」をクリックすると右に出てくるランキングが↓

国際アクセスランキング
1 中国人観光客、言葉も通じないのに助けてくれた日本人男性への思い―中国メディア Record China 2月14日(金)6時30分
2中国人観光客が日本で体験した3つの小さな出来事 「弁当は冷めていませんか?」―中国紙 XINHUA.JP 2月14日(金)7時4分
3日本で働く中国人の疑問、「日本人はなぜ、日本人しか信じないのか?」―中国ネット XINHUA.JP 2月14日(金)5時6分
4韓国同様落ちぶれた小国だと思っていた日本が、実はとんでもない国だった―中国ネット XINHUA.JP 2月13日(木)6時36分
5中国「性の都」大規模摘発…国営TVが報道後 読売新聞 2月14日(金)8時13分

ちょっと前から、出てくるのが中国・韓国・日本に関する事柄ばかり。大半が、日本嫌いだった中国人・韓国人が初めて訪れた日本に感激するというプチ旅行記ばかり。曰く清潔、曰く親切、曰く規律正しい。そういうのに感激して、考えをあらためたとするものばかり。
最近はこれに加えて、韓国よりも日本がいいとする中国人などが登場してます。もう、なんなの?と思います。

嫌韓・嫌中記事は一定の支持があるようで、週刊誌は殆どがこれ。最近、週刊現代がこれを止める宣言をして誌面が変わりましたが、あとは殆どこれ。新聞も夕刊フジは連日韓国叩きが一面を飾っています。そんなに気になるかよ?

なんだかヒステリックになってるようでやだな。よく、日本は悪くない、もっと誇れ!と自虐史観なる視点を攻撃する人たちがいます。この場合は、それと裏返しの自慢史観でないか、ってそんなふうに思えてくる。

心配なのは女子フィギュア。浅田がヨナに負けたとなったらどんな書かれ方をするのか。
自分の生活に直接関係ない。冷静になれよ、と思う。

誤っても謝らず 2014年02月13日

すごいなあ。さすが半官半民といわれる会社だけのことはあると妙に納得してしまいます。
<引用開始>
JALがとんでもない大失態を演じた。2月9日、約50名の乗客を置き去りにしたまま離陸するという前代未聞の不手際が発生したのだ。運悪く、この便に搭乗予定だった筆者がこの時の惨状をリポートする。

問題の飛行機はJAL・759便。成田→ホーチミン行き2月9日(21時30分発)で当初は夕方 17:55発の予定だった。この時間は関東では大雪で他の複数の飛行機同様、約3時間遅れとなっていた。だが、759便は最終搭乗案内のアナウンスをせず、堂々と50数名の乗客を残して離陸してしまったのだ。

当然のように乗客から怒涛の抗議が始まった。JAL側は「申し訳ございません」と平謝りだったが、それで引き下がる客がいるはずもなく、22時から26時までJALへの抗議は殺到。JAL側の理不尽で場当たり的な対応で大混乱が続いた。

JAL「最大限のことをさせていただきます。2万円お支払いします。交通費と今日の宿代にしてください。飛行機はご自分で空席待ちをしてください。いつになるかはわかりません」

しかし、この説明もあいまいで、キャンセル待ちでとれるのが1週間後や 12日以降になるかも知れないという噂も飛び交った。また、空席待ちの予約の仕方も知らせず、多くが困惑する事態となっている。

JAL「やはり2万ではなく、4万円お支払いします。皆さんの携帯番号を教えていただけたら明日の朝 状況を説明します。7時過ぎにきてください」

この説明にまた多くの乗客は激怒した。状況説明とは何か? 乗れるか乗れないかということなのか。

「そんな不確かな状況を確認するためになんで 朝はやくここに来なければならないのか? JALの人為的ミスなのに」(置き去りにされた客)

そこで急遽、その場で予約を取り直すことになった。乗客は夜中の3時ではホテルを探すこともできず、寝袋をもらって空港の床で寝ることになり翌日7時に起床。昨日の大雪がたたり、相変わらず長蛇の列。4時間近く並んでどうにかチェックインができるという有様だった。

その後、謝罪文書を渡され、別カウンターで4万円が配られたが、そもそもこんな初歩的な人為的なミスをしなければ、こんな面倒なことを繰り返す必要はなかった。その4万円は約50人に配られたが、そんなことでは乗客の怒りは収まらなかった。現場にいた乗客の何人かに話を聞いた。

「大雪だから、このミスを百歩譲るとして、この対応の仕方はないでしょう。この事実、新聞やテレビが報じるべき大失態です」(30代男性)

「社長にも知らせるべき。納得いきません」(20代女性)

「謝罪文を一筆書いていただくだけでいいんです。乗れなかったために大きなビジネスチャンスを失いましたから。弁護士にいって話を通すには謝罪文が必要なんです」(40代男性)

「これがJALのやり方なんですかね」(20代男性)

「お乗りになれなかったお客様って伝えてたけど、そうじゃない。私たちのミスで乗っていただけなかったお客様でしょう?」(30代女性)

「こんなデタラメは隠しようがないです。今の時代、こんな失態はフェイスブックやツイッターですぐに拡散する。こんな対応でいいんですかね?」(20代男性)

その間、現場責任者はうなずきながら困惑した顔で謝るばかりだった。24時間眠らないで交代制で勤務しているという上司(ダイレクトマネージャー)に何度も電話していたが、まったくラチがあかなかった。乗客は呆れて「あんたじゃだめ。発想が違いすぎる」「ちゃんと話が伝わっていない」「もう何時間待たせているんだ。私が直接ダイレクトマネージャーと話す」などと口々に抗議。最後には数人の警察官まで現れたというほどの混乱ぶりだった。

結局 最終的にはJALが臨時カウンターを作ってその場で予約を取り直して解決。それが夜中の3時ごろだったという。

「なんでもっと早くそれやってくれなかったんだろうって思う。アホちゃうか、このJALという会社は。『乗務員が地上で待機できる時間に限りがあり、出発せざるを得なかった』と言ってたけど、だったらなぜ地上のグランドホステスにそれを伝えなかったのか。こんな連携プレーもできない会社が日本を代表する航空会社だというのが信じられない。雪で搭乗遅れた飛行機(複数あり)を同じカウンターにごっちゃにして待たせたのも問題はなかったのか」(40代男性)

乗客のこんな声が、今回のJALの乗客軽視の体質を表している。後日、このような謝罪文が届いた。添付しておく。これを読んでますます憤りがぶり返してきたのは言うまでもない。

1、乗務員の運航制限(国交省の認可を受けた飛行勤務時間)及び目的地の空港運用時間の定めに従い航空会社として出発予定時刻までにお手続きを終了せざるを得なかったこと

2、搭乗手続きを終了するにあたっては まだお手続きがお済みでないお客様に対してのお声掛けや搭乗手続き〆切のアナウンスが十分でなかったこと

以上に起因するものであり、お客様に一切非がないことを日本航空として証明いたします。
http://n-knuckles.com/case/society/news001217.html
<引用終了>
最後の説明文書も凄い。「お客様に一切非がないことを日本航空として証明いたします」だと。
謝る文化というかそんな慣習がないわけだ。これ、かっての三公社五現業でもありました。

かってJTで仕事をしたとき、印刷物にミスがあり、それを回収して新しいのを配りなおしたことがあるのだが、謝罪文を添付しますというこちらの意向を断られたことがあります。
「私たちが謝ってしまうと、それは即失態となってしまう。そんなことはできない」といわれてちょっと驚きました。単純に、経過を説明して配り直すだけでいいと念押しされました。

謝ると責任の所在が明らかになり、担当者や部門が一方的に責を負う形に処理されてしまうのだろうな。失敗や反省、学習の機会ってもともとないんだな。そんな組織じゃ、業容が伸びようはずがありません。

全日空よりはマシになったとかいろいろ言われてるけど、根本はあんまり変わってないのだな。
それにしても、こんなニュースどこの新聞もテレビもやっていなかったような。ナックルズで初めて気づくというのも妙な話です。

電通あたり通じてかん口令を敷いたのかしら。なんとも後味悪いですよね。

接見禁止 2014年02月12日

弁護士以外には誰にも会えない。家族にも会えない接見禁止状態がもう一年も続いている。一体、いつになったら犯人たる証拠が明示されるというのか。
<引用開始>
PC遠隔操作:初公判で片山被告が無罪主張「事実無根」
パソコン(PC)の遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)は12日、東京地裁(大野勝則裁判長)の初公判で「徹頭徹尾、事実無根です」と無罪を主張した。

検察側は冒頭陳述で、片山被告の職場のPCに遠隔操作ウイルスの痕跡が残されていたと指摘。「ウイルスを作成・修正したことを示す文字列が見つかり、試作プログラムそのものも保存されていた」と明かした。昨年1月にウイルスの設計図が入った記憶媒体が神奈川・江の島の猫の首輪に取り付けられた経緯については、防犯カメラの映像などを根拠に「片山被告が22分の間に取り付け、写真も撮った。何度も周囲の様子をうかがいながら作業し、撮影後はガッツポーズする特異な行動を取っていた」と述べた。

これに対し弁護側は午後の冒頭陳述で、片山被告のPCや携帯電話が遠隔操作された可能性があることや、ウイルス作成に必要なコンピューター言語を使う能力がない--などと反論する方針。弁護側は「有罪の決め手はない」として、全ての検察側証拠の採用に同意している。
http://mainichi.jp/select/news/20140212k0000e040160000c.html
<引用終了>
保釈は勿論、接見禁止措置すら解除されていない。新しい証拠が出てきたわけでもない。冒頭陳述で示した証拠を具体的に明かされているわけでもない。暗闇司法という言葉を思い出す。
検察の無謬性を護るために、利用されている気がしてなりません。事件と全く無関係の四人もの人間が誤認逮捕されている。今度も誤認だったとなればさらに検察の威信に傷がつく、そんな考えで凝り固まっているんじゃなかろうか。
沢山の冤罪事件を見ているだけにどうしてもそんな思いにかられます。防犯カメラではっきりしているというなら、それを示せばいいのに。やっちまった、と思ってるんじゃないかな。

それにしても防犯カメラって恐いです。全く無関係でも拘留される可能性が残るわけだから。
瓜田に靴をいれず、李下に冠をたださず。いつもいつもこれができるか。息苦しい感じです。

牛だけど 2014年02月11日

牛だけど鳥。際限ない値下げのチキンレースから降りたってことなのかね。
<引用開始>
なか卯から「牛丼」が消える日
なか卯が、販売終了する牛丼の代わりに発売する「牛すき丼」(10日、東京都港区で) ゼンショーホールディングス傘下で、牛丼チェーン業界4位の「なか卯」は10日、「牛丼」の販売を今月12日午前11時に終了し、それに代わる新メニューとして「牛すき丼」を発売すると発表した。

なか卯は「牛丼チェーンから、丼チェーンへの転換を図る」(広報)としている。

なか卯は牛丼を約40年間販売しており、2010年には、並盛りを290円へ値下げした。割安感もあって全注文数の3割強を占める集客メニューだったが、吉野家などライバルが280円で販売するなど、競争環境が厳しかった。

さらに、景気回復が進む中で、消費者のニーズが高価格帯に移りつつある。なか卯でも、並盛りの値段が牛丼より2倍前後高い親子丼やカツ丼の売れ行きがよくなった。

牛すき丼は、並盛り350円。牛肉のほか、すき焼きに欠かせない豆腐、長ネギなどを具材に使い、従来の牛丼より甘い味付けにした。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140210-OYT1T01129.htm?from=ylist
<引用終了>
止めることないのに。すき焼き丼のほうが手間がかかっていると思うのは素人なのか?
主に煮込んだ牛肉を飯に載せるという牛丼と、豆腐や葱が混じる牛肉を載せるすき焼き丼では明らかに前者が簡単に思えますが。

なか卯については、ぼんやりですが好感を持っていたんですよね。例のBSE問題のときに米国産牛肉に疑問を持って、独自調査した挙句に豪州産に切り替えたりした。お客目線でいいなと思ったりしました。
ただ、残念なことにここの牛丼は、刻んだ椎茸が入ってるんだよな。あれがちょっと気になっていて、殆ど食べることがなかった。茸類は嫌いではないのだが、椎茸だけは匂いが少し苦手。結果的にほとんどすき家・なか卯に入ることはなかった。

もともとは、モスバーガーの傘下でしたっけね。なか卯。モスと同じで、手間隙かけて作るという感じも好感触でした。

それにしてもゼンショーはどこに向かうつもりなんだろう?最近では千葉を中心にスーパーを展開している「新鮮市場」を傘下に加えました。
バイトに対する過重労働でも世間を賑わしているけど、味とか品質で勝負してもらいたいなと思う。

今後、なか卯に入店する可能性は絶無になるだろうが頑張ってほしい。

ソチ五輪 2014年02月10日

オリンピック、先週から始まっていますがあまり感情移入ができません。漠然と始まってしまった感じ。どうしてそう思うのか考えた結果、寒そうに見えないからという結論に達しました。

現地時間の正午で今日のソチの外気温が13℃!東京より、暖かいじゃないか。スタジアムの近くにも、スノボの会場の周りにも雪がまったくない。書き割りの中で演技しているんじゃないかって錯覚を覚えます。
ソ連時代に避暑避寒のリゾートとして発展した場所だから当たり前か。

五輪において私たちがまず目にするものは、選手でも競技でもなく、各局で誰がキャスターとして派遣されているかということ。至極どうでもいい情報だな。
競技出身者というだけで、話し方の訓練もしていない解説者の稚拙なしゃべり方にも、視聴意欲減退の要素があると思います。民放のはひどいね。

滑走 2014年02月09日

積雪25センチ。まあ、一段落したんじゃないかと思い、先ほど車を運転しようと駐車場に行ったら雪の山。
大丈夫だ大丈夫だ、と思いつつ少しずつ雪を踏みしめながら進みます。ところが、車道に出る直前の段差でツーッと滑ってしまった。これは無理。他の車が近くになくてよかった!
やっぱりチェーンもしない、スタッドレスでもないのは危険だと学びました。当たり前だけれど。

仕方なく、チリトリを家から持ってきて車の周りの雪を掻き出します。周りを見渡すとスコップってもう殆どの家には無い。この作業に小一時間ほど費やした後、濡れた靴と服を着替えて投票に行ってきました。会場はガラガラ。案の定、投票率が低いようです。
足元が悪いけど、今行かないと、足元に火がつくんじゃないか、そう思います。他の都民にも声かけしてます。

明日、凍らなければよいな。出来るだけ今日のうちに融けてほしいです。

昼呑み会 2014年02月08日

“不用な外出は控えてください” 繰り返しNHKでそんな放送している今日の天気。
そういわれると余計に出て行ってみたくなる。で、出てきました。横殴りの雪が時々吹きつけますが、思ったより気温は低くはない。雪の降る前が一番寒く、降ってしまうと気温は少し上がるのは本当。
東京でもよく降っていますが、積もる感じではないと思います。こんな陽気なのでスーパーはガラガラ。どの車もおっかなびっくり走っています。タイヤがノーマルで恐いんでしょう。

昨日は昼呑み会という催しに新宿まで行ってきました。突然のメールで「きませんか?」ときた。
三時から六時までただ、呑んで話すだけといいます。

メンバーは元の会社の人たち。近しい人で三年ぶり、なかには15年ぶりに遭う人もいて非常に懐かしかった。しかし他の出席者は私より十歳以上年上ばかり。この年代の話題はやはり病気・健康ネタに絞られてきます。

なんで昼呑み会があったかというと、メンバーの一人の快気祝いであることが徐々に分かってきました。心臓に近い動脈が狭窄を起こしており、大腿部の静脈をとって置換再建手術をやったという。胸の真ん中を正中切開し、胸骨も開いての大手術からの生還だったと聞きました。まるで医龍だ。重いテーマを軽く話すので、相づちが打ちづらいったらない。

三時間ほど楽しく呑んで食べて。七人の出席者で、お会計が@2300円ってどういうことだ。
会場は、新宿嵯峨野。http://www.shinjuku-sagano.com/ 毎日14:00から開店してます。
地上を歩く人たちをご苦労さんと見下ろして昼間からやるのは、背徳的な快感がありますね。

作家チーム 2014年02月07日

例のベートーベン問題。当人は勿論だが、仕掛ける側にも相当責任があったのだと思います。
(佐村河内守、さむらかわちのかみって読んでしまった)

需要の少ないクラシック。交響曲を作曲となれば、いろんなマーケティング上の仕掛けが必要だろうと判断した。その結果が、広島出身+被爆者+全聾という物語を用いることにしたということなんでしょう。
見事にNHKが騙された。あのNHKスペシャルの影響は甚大だったと思います。私はあのとき偶然見なかった。見ていたら感情移入してしまったかもしれない。

障害をかかえる身で作り出した創作物となれば、どうしても割り引いて評価してしまいます。かって大江光のときがそうでした。作るにあたっては並々ならぬ苦労があったのだろうと勝手に忖度してしまう。たいした曲ではないけれど。

このベートーベン氏を初めて知ったときの興味は「曲想をどうやってスコアに書いているのだろう?」ということでした。聾者で、譜面が読めないということだったので、周囲に協力者がいなければ曲は出来ない。曲想を他者に伝え、それを採譜し、アレンジし、オーケストレーションする。それぞれに違う人がやる場合だって少なくない。どうやっていたのだろうと素朴に思ってました。

今回、協力者が名乗り出たことでその制作のあらましを知ることは出来ました。早い段階から新垣さんという作曲家とコンビでやってます、作家チームを組んでますと言っておけばこんなことにもならなかったろうに。デビット=バカラック、レノン=マッカトニー、ゴフィン=キングみたいに。

報道を見れば、聾者であったことも虚偽である可能性があるともいう。はじめから詐欺だとすれば、そんな考えなど浮かびもしないか。残念です。障害者にまた要らざる偏見が増されやしないかと心配です。

おいこらの復活 2014年02月06日

教育再生とか声高に言う人を訝しく思うようになって長いです。
「人を自分の思い通りに動かしたい」という夢想を抱くやつにろくなのはいない。
稚拙な理屈と表現しか出来ないから、人が動かないのに教育のせいにする。
「おい」「こら」で立場の弱い者を支配したくてしょうがないのだな。
<引用開始>
教育委員会制度改革:教育長と委員長統合 トップ常勤、教委機能強化--自公検討
自民、公明両党は5日、自治体の教育委員会制度改革を巡り、教委を教育行政の決定権がある最終責任者(執行機関)のまま残す一方、教育委員長と教育長のポストを統合して機能を強化する案の検討に入った。中央教育審議会が首長を執行機関とし、教委を付属機関に格下げするよう答申したのに対し、新たな案は統合する教委トップを常勤とし、いじめ問題などに緊急対応できる体制整備を図るもので、首長に教委トップの任免権を与える方向で調整する。
 政府・与党は今国会で改革のための法改正を目指しており、近く始まる与党ワーキングチームで案を示す方向だ。教委改革を検討する自民党の小委員会(渡海紀三朗委員長)と公明党の双方に、この案を推す声が広がっている。

案のベースは、中教審の議論の過程で中核市教育長会(木村孝雄会長)が示した改革案だ。今の教育委員長と教育長を統合し、常勤の特別職「代表責任者(仮称)」を新設。教育委員が非常勤で緊急時の対応が遅れがちだった教委の決定事項を、迅速に教育行政に反映させる内容だ。

中教審は昨年末の答申で首長に最終決定権を移し、教委を「特別な付属機関」に格下げするA案を結論とする一方、反対意見に配慮し、教委を執行機関として残し、教育長を事務執行の責任者とするB案も付記した。だが、A案には自公両党に「首長によって教育行政がころころ変われば政治的中立性が保てない」と慎重論が根強く、B案には公明党が「教委の権限が弱まる」との懸念を指摘。折衷案として「機動的な教委トップ」構想が浮上した。

さらに中核市教育長会は新たな教委トップの任免権を首長に与え、責任を明確化するよう要請した。自民党文教族幹部は「下村博文文科相が求める首長の関与も担保され、皆が合意できる案だ」と賛同。公明党の石井啓一政調会長も5日の記者会見で「首長の関与は強めた方がいい」と述べた。ただ、公明党内には教委の政治的中立性が担保できるか、という懸念も残っている。

現行の教委制度は、首長が議会の同意を得て任命する教育委員(非常勤)が、互選で委員長を選出。事務執行を行う教育長(常勤)も委員から選ぶが、首長はあらかじめ「教育長候補」を想定して委員を人選している。

このため自民党内には「首長は既に教委に一定の影響力を持っており、教育委員長と教育長を統合したトップを首長が任命しても、中立性は損なわれない」との声がある。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140206ddm001010197000c.html
<引用終了>
いじめ問題対策などと言ってるが、大津の中学校の事件は事務局が動かなかったのが問題になっている。委員長と教育長が分かれているからではない。

いじめ問題の解決などどうでもよくて、トップダウンで権力を振るえる立場を創設したいというだけ。「いじめられる本人にも問題がある」と内心では確信しているに違いありません。

維新の会など何かといえば「民意を反映させろ」と言う。ならば何故、教育委員会を公選制にしないのか?もともと公選制であったのに、事務・業務との一体性を持たせるためという理由で首長からの任命制にして久しい。
私が中学校の頃には、中野区で一時的に「教育委員の準公選制」が採りあげられたこともあったが、抑え付けられて普及しなかった。俵萌子とか中心で運動していた。

子供の頃からうまく躾け、従順で上に反発しない人間を作りたいのだろう。
「期待される人間像」なんて言葉をふと思い出す。これも中教審だった。
「小人閑居して不善を為す」。中教審はこの典型で昔からろくなことをしない。

三代目の定説 2014.2.5

札付きではあったが、ここまで言われるとご立派の一言。立派ではなく、ご立派。
<引用開始>
NHK経営委員:新聞社拳銃自殺事件を礼賛
1993年に抗議先の朝日新聞社で拳銃自殺した右翼団体元幹部について、NHK経営委員の長谷川三千子埼玉大学名誉教授(67)が昨年10月、この自殺を礼賛する追悼文を発表していたことが分かった。メディアへの暴力による圧力には全く触れず、刑事事件の当事者を擁護したと読める内容で、NHK経営委員の資質を問う声が出ている。

自殺した元幹部は新右翼「大悲会」の野村秋介・元会長(当時58歳)。警視庁公安部などが銃刀法違反容疑で同氏の自宅などを家宅捜索した。長谷川氏は元幹部の没後20年を機に発行された追悼文集に「人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである」と礼賛。野村氏の行為によって「わが国の今上陛下は(『人間宣言』が何と言はうと、日本国憲法が何と言はうと)ふたたび現御神(あきつみかみ)となられたのである」と憲法が定める象徴天皇制を否定するような記載をしていた。

また、朝日新聞について「彼らほど、人の死を受け取る資格に欠けた人々はゐない」と不信感をつづっている。

追悼文は昨年10月18日に東京都内の会合で参列者に配布された。政府は同25日、衆参両院に長谷川氏ら4人をNHK経営委員会委員とする同意人事案を提示、11月8日に正式同意されている。

長谷川氏は毎日新聞の取材に「非常勤のNHK経営委員には自らの思想信条を表現する自由が認められている。自らの仕事として精神思想史の研究を行ったり、民族主義者の追悼文を書いたりすることは、経営委員としての資格とはまったく無関係のこと。経営委員には番組作りに関与する権限はなく、追悼文を書いたからといって意図的な特集番組を放送することはありえない。経営委員は常にルールに従って行動している」としている。
http://mainichi.jp/select/news/20140205k0000m040180000c.html
<引用終了>
これを、当事者の朝日ではなく、毎日新聞が報じているのがミソですね。
朝日はどうするんだ?ここまでのことを言われて、社屋で拳銃発射までされて当時の社長が監禁された。西宮支局襲撃という十字架も背負っているのに何故反論してこないのか。

野村秋介は、被疑者のまま死亡しているから今でも「氏」がつけられない。
あのとき、息子や仲間と一緒に朝日新聞に出向いたのだった。息子の目の前で「お母さんを頼む」と言い残し、拳銃で自殺したと記憶しています。
筋金入りの右翼ではあるが、新左翼とも親しかった。最初に入った会社の先輩社員で高校生全共闘をやっていた人がいました。彼が「野村さんは職業右翼とは違うぞ」と口にしていたことを思い出す。知り合いだったらしい。集会にもよく来ていたと聞く。「他の右翼の奴らと大違いだ」。20年以上も服役していたのだから当然、性根が違うでしょう。

「神にその身を捧げた」などと長谷川三千子は礼賛しているけれど、野村はさぞ迷惑に思っているのではないか。何の運動もせず、体を張ることもなく、常に安全地帯から冷笑しているようなそんな輩をもっとも嫌っていただろうから。

長谷川三千子は、野上弥生子の孫なんですね。あの大作家の孫にしてこれか。
初代が起こし二代目が伸ばし三代目で潰す。よく謂われる戯言を見事に体言してます。

大体、わざわざ旧仮名遣いで文章書くやつって嫌味です。丸谷才一かよ。
戦後生まれのくせに勿体つけてね。

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